定例記者会見(平成16年7月21日)

知事定例記者会見

・日時/平成16年7月21日(水) 14:32~15:00
・場所/ 記者会見室
・記者数/29名(その他テレビカメラ等2台)

会見項目

  

知事からの話題

1 「サマージャンボ宝くじ」について
2 「まちかど対話212」(空知支庁)について

記者からの質問

1   ドラム缶の不法投棄事案について
2 洪水ハザードマップについて
3 道州制について(1)
4 道州制について(2)
5 新千歳空港周辺住民との懇談について
6 観光施設の格付けについて
7 中央要請について
8 選挙違反事件について
9 サマージャンボ宝くじについて

知事からの話題

 

「サマージャンボ宝くじ」について

  それでは、私から二つ申し上げます。
  一つ目は、サマージャンボ宝くじのPRです。宝くじの収益金は市町村財政、あるいは道財政にもいろいろと役だっておりますが、このサマージャンボ宝くじは、市町村財政に大いに貢献しているものです。この収益金は、財団法人北海道市町村振興協会において基金として積み立てをされておりまして、その基金については、地方債資金として活用されるほか、市町村の共同利用施設等の建設事業などにも充当されているものです。7月12日から7月30日まで発売されますので、是非、ピーアルしていただきたいと思います。私も買います。

「まちかど対話212」(空知支庁)について

   二つ目は、既に配付資料で申し上げたところですが、まちかど対話で、空知支庁管内の北空知地域へ、来週の火曜日、水曜日と行って参ります。深川市、秩父別町、沼田町、幌加内町を訪問させていただきます。いろいろありますが、中でも幌加内町でそば打ちを体験させていただくことを楽しみにしております。北空知の市町村長の皆様方と北空知農業についても議論したいと思っております。
 私からは以上です。

記者からの質問

(毎日新聞)
   今回の京極町で見つかった硫酸ピッチと見られるドラム缶ですが、今回、道として確認している範囲でドラム缶の本数とその状態について、まず、道として把握している範囲でお願いできますか。

(知事)
  本数と・・・

(毎日新聞)
  その状態です。ドラム缶の状態です。

(知事)
  詳細情報ですね。本数は誰か分かりますか。

(環境生活部担当者)
  本数につきましては、現在、道警察で捜査を進めておりまして、詳しい本数等は、現在も掘削をしておりまして、まだ発表されておりませんが、聞いている範ちゅうでは百数十本ということを聞いております。

(知事)
  詳細については今調査中であり、道警察自身は、まだ硫酸ピッチと確認はしていないという状況ではございますが、私としては、ふきだし公園は、以前に参ったことがありまして、私も噴き出しているわき水を飲んだこともあります。今回の現場は、とてもおいしい天然の水があれだけあるところの近くです。そういうところに不法投棄されたということは、それも道外から持ち込まれたと(思われる)いうことは、すごい強い怒りといいますか、本当にけしからんことだと思っております。
  詳細は、昨日、環境生活部長を派遣して現場を見て来てもらい、その報告も受けておりますけれども、今後さらに状況が明らかになってくると思います。いろいろなことがあるわけですけれども、まずはふきだし公園の近くですので、風評被害、水自身が大丈夫かと全道から、あるいはまた道外からも水を汲みに来て、飲んでおられますので、そのことについて、16日までにまず安全は確認いたしておりますし、また近くを流れる尻別川についても確認済みでございます。
  今後も、道と京極町が実施している毎日の水質検査を当面の間、続けて実施をして、水の安全性というものを私どもが責任を持って、消費者、利用者の方々に公表していこうと考えているところです。
  今後につきましては、まず状態によって、浦河町などでも業者が逮捕されるなど事後処理も進んでおりますが、京極町のものについても、もちろん持ってきた人に撤去してもらうのは、これは当たり前のことですが、そういったことに向けての動きも重要になってまいります。また、私どもとしては、道外から持ち込まれている、これまでの浦河町、美深町の件にしても、今回の件もそのように思われるということで、これはドラム缶に入れて船で来ていると思われますので、水際でチェックできるように、運送関係事業者の方々への周知徹底、あるいは苫小牧、室蘭等の港における水際作戦というものを地元と連携しながら是非やっていきたいと思っております。

(毎日新聞)
  もう一点、別な話なのですが、新潟県や福井県などで、かなり大雨による被害が、道でも昨年ありましたが、現在、洪水ハザードマップに関しての道の取り組み状況について伺えればと思うのですが。

(知事)
  先週、全国知事会がありまして、その時点では、まだ新潟県と福島県ということで、新潟県は副知事さん、福島県は知事さんに、とてもこういったときには大変だと、私どもも昨年大変な目にあったわけですけれども、そのようなことでお見舞い申し上げたところです。また、各県間の規定がありまして、結果として、今のところ新潟県と福井県に私どもからの災害見舞金を差し上げる手だてをしているところでございます。
  そういった中でいろいろな教訓がありまして、今おっしゃられた洪水ハザードマップ、これは御社の記事にもございましたとおり、確かに全国で多くの市町村が対応していない中で、北海道でも62もの市町村が対応していないという状況でございます。このハザードマップの作成が急がれるということについては、昨年の大災害の後も、ハード整備に向けて若干の予算計上などもし、道独自としてもやらなければならないという意識のもとで取り組んでいるわけですが、水防法に基づく浸水想定区域図、これを1級河川であれば国、2級河川であれば道が原則として作って、これを基礎データとして、市町村がハザードマップを作っていただくという流れなのですが、私も今回の新潟、福井等のケースの直後に、建設部に確認したところ、ベースとなる浸水想定区域図が、道の場合には新川(札幌市)以外にはまだ作成途上であると。今年度中に余市川とオホーツク海側にある無加川(北見市)について策定、完成予定ですけれども、なんといっても、まだ1500以上カバーをしていかなければならない河川があって、平成13年度から作業を始めているという河川課の話ではありましたが、こういった状況の中で、たとえば数カ月の間に、すべての、私どもの責務である浸水想定区域図を完成するというのは現実的に不可能であります。そういう状況の中で、道と市町村が共同で、住民の方々の避難誘導などについて、どういうことができるかということについて、共同作業を取り組むように建設部に指示を出したところです。
  それからもうひとつは、これはご質問にはなかったのですが、今回のもう一つの大きな教訓は、高齢の方々、特に寝たきりの方々が多く犠牲になられたという本当に痛ましい状況がありました。北海道もご多分に漏れず高齢化が進んでおりまして、昨年(の災害で)は、たまたま幸いなことにそういった形での犠牲の方々はおられなかったわけですが、新潟等における状況を踏まえて、改めて、これは国で委嘱しておられる民生委員の方々が全道に1万人くらいおられます。それから、14支庁ごとに保健福祉事務所もありますので、そういったところと管内の市町村に指導、助言などをして、問題意識を共有しながら、こういうお一人住まいのお年寄りの方々に対してどういったケアをするのか、各支庁ごとに議論するように保健福祉部に指示をしたところです。
  いずれにいたしましても、昨年の私ども自身の経験もありますし、今年のこの2件、3件にわたる大きな災害を、私どもとして反省すべきことはできる限り反省を早くして、対応を措置したいと考えているところです。

(uhb)
  先日、自民党の開発委員会で道州制の素案の発表されたとお聞きしたんですが、その時に出たご意見と、今後のスケジュールを教えていただきたかったんですが。

(知事)
  意見はいろいろ出ました。直後に、企画振興部長からブリーフィングをしたと思いますので詳細は省略いたしますが、私どもの議論に対して、例えば、国の出先の統合について、どうして取捨選択が入っているのか、もっと統合すべき対象の範囲を拡げた方がいいのではないかというご意見もありました。また、道内権限移譲を考える中で、支庁を廃止すべきということをおっしゃる国会議員の方もおられましたし、いろいろご意見がございました。そういった中で、政府側では、内閣府で竹中大臣の下で本件窓口としてご担当いただいております、大田政策統括官、政策統括官といいましても分かりにくいのですが、普通の本省でいいますと、局長級の方ですが、出席をしておられて、道から建設的な提案をいただいております。ただ、道内分権のところについては、もう少し具体論を是非入れていただきたいという話がありました。北海道局長からは、ともにこの問題について議論をしていきたいというお話があったかと理解をしています。そんないろんな意見が出て、私どもとしての考え方もご説明をし、今後のスケジュールにつきましては、道議会との議論、あるいは市町村の市長会、町村会からご推薦を賜った方々でなる「自治のかたち円卓会議」も7月末に開催をし、それから道州制のセミナー、これはその前に全て開くのは無理なんですが、何回か開催して、道民の方々からのご意見もお伺いをしながら、また、昨日経済界の方々から非公式にいろんな形でご意見もお伺いしました。そういったご意見を集約して、8月初めくらいに私どもとしての考え方を取りまとめて、内閣府に再提案をしたいと考えています。ただ、道内分権については、「自治のかたち円卓会議」の際にも、私、あるいは事務方からも申し上げたとおり、もう既に私どもは市町村への権限移譲というのは計画に基づいて進めてはいるんですが、さらなる権限移譲を進めるためには、やはり腹を割ってきちっと市町村の方々とさらなる議論が必要なので、これにはやはり基本方針を出すのに今年度いっぱいはかかるだろうということの前提の中で、この8月早々までに、大田統括官の言っておられた具体的な例示というものをどこまで盛り込めるかについて、今、議論をしているところです。

(苫小牧民報)
  明日、知事は新千歳空港周辺の視察と懇談会をやると聞いていますが、例の苫小牧の住民の方から去年の第2ターミナルビル建設の問題で白紙撤回というような強硬な意見も出ているようですが、明日はどのような話をされて、どのように住民に理解を求めていかれるのか、もし考えがあれば聞かせてください。

(知事)
  24時間運航が開始されて今年で10年。それから、今お話のあったこととの関係における新千歳空港の滑走路延長の問題を含めて、新千歳空港の国際拠点空港化の取り組み、現に景気も少し良くなったこともあって、ケアンズ便についてめどがついてまいりましたし、今後は私どもとしてはヨーロッパなり米国便というものも視野に入れていろいろな活動をしてまいりたいと思っています。そのような国際拠点空港化という取り組みの中で、やはりこの新千歳空港に対しては、私ども大きく期待しているわけでして、この事業を進めていくためには、新千歳空港周辺地域の住民の皆様方のご理解、ご協力が何よりも重要と考えているところです。去年、白紙撤回のご通知を受けた状況の後に、私どもとしてやはりその誠実に対応をしてまいりたいという思いの中で、今回は懇談会を私どもから提案をさせていただいたところです。当日は私ども、それから各町内会の代表の方々、それから苫小牧市長さんも来られるとお伺いしています。そういった中で、私からは、先ほど申しました意味における、今後の新千歳空港への期待であるとか、昨年来の地域住民の皆様方との関係等々、いろんな項目について私の思いをご説明をし、そして住民の皆様方から率直なご意見をいただきながら、今後とも協議を続けさせていただきたいと考えております。

(北海道新聞)
  先週の登別での記者会見の中で、観光施設の格付けの話をされたと思いますが、その後の状況と、そのことも含めて観光への意気込み、観光業の振興についてのお考えをお願いします。

(知事)
  先週は月曜日(12日)に、登別で記者会見をさせていただいて、(観光施設の格付けについて)申し上げて、早速、経済部に指示しております。まだその検討状況について、経済部から説明を受けておりませんが、経済部のほうで、まず、やるか、やらないかの前に、そうした格付けをするとした場合にどのような仕組みで、どのように客観的な審査体制を作るのがいいのかなど、いろんな観点から検討を進めてもらっております。できる限り検討結果をまとめて、皆様方にもご説明できればと思っております。
  そうしたことも含めて、観光振興への意気込みですが、これは古くは知事公約のときから申し上げておりますとおり、農業や観光というのは、北海道の基幹産業であり、かつ観光産業というのは極めて裾野の広い産業分野です。そしてまた観光というのは、農業をはじめ、林業、水産業などいろんな分野と連携をしやすい分野でもありますので、私としては、この北海道の幅広い観光資源をベースにそれぞれの地域が競争をしながらも、連携しつつ、それぞれの地域の特徴を生かして、観光振興をやっていただきたいという思いで、多様な政策を展開しているところです。その一つがやはり花観光です。花というのは地域それぞれですよね。今月の花というのを決めまして、7月は「ラベンダー」と「じゃがいもの花」ですが、先月、南空知に参りましたときも「じゃがいもの花」が、そこここにとてもきれいに咲いておりましたし、先日は、中富良野の方々から「ラベンダー」をちょうだいしましたし、それからちょっと前の季節になりますが、滝上町など「DOいなか博」をやっておられる地域では「芝桜」が有名ですし、8月になると北竜町などで「ひまわり」もあります。一言で花と言っても、北海道は本当に多様な花があるわけですが、それら全体として、花観光を振興したいというのが一つの柱です。それから先週胆振でも申し上げましたが、体験型観光。この体験型というのも多様ですね、カヌーもあるし、乗馬をするところもあるし、洞爺湖周辺では噴火跡を歩いて体験することもできますし、いろいろな体験型観光があって、我々は、それらをサポートしなくてはならないということで「アウトドア資格制度」と、安全を守るための仕組みもやっております。まだまだ足りないかもしれませんが、いずれにしても、観光というものを本道の基幹産業として位置付けて、いま海外からの観光客が急増してますが、道外からの日本人観光客をもっと誘致すべしということが、先週の西胆振での首長の皆様の総意であったと思います。そんなことを含めて、市町村の皆様、道民の皆様から知恵をいただきながら、私どもしっかりやってまいりたいと考えております。

(北海道新聞)
  国の概算要求がまもなく出されるということで、地方から、北海道からも議員さん方が陳情に行っておられると思いますが、知事ご自身が今回行かれなかったんですが、これは何か理由があるんでしょうか。

(知事)
  先ほど申しましたとおり、先週1週間、札幌をずっと空けて、各地を回った中で、水曜日に自民党の北海道開発委員会、それに先駆けて代議士会でも、私どもから来年度の概算要求に向けての考え方をご説明し、いろんなご意見をちょうだいして、特に建設業について、いろいろと国と連携してやったほうがいいというようなご意見もいただきました。そんなことで先週、私自身は対応させていただきました。今週は、道内でいろんなイベントもあるので、副知事、部長と道議会の先生方に対応をお願いしたということです。

(時事通信)
  道州制の素案について、あらためて伺いたいんですが、知事は以前の記者会見で、まとめる素案については、まず国の出先機関などからの権限移譲などを通じて、人数をどの程度減らせるかとか、また2、3年と言ったかはっきりしませんが、権限移譲を前倒しすることによって、国のスリム化にもつながるんじゃないかなど発言されてましたが、今回の素案で人数など具体的にそこらへんが触れられなかったことについての認識を、事務作業の進み具合のこともあると思いますが、教えてください。
  また、国に設けてもらいたい推進組織のあり方についてなんですが、選挙中、竹中大臣がおっしゃられた「自分が委員長になって」という話と、今回の素案の中に盛り込まれていた首相をトップにしたものをという、道の側と政府の側と、あるいは人によっていろいろと意見があると思いますが、あらためて知事の考えをいただければ。

(知事)
  究極的な組織統合に向けて、そこの延長線上にある一歩一歩の成果を道民の皆様に、あるいは国民の皆様も「道州制ってどうなの?」って関心を持っておられると思いますので、国民の皆様に成果をお示ししていくためには、ここ1、2年、たぶん私1、2年って言ったと思うんですけど、目に見えた形での権限移譲をしていく必要があるということで、その提案をしました。それから、共同連携事業と言ってますが、社会資本分野、地域経済政策、雇用政策、農業政策、そういった分野ごとにそれぞれの司、司の国の支分部局と私どもで、共同の検討、意見を交換をする場を設けて、連携事業をやっていくということの提案を今回の素案に盛り込んだところです。それで確かに(国の出先機関の)人数を減らすということについて、以前の記者会見で、私はそういうこともあり得るかなと申し上げた記憶はございます。ただ、いろいろと詳細に考えてみますと、国の組織をどういう形でスリム化するのかということは、やはり北海道知事高橋が考えることではなくて、国の支分部局のトップである総理、あるいは内閣府自らがお考えになることだと考えます。国はすでに25%人員削減すると、独立行政法人化する部分も含めて25%カットということを言っておられるので、その範囲内で国土交通省がどうされるのか、経済産業省がどうされるのかというところまで、我々が提案するようなことでもないのかなということで、人数目標は掲げておりません。ただ、先ほどの質問でもありましたが、先週の自民党開発委員会の意見でも権限移譲だけで、金目で損したらだめだろうと、ちゃんと財源のことも、ことあるごとにいわにゃならんと、中川義雄参議を中心におっしゃっておられました。それに対して私お答えしたんですが、今回提案した権限移譲で、それぞれの権限に絡まっている国の予算がどのくらいかという部分を推計の部分もありますが、いま担当部署で精査してますので、そういうことも含めてトータルでの提案をしていきませんと、確かに仕事は来たわ、財源は来ないわでは、私どもとしても仕事を十分に全うできません。そういったことについていま作業をし、最終的な提案の中では、附帯資料のような形になるかもしれませんが、整理していかなくてはならないと思っております。
  国の推進組織についてですが、確かに竹中大臣が、選挙でこちらに来られた際に「私が委員長になって、知事にも入ってもらって、私が仕切ってしっかりやります」というようなことをおっしゃられたと記憶しております。それはそれで竹中大臣、政治家竹中さんのたぶん個人的なお考えだと思います。私どもとしてはずっと前から、やはりこの問題というのは国と道が対等の立場で意見を出し合って高めていく内容のものだろうと思ってまして、その意味では、国の各出先、あるいは国全体の政府のトップである総理に入っていただいて本部長になっていただくというのが、とても自然な提案だと私どもは思っておりまして、ここの考え方は数ヵ月といいますか、今年に入ってから変わっておりません。10年前なら、こういう提案をし、これを受けてくれると、すりあわせも水面下でして、しゃんしゃんでどちらも顔をつぶさずにやるというのが、(昔の)やり方だったかもしれませんが、今はみんなの前で、オープンで議論するという時代ですから、私どもとしては、私どもの思いを提案の中に書かせていただきました。それをを受けて国サイドがどういうふうにされるかは、今度は、国サイドの状況を見守ってまいりたいと考えております。

(HTB)
  このところ選挙違反事件が相次いでおりまして、現職町長が逮捕されるといった事態になっていますが、一連の選挙違反事件が相次いでいるということに関して、知事はどのようなご感想を持っていらっしゃるかお伺いします。

(知事)
  南茅部町の飯田町長とは、少し前に、道南の新函館市の提案書を頂くのにお会いした直後だったのでびっくりしましたが、やはりルールとしてある公職選挙法に違反することをされたというのは批判されるべきことであり、私ども公務員としてすべきことではないことをされたので、飯田町長、それから月形町の総務課長さんですか、あってはならないことをやってはいけない。当然のことと思ったところです。
  一部で、南茅部町長さんの場合には、これが合併にどう影響がでるかということを懸念する向きもあると思いますが、私は、(影響は)ないと思います。一歩一歩手順を踏んでやっておられますので、今度は、私どもがボールをいただいて道議会での議論になるわけですが、この合併の問題については、大きな影響はないのではないかと思っておりますが、いずれにしても、あってはならないことをされたということは、反省をしていただかなければならないと思います。

(HTB)
  冒頭でお話がありましたサマージャンボ宝くじを、知事も買うということですが、当たったら何に使いますか。

(知事)
  私は宝くじは前からよく買うんですが、一度として当たったことがないんです。常に主催者の方に供出していますので、あまり考えたこともなかったんですが、政治家だから寄付をしてはいけないんですね。これから考えます。可能性は0.1%もないような気がします。私はくじ運が悪いんです。

(HTB)
  逆に市町村財政に貢献しているんですね。

(知事)
  そうですね。 

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。

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