東京2020オリンピック競技大会観客の取扱いに関する知事コメント

 東京2020オリンピック競技大会の観客の取扱いについて、本日、大会組織委員会と協議を行い、札幌ドームで開催されるサッカー競技につきましては、無観客とすることとしました。

 これまで、大会組織委員会に対し、オリンピック全体で統一的な取扱いが必要であると一貫して申し上げてきましたが、東京都に緊急事態宣言が発令されるなど、一都三県を無観客にすることが決定した際に、残念ながら、統一された取扱いにはなりませんでした。
 そのため、有観客で競技を開催する場合は、一都三県から観戦に訪れる状況を避けるための実効性ある対策などを前提条件として求めました。
 しかしながら、大会組織委員会からお伺いした対策では、実効性を担保することは難しいものと判断し、無観客での開催を決断するとともに、それを大会組織委員会に伝え、ご理解をいただきました。

 札幌で行われるすべての競技は、無観客での開催となります。
 チケットの抽選結果を発表する直前の切迫したタイミングでの判断となり、また、観戦を楽しみにされていた多くの方々には大変申し訳ないのですが、道民の皆様の不安の解消、安全・安心の確保を最優先に判断したものであり、ご理解をいただきますようお願いいたします。

                                       令和3年7月9日

                                   北海道知事 鈴木 直道

                  (環境生活部東京オリンピック連携局東京オリンピック連携課)

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