おおば比呂司
札幌出身の漫画家・画家おおば比呂司(おおばひろし)
生没年:1921年~1988年 / 北海道札幌市
勤務していた北海道新聞社での挿絵、「広報ほっかいどう」の表紙絵、移住したオランダで描いた数々の風景画、絵本や全国各地の食品パッケージデザインを多数手掛けました。代表的な商品は、岩手県「小松製菓」の南部せんべい、静岡県「ホテイフーズ」の焼き鳥缶詰、島根県「中浦食品」のどじょう掬いまんじゅう。おおばの絵を起用した商品はたちまち売上げを伸ばしました。そのほのぼのとした画風が人々の心を和ませています。
おおば比呂司記念室
- 住所/札幌市中央区大通西13丁目札幌市資料館内
- 電話番号/011-272-1367
- 営業時期/通年
- 営業時間/9:00~19:00(入室は18:40まで)
- 定休日/月曜日(祝日の場合は翌日)
- アクセス/地下鉄:東西線「西11丁目駅」下車徒歩約5分。市電:「中央区役所前」または「西15丁目」下車徒歩約7分
- 入館料/無料
数ある作品の中から、季節ごとに様々なテーマで約50~60点の作品を展示。また、当時のアトリエを再現したコーナー、取材等で実際に使用していたスケッチブック・リュックサックや水彩画のほか、趣味でもあった飛行機やコーヒーカップのコレクション等も常時展示しており、いまも息づくおおば比呂司の世界を忠実に再現しています。