平村 ペンリウク
平取コタンのコタンコロクル平村 ペンリウク(ひらむら ぺんりうく)
生没年:1833年~1903年 / 北海道平取町
江戸時代の終わり頃から明治にかけての平取のコタンの指導者(コタンコロクル)の一人とされています。平取を訪れた政府や北海道庁の高官たち、外国人の旅行者、研究者らの応接にもあたり、例えばイギリス人宣教師ジョン・バチェラーにはアイヌ語を教えキリスト教の布教にも手助けをしたことなどが知られています。1887(明治20)年には当時の北海道庁長官・岩村通俊に呼ばれてアイヌの現状を語っています。また、1880(明治13)年には義経神社下に小学校を開設するなど、子弟の教育に熱心に取り組みました。
二風谷アイヌ文化博物館
- 住所/平取町字二風谷55番地
- 電話番号/01457-2-2892
- 営業時期/通年
- 営業時間/9:00~16:30
- 定休日/月曜日(11月16日~4月15日)、12月16日〜1月15日
- アクセス/JR日高本線鵡川駅下車 タクシーで約30分
- 入館料/個人/大人 400円、小中学生 150円 団体(20名以上)/大人350円、小中学生100円
- 施設URL(外部リンク)/http://www.town.biratori.hokkaido.jp/biratori/nibutani/
平取町立の博物館として1992(平成4)年に開館しました。数も種類も全国最大級を誇るアイヌ民具は必見です。地域の生活で使われてきた様々な民具に触れながら、アイヌ民族の文化、世界観を学ぶことができます。