神田 日勝

神田 日勝

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十勝の大地に生きた画家神田 日勝(かんだにっしょう)

生没年:1937年~1970年 / 東京都練馬区

東京生まれ。幼い頃に家族とともに「拓北農兵隊」として北海道に疎開し、開拓農家として十勝・鹿追に入植しました。中学卒業後に農家を継ぎ、農業のかたわら独学で油彩画を制作しました。19歳で地元の美術団体の公募展に作品を応募し、画家としての歩みを始めるも、わずか32歳で病没。農耕馬や牛、畑の収穫物など、実生活の身近な題材を力強く描き上げるリアリズムの画風で知られています。代表作『室内風景』。(全道展会員/独立展会友)

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神田日勝記念美術館

  • 住所/河東郡鹿追町東町3-2
  • 電話番号/0156-66-1555
  • 営業時期/通年
  • 営業時間/10:00~17:00
  • 定休日/月曜日、祝日の翌日、年末年始
  • アクセス/JR石勝線・根室本線新得駅下車、拓殖バスで約30分
  • 入館料/■通常料金 一般530円、高校生320円、小中学生210円■団体料金 一般470円、高校生260円、小中学生150円
  • 施設URL(外部リンク)/http://kandanissho.com/

神田日勝記念美術館は、十勝地方鹿追町ゆかりの洋画家・神田日勝を顕彰する個人美術館として、1993年に鹿追町が設立した美術館です。美術館開館のきっかけは、地域住民有志による長年の美術館建設運動に遡り、そこから26年を経た現在でも、「蕪墾祭」、「馬耕忌」、「日勝祭」という三大イベントを通じて、地域に根ざした美術館活動をおこなっています。当館では、美術館のロゴマークにも使用されている代表作《馬(絶筆・未完)》をはじめ、油彩画や素描、そして当時の写真資料や画材、書簡などの資料を多数収蔵し、常設展・企画展で展示しています。館の外観は東大雪連邦の山並みを、内観は中世の礼拝堂をイメージした、ユニークな建築も見どころです。

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