東京2020オリンピック競技大会マラソン・競歩における観客の取扱いに関する知事コメント

 本日、大会組織委員会が、札幌市内で開催されるマラソン・競歩競技の沿道での観客の取扱いについて、観戦の自粛を要請することを決定しました。

 私としては、観戦自粛を基本とし、無観客を目指した実効性ある沿道対策を求めてきた道の意見も踏まえ、感染拡大を防止する観点から適切に判断されたものと考えます。

 この札幌の地で躍動する世界のトップアスリートの姿を間近に見て、熱い声援を送りたいと期待されていた方にとっては残念ではありますが、私からも、道民の皆様のご理解をお願いいたします。

 大会まで限られた時間ではありますが、道としては、引き続き、実効性ある沿道対策はもとより、現下の感染状況を踏まえたその他の競技における観客の取扱いの早期の決定と、無観客なども含めた措置を決定する際は、地方会場も取扱いを統一することを求めるとともに、大会組織委員会や札幌市と連携し、安全・確実な競技の開催に向けた準備に取り組んでまいります。

                                       令和3年7月6日

                                   北海道知事 鈴木 直道

                  (環境生活部東京オリンピック連携局東京オリンピック連携課)

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