北海道Society5.0事例集(岩見沢市・地域解決型ローカル5G)

岩見沢市「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」

iwamizawa (PNG 1.05MB)

<担当者より>

スマート農機の遠隔監視・制御に関する技術的・制度的な環境を確立させるため、令和3年度は遠隔監視・制御技術を導入したことによる経済分析を行うほか、安全性評価などの実証を進めていきます。

 

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分野

産業

実証期間

2020年(令和2年)7月~2021年(令和3年)3月

事業目的

  • 人口減少や少子高齢化に伴う農業従事者の生産性向上や労働力不足などの課題解決のため、ロボット技術や5G、AI、IoT等の未来技術を活用した「スマート農業」の社会実装に向けた実証を実施。
  • 豪雨時や融雪時の出水や水路閉塞による排水路の冠水対策のほか、高齢化・単独世帯化に伴う健康リスクの上昇など生活領域における地域課題のため、複数の無線通信システムの利活用に関する検証・評価を実施。

事業のポイント

  • ローカル5Gを活用したスマート農機の無人自動走行に関する実証
  • 遠隔監視制御による複数圃場でのスマート農機の自動走行(公道走行を含む)を実運用で確認。
  • 複数の無線通信システムとしてローカル5G・キャリア5G・地域BWA・LPWA等を活用

期待される効果

<農業領域>

● スマート農機の自動走行技術の確立やビッグデータの収集により最適化された農作業スケジュールを導入することによる、
  「農作業時間の短縮や資材コストの削減」、「農機のシェアリングや外部委託サービスなど新たなビジネスモデルの創出」。
● 生産性や収益の向上。
● AI画像認識等を活用することによる、遠隔監視者の負担軽減。

<生活領域>

● 水害対策の初動の迅速化。
● 日照度や気温、風速などの気象条件の推移も確認することによる、高度な推測。
● AIによる判断支援。

推進体制

岩見沢市スマートアグリシティ実証コンソーシアム

代表機関:東日本電信電話株式会社 進行管理役:日本電信電話株式会社

スマート農機の遠隔監視制御に係る実証
 ● 北海道大学
 ● 株式会社日立ソリューションズ
 ● 株式会社クボタ
 ● 東日本電信電話株式会社
 ● 株式会社NTTドコモ
 ● 株式会社スマートリンク北海道
 ● 岩見沢市
 ● 協力生産者

ビッグデータに収集に関する実証
 ● 株式会社スマートリンク北海道
 ● 東日本電信電話株式会社
 ● 北海道大学
 ● 岩見沢市
 ● 協力生産者

排水路監視システムに係る実証
 ● 株式会社クボタ
 ● 東日本電信電話株式会社
 ● 岩見沢市

地域BWA提供・健康管理に関する実証
 ● 株式会社はまなすインフォメーション
 ● 東日本電信電話株式会社
 ● 岩見沢市

スマート農業事業モデルの普及活動
 ● いわみざわ農業協同組合
 ● いわみざわ地域ICT産業利活用研究会

 

お問い合わせ

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メールアドレス:media[アット]i-hamanasu.jp

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