ロシアのウクライナ侵略開始1年に関する知事コメント

 昨年の2月24日にロシアがウクライナ侵略を開始してから、本日で1年となります。
 ロシアの行為は国際秩序の根幹を脅かす事態であり、また、地理的・歴史的に関係が深い本道が、これまでロシアと築いてきた信頼関係や、道民の皆様の思いや努力を損なうものであることから、断じて容認できるものではないことを改めて申し上げます。

 この1年間、日露関係の悪化により、北方四島交流等事業の実施の見送りや、当該周辺水域で行われてきた安全操業の各種漁業が出漁できなくなり、さらには原油や原材料の価格高騰など、道民の皆様の生活や本道経済に大きな影響が出ています。
 道としてはこれからも国や関係機関と連携しながら、一日も早い四島交流等事業の再開や漁業交渉の開始、道民の皆様への影響の緩和や企業・団体の皆様への支援に取り組んでまいります。

 また、現在も道内にはウクライナから避難を余儀なくされている21名の方々が暮らしておられます。
 引き続き、お一人お一人の気持ちに寄り添い、安心して北海道で暮らしていただけるよう、きめ細やかなサポートに取り組んでまいります。

令和5年2月24日

北海道知事 鈴木 直道

 

 

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