違星 北斗

違星 北斗

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1902(明治35)年、余市町に生まれたアイヌ民族の歌人 本名瀧次郎違星 北斗(いぼし ほくと)

生没年:1902年~1929年 / 北海道余市町

1902(明治35)年、北海道余市町生まれ。本名を瀧次郎と言いました。余市町内の小学校を卒業後、北海道内で職を転々とした後上京し、アイヌ語研究などで知られる金田一京助らとも交流を深めますが、自ら帰道し、余市町内の遺跡発掘や古老の聞き取りを行い、売薬の行商人として再び道内を巡ります。この間、地元での活動をはじめ各地のアイヌと交流しつつ、多くの短歌をのこし歌人としての評価を高めましたが、結核により1929(昭和4)年に27歳という若さで亡くなりました。

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よいち水産博物館

  • 住所/余市郡余市町入舟町21番地
  • 電話番号/0135-22-6187
  • 営業時期/4月上旬から12月中旬
  • 営業時間/9:00~16:30
  • 定休日/月曜日、祝日の翌日、12月9日〜4月10日
  • アクセス/JR余市駅から徒歩約25分
  • 入館料/大人 300円  小中生 100円  団体(20名以上)2割引

余市はかつてのニシン千石場所のひとつだったことから当時の様子をしのばせる漁労具や生活の道具を中心に収蔵・展示しています。弁財船の1/3のミニチュアや舟箪笥、江戸時代にヨイチ場所を請負った林家ゆかりの資料や明治時代の定置網漁の様子を描いた木版画、ニシン漁の親方の日用品や宴会で使われた大皿などニシンがもたらした文化の一端を見ることができます。併設の歴史民俗資料館では余市町内の遺跡やアイヌ資料、北海道指定有形文化財の天内山遺跡出土の遺物や大川・入舟遺跡、大谷地貝塚の出土品等がご覧になれます。

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