坂 市太郎

夕張の石炭を発見した先人坂 市太郎(ばん いちたろう)
生没年:1854年~1920年 / 美濃国安八郡大垣田町(現 岐阜県大垣市)
1888(明治21)年、坂市太郎一行は幌内から陸上のルートで夕張を目指し、夕張川支流のシホロカベツ川上流に到達し、厚さ7メートル以上に及ぶ石炭層(北海道指定天然記念物「夕張の石炭大露頭」)を発見しました。その2年後の1890(明治23)年には、夕張炭鉱で採炭が開始され、100年に渡り石炭が採掘され、夕張の良質な石炭が我が国の産業の発展を支えることとなったのです。

夕張市石炭博物館
- 住所/夕張市高松7番地
- 電話番号/0123-52-5500
- 営業時期/4月下旬~11月上旬
- 営業時間/10:00~17:00(4~9月)、10:00~16:00(10月~)
- 定休日/火曜日
- アクセス/夕鉄バス 夕張市石炭博物館バス停から徒歩5分
- 入館料/大人(中学生以上) 700円 子ども(小学生) 420円
- その他/11月~3月の期間については、夕張市教育委員会にて配布を行います
- 施設URL(外部リンク)/https://coal-yubari.jp/info/
全国でも最大級の石炭と炭鉱に関する博物館です。夕張がこれまで辿ってきた歴史と石炭産業の関わりを学ぶことができる開設展示や、実際に稼働する採炭機械の様子が見ることで炭鉱についての理解が深まります。日本遺産に指定された「炭鉄港」の構成文化財が4つ敷地内にあります。