宮部 金吾
北大植物園生みの親、そしてアポイ岳植物研究の始祖宮部 金吾(みやべ きんご)
生没年:1860年~1951年 / 東京都台東区
宮部は札幌農学校の助教授として南千島等の植物調査の帰り道、様似山道においてサマニカラマツなど、多くの植物を採集しました。それをきっかけにアポイ岳周辺の植物調査が行われ、1952(昭和27)年には、高山植物群落が国の特別天然記念物に指定されました。
宮部は、植物分類学上の境界である「宮部線」を発見したほか、北海道帝国大学最初の名誉教授、日本植物学会会長などを歴任し、文化勲章を受章し、札幌市栄誉市民の第一号ともなった人物です。
アポイ岳ジオパークビジターセンター
- 住所/様似郡様似町字平宇479-7
- 電話番号/0146-36-3601
- 営業時期/4月1日~11月30日
- 営業時間/9:00~17:00
- 定休日/12月~3月は要相談
- アクセス/浦河町東町よりJR北海道バス日勝線様似方面行バス乗車、様似駅下車様似駅からJR北海道バス日勝線えりも方面行乗車、アポイ山荘停留所下車、徒歩約10分
- 入館料/無料
- その他/12月~3月の期間については、アポイ山荘にて配布を行います
- 施設URL(外部リンク)/https://www.apoi-geopark.jp/visitor_center/
アポイ岳ジオパークビジターセンターは、様似町の地形や地質、自然、歴史・文化、産業に関する展示などを通して、アポイ岳ジオパークをより楽しむための情報を提供する施設です。館内入口には、幅3メートルの巨大鳥瞰図や直径2メートルの地形模型を配置し、来場された方にアポイ岳ジオパークの全体像がわかりやすいようにしています。内部は大きく『地球科学ゾーン』と『自然・歴史・産業ゾーン』に分かれています。わかりやすいパネルやジオラマはもちろん、かんらん岩の重さや硬さなどを体感できる展示やアポイ岳の花々のジオラマを展示し、それぞれのゾーンの見どころなどを解説しています。