月形 潔

月形 潔

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町名の由来となった人物月形 潔(つきがた きよし)

生没年:1847年~1894年 / 福岡県中間市

樺戸集治監の初代典獄(監獄長)として、月形町の礎を築いた人物です。福岡藩士で、明治維新後は新政府に雇われ、司法省に出仕するほか、内務省御用掛などを歴任。当時の北海道開拓の懸案であった監獄の設置のために石狩川流域を調査し、その結果、今の月形町に樺戸集治監が設置されると、初代典獄に就任しました。監獄庁舎の建設とその一帯の開発のほか、道路や橋梁の整備、商人の招致など町の発展に寄与しました。

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月形樺戸博物館

  • 住所/樺戸郡月形町1219番地
  • 電話番号/0126-53-2399
  • 営業時期/通年
  • 営業時間/9:30~16:30
  • 定休日/12月〜3月
  • アクセス/岩見沢から中央バスで約45分、江別からニューしのつバスで約1時間
  • 入館料/一般300円(250円)、小・中学生100円(50円)、高校・大学生150円(100円)()内は団体料金です。団体様10名以上
  • その他/12月~3月の期間については、月形町役場企画振興課にて配布を行います。(土、日、祝日は配布しておりません。)
  • 施設URL(外部リンク)/http://www.town.tsukigata.hokkaido.jp/5516.htm

明治14年に開庁し、全国で3番目にできた集治監、北海道では最初にできました。明治19年に一度焼失しましたが建て替えられ現存する建物は大正8年に樺戸監獄が廃監されるまで、事務所として使用されました。その後、昭和47年まで役場庁舎として使用され、翌年から一般公開されています。武士の反乱や自由民権運動に参加した政治犯や重罪犯が収容されていました。また新選組の幹部だった永倉新八が看守に剣術を教えていました。

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