知事定例記者会見(平成18年4月6日)

知事定例記者会見

・日時/平成18年4月6日(木) 19:01~19:10
・場所/道議会3階 議会記者室
・記者数/23名(その他テレビカメラ等2台)

会見項目

  

知事からの話題

1 新任部長職の紹介について
2 新年度の抱負について
3 まちかど対話の実施について

記者からの質問

1   道州制について
2 開発局のスリム化について
3 来年の知事選について

知事からの話題

 

新任部長職の紹介について

 遅い時間になって申し訳ございません。18年度の定期人事異動を4月1日付けで発令いたしまして、新体制スタートさせたところでございます。会見に先立ちまして、私の方から新しい部長職を紹介させていただきます。<br>
 まず、知事政策部長の高原陽二さんです。それから企画振興部長の太田博さんです。環境生活部長の佐藤俊夫さんです。保健福祉部長の石川久紀さんです。経済部長の髙橋教一さんです。農政部長の西山泰正さんです。副出納長兼ねて出納局長の新田彰さんです。総務部職員監の藤原貴幸さんです。農政部参事監の稲垣利彰さんです。以上、今回の人事異動で新しい部長になった人たちを紹介いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。

新年度の抱負について

 それからあと二つ私からお話しさせていただきます。一つは、今日は、新年度に入って初めての記者会見でございます。今年度も毎週1回を基本に、また、何か案件があれば節目節目に私から道政の様々な情報などを皆様方のご要望に応じる形で伝えてまいりたいとこのように思っております。記者の皆様方、これからもよろしくお願いをいたします。 
 特に、ここ毎週東京に行っておりまして、そういった私の出張に合わせてご一緒いただく方も多くおられるようでありまして、心からありがとうと、ご苦労様と申し上げたいと思います。そして4日から本日まで、臨時道議会が開かれました。道州制特区推進法案をめぐる国の状況、あるいはそれに対する私どもの見解についてご報告し、ご議論をいただいたところでございます。
 道州制特区につきましては、地方分権の観点から進めるということでございまして、今までも我々の考え方を国に主張してまいりましたが、これからもしっかりと国に対して主張すると同時に、道民の皆様方にもビジョンの説明会など様々な機会を通じて、わかりやすくお伝えをし、議論をさらに深めてまいりたいとこのように思っているところでございます。
 18年度がスタートして、もう1週間になりますが、23日には私の知事就任4年目を迎えます。その時にまたご要望があれば、会見でいろいろ感想などをお話を申し上げたいと思います。これまでの3年間の道庁の取り組み、あるいは道民の方々の頑張りによって、少しずつ改革の「活性化の芽」というようなものも出てきたのではないかというのは、道議会での答弁などを通じて常に申し上げてるところでございます。そういったものを踏まえまして、今年度は、私が道民の皆様方にお約束を申し上げた公約の総仕上げを図る重要な年であると、このように考えているところでございます。
 今年度は三つの改革、そして三つの挑戦ということを言っております。このことを中心に頑張ってまいりたいと思いますので、新たな北海道づくり、道庁の総力を挙げての推進に皆様方のご理解とご協力をいただければということでございます。よろしくお願いいたします。

まちかど対話の実施について

 それからもう一つの話題はまちかど対話の実施についてでございます。今年度第1回目の「まちかど対話」を、4月13日から14日の2日間、渡島支庁管内の長万部町、八雲町、森町、七飯町、鹿部町で実施をいたします。 長万部町では、この春、大学生活をスタートさせた東京理科大学の1年生の方々に、北海道の魅力と未来への展望についてお話をさせていただきたいと思います。八雲町では、地産地消と食育を実践しているNPOの方々と手作りチーズ体験や懇談をしたいと思っています。森町では、環境と食の安全に配慮した経営を行う食品加工場の視察と、「活力ある渡島の創造に向けて」をテーマにタウンミーティングを実施したいと考えています。鹿部町では、道外からの移住者の方々との懇談。七飯町では、養護老人ホームの訪問、こういったことを予定をしております。私からは以上でございます。

記者からの質問

(NHK)
 先程も、道州制の関係で、これからも国に対して提唱していくということでしたが、期限もわずかというところまで来ておりますが、これからも上京されて、直接、訴えていくということでよろしいですか。

(知事)
 できる限りあらゆる機会をとらえて、いろんな活動をやっていきたいと思います。来週は北方領土問題の要請で上京する機会もありますし、週内も含めて機会があれば、行って調整できれば、行きたいとこのように思っています。

(北海道新聞)
 今日、小泉総理がですね、自民党の衛藤征士郎行政改革推進本部長に対して、開発局の職員の純減について、2ないし3割は必ず純減するようにという話をされたそうなんですけれども、知事も、道州制特区に関連して開発局のスリム化というお話しされていると思うんですが、今日のこの総理の発言に対して、どのようなご感想をもたれるでしょうか。

(知事)
 すいません、ちょっとその詳細はお伺いしてないので、今、初めてお伺いしたのですが、「職員数適正化計画」と私ども言っておりますけれども、やはり私ども地方においてもスリム化をやっておりますので、国においても当然、そういった意味での改革、必要性は、その通りだと思っております。ただ、北海道開発について申し上げれば、あまりに急激な縮小が行われた場合に、道民生活に影響が出るようなことになるとすれば、そこはやはり私どもとしても、懸念を示すことになるかもしれませんが、まずはどういうご発言をしているのか、急激に来年やる、とかいうことではないと思います。我々も10年計画でやっているわけですから。そこの詳細を確認した上で、必要なことであれば、また、申し入れ等も考えていこうか、ということであります。

(読売新聞)
 23日で4年目を迎えられるということなんですけれども、来年の知事選について何かご決断をされているようなことがあれば教えていただきたいなと思います。

(知事)
 はい、全くありません。このことは、よくご質問を受けますが、私自身、今日こうやって新部長さんにも同席してもらってますけれども、新たな体制のもと、予算もやっとご採決いただいたところでございます。今年度、様々な、やらなければならない課題が、山積しておりますので、そういったことを一つ一つこなしていかなければならないと思っておりますので、その先のことまで、まだ、ちょっと考えは及んでいない。これが、私の率直な現在の心境です。

 

 


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