オリンピック・パラリンピック冬季競技大会に係る国際オリンピック委員会(IOC)理事会の決定事項に関する知事コメント

 昨日開催されたIOC理事会において、来年のIOC総会における開催地決定に向けて、2030年・2034年の2大会について、狙いを定めた対話に進む国や都市が決定されました。

 また、2038年大会について、IOCは、2027年末まではスイスと優先的に協議を行うことも併せて公表されました。

 札幌市では、10月11日に日本オリンピック委員会(JOC)とともに共同記者会見を行い、2030年大会招致を中止し、2034年以降の大会開催の可能性を探るとしていたところですが、本決定により、2038年も含め大会招致が事実上困難となったものと承知しております。

 札幌市からは、今回の決定を踏まえ、今後の取組について改めて協議させていただきたいと伺っており、道としては、まずは札幌市の考えをお聞きし、対応について協議してまいります。

令和5年11月30日

北海道知事 鈴木 直道

 

 

 

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