定例記者会見(平成16年4月2日)

知事定例記者会見

・日時/平成16年4月2日(金) 15:00~15:40
・場所/記者会見室
・記者数/37名(その他テレビカメラ5台)

会見項目

  

知事からの話題

1 新任部長職の紹介
2 新年度に当たって

記者からの質問

1   道州制について
2 道警捜査用報償費について
3 公務復帰について
4 北海道日本ハムファイターズ地元第1戦について

知事からの話題

 

新任部長職の紹介

  私の方からご紹介します。皆様方から向かって左から、総務部長の原田敦志さんです。その隣が新しくできます知事政策部長の嵐田昇さん、その隣、環境生活部長の新田彰さん、こちら側に参りまして保健福祉部長の太田博さん、農政部長の佐藤隆さん、一番向かって右、職員監にお願いいたします金野豊さんです。時間の関係もございますので部長さんのご紹介はこういうこととさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。

新年度に当たって

  ここに座って記者会見するのは、1月15日の夕方の緊急記者会見以来ではないかと思います。24日の議会出席を第一歩として復帰をさせていただきました。昨日は辞令交付それから職員の皆さんに対するメッセージなどをさせていただいたのですが、あとから関係者の方に聞きますと、昨日は声が小さかったと部長さん方がおっしゃっておられて、まだ知事は元気が出ていないんだなーと言われました。久しくたくさんの方々の前で声を出すことをやっておりませんでしたので、しばらくの間はそういうこともあり得るということで申し訳なく思う次第です。
  今回復帰後の初めての記者会見ということで、私は入院中、自宅療養中を通じて、がん、これは大した病気なわけですが、お陰様で復帰はさせてもらいましたが、やはり健康というものがいかに重要かということを感じました。お手元に簡単な一枚紙を配付させていただきましたが、健康づくり、道民の方々の健康づくりということをこれからいろいろな政策の中で重視をしていきたいと思っているわけですが、その第一歩といたしまして、特にがんに関しまして、3つほどここに書かせていただきました。
  一つは地域がん診療拠点病院の整備、これは今年度の新規事業ですが、国の制度を活用する形で道内の6圏域において、地域のがん対策の診療拠点病院の整備を始めることにしたところです。ここに書いてあるような医療の提供、それからいろいろな情報の提供等が中心の仕事となるわけです。
  二番目は、がんに関するキャンペーンなど啓発ということです。私も実は自分がこういうことになるまで不勉強で認識がなかったのですが、9月ががん制圧月間となっています。ここで私自身も、ここに書いてあるがん予防道民大会に是非出席をして自分自身の経験などもお話申し上げたいと思っております。その他、啓発活動もやって参ります。三つ目がたばこ対策であります。「おまえ胃がんだったんだろう」と言われるかと思いますが、たばこというのは、北海道は特に喫煙率が高い。女性の方が特に全国との比較においては喫煙率が高いと承知しておりますが、がんを含めた生活習慣病の予防につなげるという意味でもたばこ対策の強化ということを考えてみたい。道庁のこの庁舎自身はちょっと遅れておりまして、まだ分煙ということになっております。やはりたばこを好きな方もたくさんおられるわけですが、私もこの50年の人生の中で今までそうですね、たばこを、もちろん基本的には吸いませんが、今まで50本くらい吸ったことがありますか。究極的にはこの庁舎も完全に禁煙ということにできればと、ひとつの課題として考えているところであります。そういった健康の話が1つです。
  それから、もう一つは食の安全・安心と言うのでしょうか、健康と食というのは不可分の話でありまして、そういうこともあってというわけでもありませんけれども、今回、農業の問題のエキスパートの方に副知事になっていただいたわけでありますけれども、この食と健康、特に農業は北海道の基幹産業でありますので、このことに改めて目を向けていかなければならないと考えております。
  去る3月5日、私はまだ療養中でございましたが公邸で十分に議論いたしました「遺伝子組み換え作物の栽培に関するガイドライン」を制定いたしました。これは遺伝子組み換えに対する消費者の方々の拒否感というのが大きい中で、食を基幹産業とする北海道として独自の取り組みをして行こうとの1つの表れでございます。ただ一方で、アカデミックサークルというか研究者の方々を中心にバイオテクノロジーの研究の芽も摘んでしまうのかというような議論、研究栽培、栽培試験というのでしょうか、そういったことについてどうするんだといった議論もございまして、そこはこれから十分に議論しながらやっていきます。私はやはり研究開発の重要性、特にバイオというのは北海道の売りの一つでございますので、その重要性も十分に認識いたしておりますが、そういったことについて今後調整することを大前提に、まずは消費者との信頼関係を大切にするということで今回のガイドライン、あるいはその先に続く条例の制定を目指していきたいと考えているところです。
  さて今年度「道州制元年」。これは去年の後半から暮れ、そして年明けも私はそのように申し上げてきたところです。北大の宮脇先生をヘッドに道の道州制の推進会議も着々と議論を進めていただいて、中には新田室長は今回部長になられたわけですが、事務局に対して相当厳しい意見も委員から出たということも聞いておりますが、4月5日、来週の月曜日に方向性を出していただくということです。そういったことを踏まえて私も道としての考え方をまとめて国への提言ということの運びになってくるかと思うわけです。道州制の議論の中では、行政改革というのでしょうか、国の出先との一元化ということはもっとも重要な議論の一つであると承知いたしておりますけれども、これは前から皆様に申し上げておりますけれども、道民あるいは国民の視点から見ると、国の行政としてやっているということが、道の行政としてやるということで、何が変わるのかというご疑問、ご疑念が出てくるであろうと思います。だからこそ、道民生活の活性化、道民の生活に分かりやすい形で何がどういう風に便利になり、良くなるのかということを示すという意味で、官から民へ、いわゆる規制緩和であるとか、そういったことも加えて道州制の先行実施ということをいま一生懸命中身を検討させていただいているところです。
  例の100億円の道州制のモデル事業につきましても、ほぼ考え方をまとめておりまして、環境、観光、そして災害対策という大きな三本柱を今年度の目玉にしてやろうということで最終的な詰めを今やっているところです。来年、再来年と、北海道は広いですので、より地方のご意見もいただきながらいろんなテーマを毎年やっていきたいと、このように考えておりまして、事業別シェアにとらわれることのない予算配分、あるいは補助基準の弾力化など含めて道の考え方をまとめて、これも国に対して提案していきたいと考えております。この問題については、民間あるいは市町村からいろいろなご意見を頂戴しつつありますし、またこれからも頂戴することになります。それらすべてを取り上げるということは無理もあるかと思いますけれども、できる限り多くのことを取り入れて、別に今年だけでやり切る話ではありません、今年はあくまで元年でございますので、2年目、3年目とまずは私の任期の間を一つの区切りと考えておりますので、そこまでできること、あるいは中長期的にその後にやること、いろいろな時間軸を入れながら検討を進めて参りたいと考えております。
  それから、北海道新幹線。明日、期成会主催の「北海道新幹線フォーラム」を札幌でいたします。私も出席する予定です。30年来の道民の悲願。前もこの場でご紹介したと思いますが、函館市長さんが「30年前、私が係長のときからこれをやってますよ」とおっしゃるんです。そういった長い北海道がずっと要望してきた、希望してきたものであります。去年来、道内選出の与党の国会議員の方々のご尽力もありました。また道議会では、与野党挙げての超党派としての強いこれを早期に実現しようという動きも出てきております。北海道挙げての動きということで17年度着工に向けて今、最終局面に入っていると考えております。私も、全力で取り組んで参る考えであります。まだ日程調整中でありますが、来週早々にでも上京いたしまして、このことについても関係方面を回って要請をして参りたいと考えております。
  それから経済雇用情勢です。昨日、日銀短観が発表になりました。午前中に全国版が発表になって、夕方道内版が発表になって、全国版は改善が進んでいる中で、日銀短観はご案内のとおりマインド調査ですから、企業の経営者がどう考えておられるかということですけれども、全国的には改善が進んでいる中で、道内的には横ばいと、なかなか全国の良い流れが道内にまだ来てないということが、ここでもまた確認をされたわけです。依然として厳しいという認識を持っております。
  このようなこともありまして、3月30日に私ども「経済・雇用対策推進本部」を開催しまして、いろいろなことを決めました。雇用対策の16年度の計画、それから16年度の公共事業の前倒し発注、「産業活性化プログラム」の決定をしたところです。
  私から申し上げることは以上ですが、今日は4月2日とはいえ、北海道らしいといいますか、ちょっと雪も降っております。そうはいっても春らしさは一歩一歩出てきておりまして、私としても、またこういう形で記者会見に臨めることになったこと、春を実感しつつ、皆様に感謝を申し上げたいと思います。
  財政再建、経済再建等々、多くの課題に対して、これからも全力で取り組んで参りたいと思っておりますので、皆様のご協力をいただきたいと思います。

 

記者からの質問

(北海道新聞)
  先週の函館のタウンミーティングで、中川経済産業大臣が、総理が以前言われた経済産業局との統合について、ジョークを含めて言ったのではないかという発言がありました。この発言についての知事の受け止め方はいかがでしょうか。

(知事)
  先週、私は行けなくて、吉澤副知事に行ってもらったんですが、タウンミーティングの後の記者会見で発言されたんでしょうか、報道を通じて、そういう発言があったと承知をしております。確かに、去年の12月19日、経済財政諮問会議の中で、(総理が)開発局、経済産業局とおっしゃって、私が経済産業省の出身だから経済産業局とおっしゃったんだろうなと、私が労働省の出身であれば労働局、いまはありませんが、運輸省の出身であれば運輸局とおっしゃられたのかなと思います。そういう意味で例示として総理がおっしゃったのかなと、そんな気持ちは私もあります。しかし、そうは言いましても、経済財政諮問会議という、議事録も全て国民にオープンにする会合の中で総理がおっしゃられた発言というのは重いわけでして、先ほど道州制について述べましたが、道州制全体として考えた場合にも、それから北海道について道州制を先行実施するということを考えた場合にも、国の出先機関と道庁との機能的な統合というのは避けて通れない、道州制の最も肝の部分ですよね。このことについて、私どもの考えはありますので、またとりまとめつつありますので、5日の道州制推進会議の議論も踏まえまして、中川大臣に私どもの考え方をお伝えしたいと思います。

(北海道新聞)
  道警の中間報告が出まして、不適正な支出があったということですが、振り返って見れば道庁もかつては不正経理問題が起きて、いまだに利子を含めて23億円の返還を幹部職員の皆さんが続けてらっしゃいます。今回、道警の不適正な支出があったという発言を受けて、返還についていかがお考えでしょうか。

(知事)
  もちろん今後きっちり議論しなくてはならないことです。ただ、いま段階は、道警が自らのことは自らやるとおっしゃって、特別調査を相当の体制を敷いてやっておられる。それから、昨日も監査委員の交代ということでご挨拶しまして、その場でもあらためてお願いしましたが、知事から要求した特別監査、これも並行して進んでいるわけです。こういったことを通じて、その不適正な支出、予算執行という言葉を3月12日に道警本部長は使われましたが、概念的には不適切、返還まで至らないもの、それから不正、これはもちろん返還に至る、いろんなことがこれから明らかになると思います。それが明らかになった段階できっちりと議論をして、返還すべきものは返還するということになると思いますので、いま段階でどうということは申し上げられない。これは道議会で副知事から答弁させましたが、もちろん事前に私も見てますが、申し上げたとおりです。

(uhb)
  道警の問題に関連して、2番目に実名告白した齋藤さんが、知事が退院会見で、告白者が出てきてほしいとおっしゃったことに勇気づけられて、と発言されました。一方で、公務員としての守秘義務に縛られている部分もありまして、内部告発者の保護について、条例づくりも含めてどのようにお考えでしょうか。

(知事)
  やはり守秘義務として守らなくてはならないことも当然あるわけです。ただ不正なことに関わる守秘義務というのはあり得ないわけでして、これは公共のために必要な情報の開示ですから、そこの議論というのをきっちりと踏まえなくてはならないわけです。一方でいまおっしゃられた告白者の保護というのは、退院のときにも記者の方のご質問にお答えしたと思いますが、国において法律の議論が進んでいると。公務に復帰してから、その後の動きを十分フォローしておりませんが、必ずしも十分な内容では無いという議論もあるようです。他の県でこのことについて条例を制定されているところもありますので、そういったところの勉強をしながら、道として告白者の保護をどう考えていくか、前回の議会ではそこまで議論に至りませんでしたが、今後の課題として重要なこととして私ども考えていかなくてはならない。国の動静も見極めながらやっていきたいと思います。

(uhb)
  知事の発言を受けてという、齋藤さんの証言の重みはどう考えていらっしゃいますでしょうか。

(知事)
  退院会見のときに私が言った、真実を知るために証言される方が多く出られることを期待するという趣旨を申し上げまして、あのときは原田さんのことを念頭において発言したんですが、それに応えて、齋藤さんが実名で出てこられたということはとても勇気のあることだと思いました。

(uhb)
  代理人の市川弁護士は、知事が全力を挙げて守るべきだとの発言もありましたが、これについてはどのように。

(知事)
  それはいま言ったとおりです。制度的な整備のことも含めて、今後の課題として考えていきたいということです。

(NHK)
  いまのお答えの中で、内部告白者の保護について検討するような趣旨に聞き取れたんですが。

(知事)
  条例化ですか。

(NHK)
  はい。

(知事)
  去年の暮れにもお話ししたように思うんですが、他県の先例もありますし、そういったことも勉強しつつ、たぶん担当部局はもうやっていると思うんですが、道庁自身の問題としてそういうことも検討していきたいと思います。ただ、いまの道の規定においても発言を保護するものはあります。ただそれでは不十分ではないかという議論もありますので、他県の動向、そして国の法律の動向なども踏まえて、道としても考えていきたいと思います。

(NHK)
  道警の報償費の関連で、最終的な結果がまとまるのは、特別監査も含めて年末と言われてますが、今年度(報償費の)予算配当を4回に分けているわけですが、旭川中央署と弟子屈署において不適正な支出を道警が事実上認めている形ですが、予算執行の停止を今後検討するお考えはありますか。

(知事)
  全体がまとまるのは年末ですよね。そして、特別監査について、弟子屈と旭川は4月から6月にやるとなってますので、そこの段階で、この2つの署についてはある程度のレポートを私どもいただくことになるのかと思いますが、それを見たうえでの判断ではないかと思います。現時点でどういう結果になるとは言えないと思いますが、そういう状況も想定して、予算配当を4半期ごとに分けたわけですから、当然6月の報告というのは、私ども注視をしているということです。

(読売新聞)
  同じく道警の問題なんですが、今、監査委員の調査が進んでおりまして、捜査協力者名をマスキング、黒塗りして道警が提出しているというので、副知事も度々公開するべきだということを言われていたと思いますが、その件について知事のお考えを改めてお願いいたします。

(知事)
  御社の報道ではなかったでしょうか、道警本部長が場合によってはそうではないということを聞いております。あれ以来確認がとれていないんですが、私の立場としては、やはり真相解明、事実がなんであったかということを明らかにするために、必要な情報として捜査協力者の方々についての情報というのは当然必要だと思います。
  ただ一方で、一般論として言えば、捜査協力者の保護というのも、やはりこれだけ凶悪犯罪が増えている中で、恒常的な組織的な形でのいろんな犯罪があると考えた場合に、重要なことであるとそこは私も一国民としてそう思います。ですから、齋藤さんが発言された、これも新聞報道以上は聞いておりませんが、捜査協力者というのはいないと、全部自分がどこかから引っ張ってきて名前を書いただけと、そこの部分が1つのポイントになってくるんだと思います。本当に存在する捜査協力者で本当に協力しておられるのかどうか、あるいは架空なのか、そのあたりの真相というか、これは一義的には道警の自らの特別調査の中で明らかになってくることではないかと思うんですが、そこで、やはりこれは架空であったんだということになった場合には、今のような対応で本当にいいかどうかというのは議論として出てくると思います。
  いずれにしても私の立場としては、道警に対して改めて協力要請をしてまいりたいと考えております。

(時事通信)
  いまお答えになった最後の部分なんですが、協力者の名前を開示する、開示しないについて、道警の特別調査で偽造の名前なんかを、架空のものを記入している、していないということだと思うんですが、明らかになってくるのでは、という発言だったわけですが、それはつまりその部分については、道警の内部調査に任せるということなのか、あるいは、その部分も知事が要求されている特別監査の中で監査委員の方にやらせてほしいという要望はないのか、その辺を教えてほしいのですが。

(知事)
  もちろん、私どもが常に(道警に)申し入れている主旨は、包括的に全体として特別監査でということです。ただ一方で、意見陳述(3月26日開催の住民監査請求の意見陳述)があった時の報道を私も拝見しておりますけども、ああいう状況であると、ずっとにらみ合っているわけにはいかないので、何かあるとすればそういうこともあり得るのかなということです。もちろん、一義的な主旨としては、特別監査の中ですべてを明らかにしていただきたいと、これは4人の監査委員もあの場で道警に強く協力要請していただいたということに尽きると思います。


(HTB)
  久しぶりのこうした場なので改めて聞いておきたいんですが、今、知事が手術療養しているこの間、長いか短いかというのはいろいろな議論があると思いますが、公務に復帰されて、改めて知事ご自身としてブランクというのは感じていらっしゃるのかいないのか、これをまず1つ伺いたいのと、それから様々な情報交換ですとか、知事の方から指示をいろいろ飛ばしていたと思うんですが、実際に公務復帰ということに関して、復帰した時点で改めてスピードアップしなければならない道政課題というのは何か感じているものがあればそれも教えていただきたいんですが。2点お願いします。

(知事)
  公務復帰のブランクを感じているのか。手術が1月19日で、その後2日半でしたか、回復室という、ここは医療関係の人しか入れない、そこに行って出てきてすぐに道庁の副知事以下、皆さん方との打ち合わせを始めましたので、いろんな情報はそういう形で直接もらい、私がそれについてどういうふうに考えるか、あるいは必要な指示はするということで、それは自宅に戻ってからも引き続き更に頻度を高くして、時間も長くしてやっておりました。それから道議会は本当に出たかったんですが、結果として最終日しか出られなかったんですが、道議会の質疑ををインターネットでフォローしておりました。中には「インターネットを通じて聞いているんだよね、知事」というふうに、真下道議でしたか、語りかけていただいた方もおられますし、「知事はどう思っているんですか」と聞かれた方もおられますし、そういう意味では一方方向であったり、また私からはその場で直接お答えは出来なかったわけですが、あんまり精神的な面ではブランクは感じなかったということです。
  ただ、そうは言っても、こうやって公の場に出なかったわけでありますので、昨日も職員の方々に放送を通じてお詫び申し上げましたし、またいろんな場でお詫びばかりしているんですが、やはりトップがこういう公の場に出なかったということについて、私は心から道民の方々にお詫びを改めて申し上げなければならないと思っております。
  そういった中でスピードアップしなければならないこと、今与えられている課題が全てそうなんですが、さっき冒頭に申しました道州制の検討は着々と、これは1月15日付けで前倒しで組織を立ち上げましたので、そこの体制の中で着々とやってくれているわけですが、その後民間なり、市町村なり、いろんなところからいろんな意見が出てきて、それをどう調整をし、受け止めて反映をして、また、国とも調整をしなければならないので、そういったことをやっぱりスピード感を持ってやっていかなければならないと思いますし、新幹線もそうですし、財政再建もそうですし、その意味では待ったなしの道政上の課題は山積みであるなということを復帰をした今時点で、再認識をいたしております。
  
(uhb)
  北海道日本ハムファイターズが地元第1戦ですが、これに向けてコメントをください。

(知事)
  楽しみにしていたんです。オープン戦良かったんですが開幕してあとちょっと不調だったので、今日地元での初戦ですよね、待ち遠しく今日を待っておりました。
  私も当初はちょっと体調もあるから出ないでおこうかなと思ったんですが、今日はそんなに記者の皆様方からいじめられなかったので体調もいいので、行こうかなと思っております。
  ヒルマン監督は、道民とともに喜びを分かち合いたいと言っておられますよね。本当にまじめないい監督ですし、入院中に私に励ましの特大ボールに監督や選手の皆さんがサインを入れたものもいただきましたし、是非がんばっていただきたいですね。今日、応援に行きます。

 


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