知事定例記者会見(平成18年11月15日)

知事定例記者会見

・日時/平成18年11月15日(水) 17:41~17:47
・場所/議会知事室前
・記者数/19名(テレビカメラ2台)

会見項目

  

知事からの話題

1 決算特別委員会知事総括質疑について
2 「しれとこ教室」の開催について

 

記者からの質問

1 タウンミーティングについて
2 浦河町 あえるの湯 問題について
3 民主党知事選候補について

知事からの話題

 

決算特別委員会知事総括質疑について

それでは、私から二つお話しいたします。
 一つは、今日、決算特別委員会の知事総括質疑が終わりました。
 ちょっと長かったかなあと思ってはおりますが、道政史上初の赤字決算となった道の財政運営について、いろんな議論がございました。公営企業のあり方などいつものことではございますが、大変勉強になった質疑でした。改めて、道財政の厳しい中で行財政改革を一層強力に進めていかなければならないという思いを強く持ったところであります。

 

「しれとこ教室」の開催について

それから、もう一つでありますが「しれとこ教室」の開催についてであります。 
 7月の会見の際だったと思いますが、皆様方にお伝えしたとおり、次世代を担う子どもたちに対して、知床世界自然遺産という題材を通じて、環境を保全することが重要だということを理解をしていただくための赤レンガ・チャレンジ事業として、札幌市内の小学校で「しれとこ教室」を開催してきております。これまで9校で開催してきましたが、来週の月曜日20日に私自身も講師役となって、東区の美香保小学校にお邪魔して、授業をしたいと思っております。今から楽しみにしているところでございます。私から環境保全などについて説明すると同時に、子どもたちがどういう反応をするかということをとても楽しみにしているところでございます。

記者からの質問

(HTB)
 いわゆる内閣府のタウンミーティング問題についてですが、道内で開催された分について、国からの依頼などはどのようになっていたのか。また、謝礼金の支払などについてお伺いします。

(知事)
 今日の決特でも議論になったわけでありますけれども、道内では、13年度からこれまで9件のタウンミーティングが開催されております。そういった中で今年度に入って行われました3回分について、国から発言候補者について依頼がございまして、道においてそれぞれ1名づつ推薦をさせていただいたところでございます。
 ただ、参加をして発言をしてくださいということでありまして、今、教育問題などで言われております発言内容を提示するような、いわゆるやらせは無かったというふうに理解をしております。
 それから謝金ですか。これは、それがあったのかを含めて、全く事実を承知しておりません。
 国において、タウンミーティング全体について調査をすると言っておられますので、そういった中で事実が明らかになってくるかなと思っております。

(北海道新聞)
 浦河町のAERUの問題ですが、町の方が業者に返還請求を起こすということだったのですけれども、補助金を出している立場で道としてどうするのかということをお伺いしたいのですが。

(知事)
 今後の推移を見守っていくということでありますが、当然、然るべき判断があれば、私どもとして補助金を返還していただくという要求はしていかなければならないと、このように思っております。

(STV
 次期の知事選についてなのですが、民主党候補で荒井代議士の名前が上がってきているのですが、これについてどのようにお考えですか。

(知事)
 それぞれ来年の知事選に向けて、いろんな方々が立候補に向けて準備をしておられるでしょうから、そういったことの一貫かなと思いますけれども。


 

 

 


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