知里 幸恵
カムイユカラの世界を『アイヌ神謡集』に知里 幸恵(ちり ゆきえ)
生没年:1903年~1922年 / 北海道登別市
祖母のモナシノウクや伯母の金成マツと暮らすなかで、アイヌ語や多くの口承文芸を吸収していきました。旭川で暮らしていた15歳のとき、言語学者の金田一京助と出会い、そのすすめもあって、口承文芸の筆録を始めます。1922(大正11)年5月に上京して金田一宅で『アイヌ神謡集』の刊行準備を進めますが、9月に心臓病により急逝しました。『アイヌ神謡集』は翌年に刊行され、当時の多くの人々に感銘を与え、現在も、アイヌ文学の世界に誘う作品として親しまれています。
知里幸恵 銀のしずく記念館
- 住所/登別市登別本町2丁目34番地7
- 電話番号/0143-83-5666
- 営業時期/3/1~12/19
- 営業時間/9:30~16:30(入館16:00まで)
- 定休日/火曜日、12月20日~2月末日
- アクセス/JR登別駅より徒歩約16分、都市間高速バス「登別」停留所より徒歩約15分、道央自動車道 登別東ICより約5分 駐車場あり
- 入館料/大人500円 団体(10名以上)450円 登別市内在住者250円 高校生200円 小・中学生100円
- 施設URL(外部リンク)/https://www.ginnoshizuku.com
記念館には、幸恵の遺品、日記・手紙・手帳、証書類・ノート(復刻版)及び関連図書、パネル・写真等が展示され、「知里幸恵」の生涯と業績を知ることができます。