森林機能評価基準の実践(北海道)

森林機能評価の実践について

森林の持つ機能の発揮状況について、北海道の設定した基準に基づいて評価を行う方法についてご紹介します。

ものさしイラスト

水土保全機能(水と土を守るはたらき)

1.評価の対象とする流域を決めます

流域(降った雨が川に流れ込む範囲)を決めるため、図面において川の合流点などのポイントを決め、尾根を結んだ線で括ります。

流域を選ぶ方法

流域とは、降った雨が全て、対象とする川に流れ込む範囲のことです。
 大きな河川から小沢まで様々な大きさの流域がありますが、この評価では、山地や丘陵にある森林地域を対象として、沢筋や尾根筋、林道、河川などの自然地形を利用した区画である「林班」の面積程度(数百ha)の大きさの流域を想定しています。

対象流域を選定する際の目安としては、

  1. よく濁る川と苦情が寄せられる
  2. 伐採などの計画があり、住民からの苦情等が想定される
  3. 下流で水利用がなされている

などがあげられます。

図 流域を図る例

流域を図る例

※尾根状の斜面では等高線と直角になるよう線を引きます。

2.流域全体の面積を求めます

 区画の外周線をなぞって面積を測定する“プラニメータ”や、上から点格子のついた透明なシートをかぶせて点数による面積判読を行う“点格子板”などの道具を使い、流域内の面積(A)を測ります(3回程度行って平均してください)。
※GISを使用して、面積を測定することも出来ます。

3.流域を渓畔域面積と山地斜面面積に分けます

 図面に描かれた川の長さ(α)を測り、左右30mの幅を乗じた面積を渓畔域の面積(B)とし、残りを山地斜面面積(C)とします。

どうして山地斜面と渓畔域を分けるの?

渓畔域と山地斜面

同じ面積の崩壊地でも尾根の近くにある場合と川の近くにある場合では、川の水量や水質に及ぼす影響が変わります(川に近い場所で崩壊が起こった場合、その影響が大きくなることが考えられます)。このため、山地斜面と渓畔域を区分してから評価を行うこととしています。

4.水土保全のはたらきを低くする箇所の面積を山地斜面、渓畔域毎に求めます

 木の混み具合や下草の生え具合や土砂崩れなど森林や地表の状態を写真から判読したり、現地で調査したりして、(1)水量、水質を低下させる項目、(2)土砂の崩壊を防ぐはたらきを低下させる項目の区分に従い、渓畔域・山地斜面ごとに面積を出します。

(1)水量、水質を低下させる項目と減点点数
(減点箇所の渓畔面積をF、山地斜面面積をGとします。)

(1)水量、水質を低下させる項目
樹木の茂り具合 地表の状態 その例 減点点数
D:水量 E:水質
樹木が殆どない(1割以下) 森林土壌に草や低木が生えている 草の残った皆伐跡地、山火事跡地、湿原 16 0.9
森林土壌の上に草や低木が生えていない 造林準備のため表土や草などを取り除いた場所 19 2.8
砂・粘土・火山灰などが露出 崩壊地 67 100.0
人が土を入れ、表面を固めた土 畑地、*土場及び砂利のない路面 67 69.7
人が土を入れた後の草地や砂利地 スキー場、牧草地、*砂利路面 51 3.7
貯水地 水田、貯水ダム - 8.7
舗装、基岩 岩盤が露出した斜面、*舗装路面 100 -
部分的に樹木に覆われている(1割~4割) 森林土壌に草や低木が生えている 疎林状態の林分 7 0.4
森林土壌の上に草や低木が生えていない森林土壌の上に草や低木が生えていない森林土壌の上に草や低木が生えていない森林土壌の上に草や低木が生えていない森林土壌の上に草や低木が生えていない 地拵え後、まだ下層植生の少ない植栽地 10 1.8
砂・粘土・火山灰などが露出 樹木が侵入してきた崩壊跡地 46 76.7
人が土を入れ、表面を固めた土 *土場及び砂利のない路面 46 53.4
人が土を入れた後の草地や砂利地 放棄草地、*砂利路面 34 2.6
舗装、基岩 樹木が点在する岩盤露出斜面、*舗装路面 72 -
樹木が繁茂(4割より多い) 森林土壌の上に草や低木が生えていない 十分間伐されていない林分 2 1.1
砂・粘土・火山灰などが露出 落ち葉や分解された動植物などが流出 30 58.5
人が土を入れ、表面を固めた土 *土場及び砂利のない路面 30 40.6
人が土を入れた後の草地や砂利地 *砂利路面 21 1.7
舗装、基岩 岩盤露出斜面、*舗装路面 50 -

 

*の項目(砂利路面、舗装路面等)は、渓畔域に存在する場合にのみ減点します。

評価方法の着目点

水土保全機能を評価するためには、実際に川の流量や水質を直接測定することが好ましいのですが、観測することは大変な作業を要します。
今回は、水土保全機能に重要な影響を与えている、2つの要因(「地表の状態」と「樹木の茂りぐあい(樹冠疎密度)」)に着目して、それぞれを組み合わせた項目に区分して、その項目の流域に占める面積の割合により評価することにしています。

水土保全のはたらきを低くする箇所の面積を求める手順について

(1)樹木に覆われていない箇所(無立木地:1割以下)の地表状態の確認
空中写真や森林調査簿などにより、無立木地を抜き出します。
この箇所について、地形図や土地利用図なども用いて、その例を参考に地表の状態を選びます。

樹木に覆われていない箇所

(2)部分的に樹木に覆われている箇所(樹冠疎密度が疎:1~4割)の地表状態の確認
(1)同様、疎密度が疎の部分を選び、地表の状態により区分します。
※植生回復が進んだ崩壊地など空中写真では判読しにくい場合もありますので、土地利用図や、過去の事業の実績なども参考にしてください。

部分的に覆われている箇所

(3)樹木が繁茂している箇所(樹冠疎密度が中以上)の地表状態の確認と過去の伐採の確認
疎密度が中以上の箇所でも同様に区分を行います(間伐遅れの林分でもササなどが繁茂していることもあるため、できれば現地で「草や低木が生えていない」か植生の状態を確認してください)。
なお、過去草地や採石地でも、現在の疎密度が中以上であれば「下層植生のある土壌」または、「下層植生のない土壌」にします。

樹木が繁茂している箇所

(4)渓畔域における林内路網の確認
渓畔域に林道、作業道、集材路、土場がある場合には、面積を測ります。
樹冠の状態から、中以上、疎、無立木に区分したあと、林道は幅4m、作業路や集材路は幅3mとして、次の式で路面面積を求めてください。
のり面は、空中写真で判読できるほどのサイズであれば読み取ります。

(2)土砂の崩壊を防ぐはたらきを低下させる項目と減点点数
 (減点箇所の渓畔面積をI、山地斜面面積をJとします。)

(2)土砂の崩壊を防ぐはたらきを低下させる項目の区分
斜面傾斜 森林の状態 減点点数(H:崩壊)
傾斜20°以上 林齢15年以下 87
無立木地 100

 

5.樹木が茂り、下草などがある林を100点とし、減点点数を算出します

 4の(1)、(2)求めた渓畔域・山地斜面ごとの水質、水量、土砂崩壊を防ぐはたらきを低下させる項目について点数を下式より算出します(低下面積が同一区分に2カ所以上ある場合、各々の減点点数を合計します)。

水質、水量、土砂崩壊を防ぐはたらきを低下させる項目
区分渓畔域山地斜面
(1)水量RW:100点-ΣD(渓畔域の水量減点点数)×F(渓畔域減点箇所の面積)/B(渓畔域面積)SW:100点-ΣD(山地の水量減点点数)×G(山地減点箇所の面積)/C(山地面積)
(1)水質RQ:100点-ΣE(渓畔域の水質減点点数)×F(渓畔域減点箇所の面積)/B(渓畔域面積)SQ:100点-ΣE(山地の水質減点点数)×G(山地減点箇所の面積)/C(山地面積)
(2)崩壊DL:100点-ΣH(渓畔域の崩壊減点点数)×I(渓畔域減点箇所の面積)/B(渓畔域面積)CL:100点-ΣH(山地の崩壊減点点数)×J(山地減点箇所の面積)/C(山地面積)

6.4つの機能の点数を算出し、総合評価します

総合評価
算出方法
渇水・洪水緩和機能=RW×0.5+SW×0.5
水質保全機能 =RQ×0.9+SQ×0.1
土砂崩壊防止機能 =DL×0.5+CL×0.5
土砂流出防止機能=〔(RQ+DL)×1/2〕×0.6+〔(SQ+CL)×1/2〕×0.4
総合評価結果=4つの機能の点数÷4

生活環境保全機能(人の暮らしを守るはたらき)

○地球温暖化防止機能(二酸化炭素吸収・貯蔵機能)

(その1) 貯蔵量の調査

  1. 現地調査などにより、ha当たり蓄積を調べます。
  2. 針葉樹、広葉樹のどちらか判定します。
  3. 蓄積に係数を乗じて炭素の重さを下の表より求めます。
炭素の重さ
haあたり蓄積
(A)
拡大係数
(B)
木材比重
(C)
炭素含有率
(D)
結果(A*B*C*D)
m3/ha針葉樹 1.7
広葉樹 1.9
針葉樹 0.4
広葉樹 0.6
0.5t-C(炭素トン)/ha

※B、Cは、「北海道温暖化防止計画」に基づく係数を使用

(その2) 吸収量の調査

  1. 現地調査などにより、単年のha当たりの成長量を調べます。
  2. 針葉樹、広葉樹のどちらか判定します。
  3. 成長量に係数を乗じて炭素の重さを下の表より求めます。
炭素の重さ
haあたり成長量
(A)
拡大係数
(B)
木材比重
(C)
炭素含有率
(D)
結果(A*B*C*D)
m3/ha針葉樹 1.7
広葉樹 1.9
針葉樹 0.4
広葉樹 0.6
0.5t-C(炭素トン)/ha

○自然災害防止機能(防風機能)

1.現地調査により樹種、林帯幅(W)、樹高(H)を求めます。

(1)帯状に連続している森林について、対象の林小班内の200m2を目安に調査箇所を定め、樹種ごとに、林帯幅(W)と林分の上層木の樹高を調査します。
  調査箇所(W=10mの場合:10m×20m、W=5mの場合:5m×40m…)の全ての木の調査を行い、胸高直径(DBH)と樹高(H)を調査します。

毎木調査《共通調査》野帳
番号樹種胸高直径(DBH)※樹高(H)
1cmm
100cmm

※ 胸高直径は、北海道では、成人の胸の高さ(地際から130cm)の位置における木の直径のことを指します。

(2)樹高の高い方から5本(haあたり250本)について、形状比(H/DBH)を求め、各々の値の平均値より数値Aを求めます。

区分 数値A

項目

形状比の平均値
条件 70以上 70以下
70/形状比 1

 

どうして形状比70以上と70以下で区別するの?

一般的に、形状比(樹高/胸高直径)が70以上になると風雪害を受けやすくなり、機能が発揮できない恐れがあるとされています。

2.全天写真を撮影します。

 林帯を構成する樹種ごとに、全天写真を撮影します。

全天写真

※魚眼レンズは、画角180度のもので、円形の画像が得られるものを使用し、林帯の中央付近において、撮影者が立った状態で真上を向き、場所を移動しながら5枚程度撮影します

3.写真をPCで画像解析を行い、風を防ぐ枝葉の量を示す指数(TAI)を求めます。

(1)写真をパソコンに取り込み、BMP形式で保存します。

(2)LIA32(※)でファイルを開き、[範囲]メニューから[全天空範囲]-[直径]-[マウスによる設定]で全天空範囲を指定します。
※)Windowsで動作するフリーウェア「LIA for Win32」(山本一清氏作成。http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~shinkan/LIA32/index.htmlから入手可能)。

(3)[解析]-[解析オプション]で魚眼レンズタイプと二値化条件(青(B)、>=、Intermeans)を設定し、[解析]-[LAI推定]でLAIを推定します。

LIA for Win32画面

(4)「インフォメーション」ウィンドウに表示される最初のLAIの推定結果を、同一樹種について平均して、TAIとします。

4.現況の防風範囲と最大の防風範囲を比較した値を求めます。

(1) 次の式によって、幹枝葉面積密度(TAD)を求めます。
  TAD=TAI/H’
  ※H’は、樹高(H)の高い方から5本(haあたり250本)の平均樹高を使用してください。

(2)TADとWより、相対最小風速を求めます。
  相対最小風速(%)= -20.5 × ln (TAD・W) + 71

(3)現況の防風範囲を推定します。
  現況の防風範囲=-0.00423×(相対最小風速)2+0.208×相対最小風速+9.95

(4)次の式によって、数値Bを計算します。

区分数値B
現況防風範囲/12.5×100

※数値Bは、現況防風範囲と(3)の式における最大の防風範囲(樹高の12.5倍)の比です。

TAIや、TADってどういう値なの?

TAIは、風を防ぐ枝葉の量を示す指数です。
1m2の広さの地面から林冠(樹木の枝や葉の集まりが連続して接しているところ)までの空間に、風を遮る葉や枝がどのくらいあるかを示すものです。
これを樹高で割ることによって、1m3の空間にある葉や枝の密度を求めたものが、TAD(幹枝葉面積密度)です。

5.暴風機能の樹種の適性などを判断します

区分 数値C1 数値C2

数値C3

項目 樹種の適性 最大樹高が十分高くなると期待 防風機能に適した開葉特性
条件

郷土

樹種

外来種 不適 高い 中庸 低い 中庸 不適
1 0.9 0.8 1 0.9 0.8 1 0.9 0.8

 

C1:地域の気候条件に応じて、良好に生育できる樹種であるかどうかを評価します。その地域に普通に生育している樹種は地域に適していると言えます。近年、安易に外来種を導入することは問題があるとされることがありますので、外来種については減点としています。

C2:防風範囲は樹高に比例するため、最大樹高が高くなる樹種であるかどうかを評価します。景観への配慮などの理由により、中高木性樹種が植栽されることもありますが、防風機能を高度に発揮することが期待できないため、減点としています。

C3:防風機能が期待される季節は、地域の気候条件や農作物によって異なっています。落葉樹は落葉期には効果が低下するため、例えば春先に防風効果が求められる場所に、落葉期の効果が低く、開葉時期の遅い落葉広葉樹を植栽している場合などは、減点としています。

6.1~5の結果により、総合評価を行います

対象機能評価結果
防風A×B×C1×C2×C3

○自然災害防止機能(飛砂防止)

1.現地調査を行います

(1)林小班内の200m2を目安に調査箇所を設け、胸高直径(DBH)と樹高(H)を調査します。

《飛砂防止調査》野帳
番号樹種胸高直径(DBH)樹高(H)
1cmm
100cmm

(2)樹高の高い方から上位5本(haあたり250本)について、形状比(H/DBH)を求め、各々の値の平均値より数値Aを求めます。

区分 数値A
項目 形状比の平均値
条件 70以上 70以下
70/形状比 1

 

2.林分のうっ閉率を求めます。

現地調査、又は空中写真により林分のうっ閉率(樹冠に覆われている面積の割合)を求め、数値Dとします。

区分 数値D
項目 うっ閉率
数値  

 

3.1~2の結果により、総合評価を行います

対象機能評価結果
飛砂防止A×D

○自然災害防止機能(防潮)

1.現地調査を行います

(1)林小班内の200m2を目安に調査箇所を設け、胸高直径(DBH)と樹高(H)を調査します。

《飛砂防止調査》野帳
番号樹種胸高直径(DBH)樹高(H)
1cmm
100cmm

(2)樹高の高い方から上位5本(haあたり250本)について、形状比(H/DBH)を求め、各々の値の平均値より数値Aを求めます。

区分 数値A
項目 形状比の平均値
条件 70以上 70以下
70/形状比 1

 

2.調査結果から数値を求めます。

毎木調査結果から胸高直径合計(/ha)、胸高直径大きいほうから上位5本(haあたり250本)平均胸高直径を求め、数値E、Fを計算します。

区分 数値E 数値F
項目 胸高直径合計(cm/ha)胸高直径合計(cm/ha) 平均胸高直径(cm)
条件 50,000以上 50,000未満 20以上 20未満
  100 胸高直径合計/50,000x100 100 平均胸高直径/20x100

 

3.1~2の結果により、総合評価を行います

対象機能評価結果
防潮(エネルギー吸収効果の場合)A×E
防潮(漂流物移動阻止効果の場合)A×F

○自然災害防止機能(防霧)

1.現地調査を行います

(1)林小班内の200m2を目安に調査箇所を設け、胸高直径(DBH)と樹高(H)を調査します。

《飛砂防止調査》野帳
番号樹種胸高直径(DBH)樹高(H)
1cmm
100cmm

(2)樹高の高い方から上位5本(haあたり250本)について、形状比(H/DBH)を求め、各々の値の平均値より数値Aを求めます。

区分 数値A
項目 形状比の平均値
条件 70以上 70以下
70/形状比 1

 

2.樹冠凹凸指数を求めます。

現地調査により、20本を調査し、樹冠凹凸指数を求め、数値Gを計算します。

樹冠凹凸指数を求め方
(1)最初の一本について次の手順により縁の長さを測ります。
(1)調査木の樹冠の端を原点とし、樹冠の端までの高さを測定。
(2)原点から調査木の根元までの距離を測定。
(3)調査木の樹高を測定。
(4)原点から隣接木の樹冠との接点までの距離を測定。
(5)接点の高さを測定。

樹冠凹凸指数の求め方

番号 隣接木との接点 樹高 隣接木との接点 樹冠の縁の長さ
距離 高さ 距離 高さ 距離 高さ
1 0 (1) (2) (3) (4) (5) α+β
2 (4) (5)          
             
20              

 

(2)(1)同様に残りの19本について測定します。

(3)調査距離(Y)を求めます。

(4)樹冠の凹凸の長さ(X)について、樹冠の縁の長さを合計して求めます。

樹冠凹凸指数より表の数値Gを計算します。

区分 数値G
項目 樹冠凹凸指数(X)/(Y)
条件 3以上 3未満
100 樹冠凹凸指数/3x100

 

3.針葉樹と広葉樹の比率を求めます。

毎木調査結果から、林冠に占める針葉樹と広葉樹の比率を求め、表の数値Hを計算します。
数値H=(針葉樹の比率×1)+(広葉樹の比率×0.8)

区分 数値H
項目 樹種
条件 針葉樹 広葉樹
1 0.8

 

なぜ針葉樹と広葉樹に区別したの?

防霧機能には、樹冠によって霧粒を捕捉する効果が含まれます。
霧粒の捕捉率は、霧粒の大きさ、葉の形状や大きさによって異なっており、粒子の細かい霧は、風の流れと同じように動き、葉をそれてしまうため、大きな葉とは衝突しにくくなります。そのため、霧粒捕捉効果は、広葉樹よりも針葉樹のほうが高いといわれています。

4.1~3の結果により、総合評価を行います

生態系保全機能(野生の生き物の棲みかとしてのはたらき)

対象機能評価結果
防霧A×G×H

1.絶滅のおそれのある動物や植物がすんでいるか調査します(希少性の評価)

北海道レッドデータブック2001掲載の「絶滅のおそれのある種」について聞き取り等による生息情報または現地確認情報を確認します。

評価基準(希少性)
1種でも存在 高い
それ以外 確認情報なし

 

《北海道レッドデータブック2001掲載された森林に生息・生育する主な絶滅のおそれのある種》
(絶滅危機種 絶滅危惧種 絶滅危急種)

植物 動物
アツモリソウ サルメンエビネ ツリシュスラン 鳥類 昆虫
イブリハナワラ ヒメホテイラン トラキチラン シマフクロウ シロオビヒメヒカゲ
エゾオオケマン ベニバナヤマシャクヤク ヒナチドリ ミユビゲラ タガメ
エゾセンノウ ユウシュンラン ヒメドクサ サンカノゴイ ハラビロトンボ
カラフトアツモリソウ アカスゲ ヒメムヨウラン コウノトリ ヒメチャマダラセセリ
キバナノアツモリソウ イチヨウラン フクジュソウ オジロワシ アイヌハンミョウ
クロミサンザシ ウラホロイチゲ フサナズナ オオワシ ゴマダラチョウ
コアツモリソウ エゾギンラン ホソスゲ クマタカ アカメイトトンボ
サカネラン エゾツリスゲ ミヤウチソウ イヌワシ エゾカオジロトンボ
シュンラン エビネ 動物 タンチョウ ウスアオヨトウ
ヒダカミツバツツジ カモメラン 魚類 ミコアイサ 両生類・爬虫類
レブンアツモリソウ カラフトハナシノブ イトウ ミサゴ キタサンショウウオ
イチゲイチヤクソウ クシロチドリ ヒメマス オオタカ コモチカナヘビ
オクシリエビネ クシロワチガイソウ ミツバヤツメ ハイタカ 哺乳類
キンセイラン シラネアオイ エゾホトケドジョウ ヒュウヒ オコジョ
クシロネナシカズラ スギラン スミウキゴリ ハヤブサ チビトガリネズミ
クマガイソウ タカネフタバラン シロウオ アカアシシギ ヒメホウヒゲコウモリ
コイチヨウラン チャボチドリ カジカ(中卵型) クマゲラ 注:未掲載種有

 

※)全リストは、北海道レッドデータブック2001(http://rdb.hokkaido-ies.go.jp)を参照してください。

2.どんな動物や植物がすんでいるか調査します(多様性の評価)

現地調査により、動物は指標とした鳥の種の数を、植物は木や草の種類と数を調査します。

《鳥の調査》

◎調査場所:評価対象の林小班内
◎調査時期:繁殖期の5月~8月上旬
 早朝5時から約1時間
◎調査方法:鳴き声、目撃などで確認
 (時々場所を変えながらの定点調査)

多様性の評価(野鳥)

鳥の調査野帳
1種を記載(※)
20

※観察:鳴き声(さえずりS=Song、地鳴きC=Call)、目撃(V=Visual)、ドラミングの音などを記載

森林の多様性を表す鳥類の指標種評価基準(動物)
ツツドリ・アカゲラ・コゲラ・キビタキ・ゴジュウカラ・
キクイタダキ・ヒガラ・センダイムシクイ・ビンズイ・
カケス・ミソサザイ・コマドリ・オオルリ・ホオジロ・
ハシブトガラ・コガラ(ハシブトガラ・コガラはいずれかで1種)
8種以上確認→「高い」
5種以上7種以下→「やや高い」
1種以上4種以下→「普通」
確認されず→「低い」

指標種の鳥は、どんな特徴があるの?

針広混交林を好むもの、広葉樹林を好むもの、針葉樹林を好むものを中心に、標高の高い森林に生息する種(コマドリ)や、草原・幼齢林など開けた場所を好む種(ホオジロ)、水辺を好む種(オオルリ)などを加えて、16種としています。

指標種について (GIF 74.6KB)

※鳥の解説は、「北海道野鳥図鑑」亜細亜社などによりました。

《植物の調査》

◎調査場所:対象の林小班内20m×20m
◎調査方法:確認した植物を記録し、上木と草本(シダ植物を含む)の種数(*)を数えます。
(*)外来種は除きます。

植物の調査

植物の評価野帳

上木 下層植生
種名を記載する。 種名 優先度 備考
合計   合計  
低木・つる性木本

※優先度

5:76%以上 4:5

1~75%

3:26~50% 2:6

~25%

1:1~5%  +:

1%未満

種名を記載する。
合計  

 

評価基準(植物)

森林のタイプ 上木の種数 草本の種数
針葉樹林 5種以上 12種以上
針広混交林 10種以上 15種以上
ブナ林 5種以上 8種以上
その他広葉樹林 10種以上 20種以上
上木・草本種数のどちらかが基準値以上であれば「高い」

 

 

《評価の統合》

動物の結果をベースに、植物の結果が「高い」の場合、評価を1ランク上げます。

3.森林の自然度を調査します(自然性の評価)

 対象森林の植生の自然度が高いかどうかを表により調査します。

植生のタイプ評価基準
市街地の植生・樹木のはえていない林地低い
人手を加えて成立した植林地(人工林)普通
植えた木以外が侵入した人工林、人為的な影響の大きい二次林、植え込みなど(種組成を改変された)天然林やや高い
自然林に近い二次林~原生林高い

4.隣接した環境や周辺環境を含めて、補足の調査をします

対象森林の隣接環境などを含め、これまで評価しきなかった部分を補足調査します。
それぞれ下に示す調査場所において評価した点数を合計します。

◎調査場所:
 ・評価対象とした林小班内
 ・隣接環境
 ・周辺環境(左図のとおり)

周辺環境調査図

補足調査

場所 構成要素 評価方法評価方法
(1) 「北海道レッドデータブック2001掲載の希少種」の確認情報。大径木、樹洞木、立ち枯れ木、倒木、動物の好む堅果類、液果類。0.4-0.8ha程度のギャップ(林の葉の茂った部分にあいた穴。林の外周部分の植生が発達。藪(ササ藪を除く)。 +1点
更新の阻害要因としてササが大きい -1点

階層(各階層に適用)して、合計得点を算出

(無:0、疎:1/3、中:2/3、密1点として、高木、亜高木、低木、草本に適用)

3以上+2点、2以上+1点
(2) 壮齢林が含まれる +2点
河川・湖沼・湿原・湿地・苔の生えた礫(れき)。岩場・風穴・洞穴。河川とともにある岩壁・土崖。樹種・樹高など異なるタイプ林分が混在。 +1点
渓畔に裸地、谷への枝条等の廃棄。駐車場のある施設。 -1点
駐車場のある施設及び歩道。 -2点
(3) 対象森林を含む森林のまとまりの人工林率0% +1点
対象森林を含む森林のまとまりの人工林率50%以上 -1点
林道がなく、登山道、作業道のみ存在する +1点
林道密度が3.07m/ha以上、または公道がある -1点

 

5.1~4の結果により、総合評価を行います

3つの評価結果を整理
希少性評価結果 多様性評価結果 自然性評価結果
     

 

3つの評価で最も高い評価使用
使用する評価結果
 

 

補足調査10点以上1ランクUP
総合評価結果
 

 

文化創造機能(人の心を豊かにし、文化をはぐくむはたらき)

1.5つの性質に分けて、得点化します

 「野鳥がたくさん集まる」「巨木がある」「風景が美しい」といった、森林の“個性”を5つの性質(評価軸)に分けて、それぞれ得点に表します(下の表の項目によって、それぞれ3点満点、最低点1点の点数付けをします)。

評価軸評価するポイント評価方法(それぞれ3点満点)
固有性・その地方にしかない種・群落・生態系がある
・地名に由来する名前のついた生物がいる
・地域あるいはもっと広範囲で減少しつつある要素がある
道内に広く知られている(3点)
地元や愛好家に限られている(2点)
要素がない(1点)
自然性・広葉樹林・針葉樹林・渓流など多様な自然が見られる
・魅力のある植物群落を含む・野生動物の痕跡がみられる
最低を1点として、Yesの数だけ1点換算
郷土性・古くから継承されてきた要素がある
・地域の生活文化と関わりの深い要素がある
・地域のシンボルとして親しまれる要素がある
道内に広く知られている(3点)
地元や愛好家に限られている(2点)
要素がない(1点)
傑出性・高さ、広さ、古さ、美しさ、特殊さなどの点において傑出している 全道的に見て傑出している(3点)
地域的に見て傑出している(2点)
それ以外(1点)
眺望性・人工物と森林の調和が取れている
・多くの人の目に付きやすい
最低を1点として、Yesの数だけ1点換算

「固有性」「傑出性」「自然性」の違いについて

固有性→“その場所にしかない”自然由来の要素
傑出性→森林あるいは樹木に関わる傑出した要素
    (ただし人為など環境の変化にはそれほど脆弱でない要素に限る)
自然性→上記2つ以外の自然由来の要素

評価方法の「道内で広く知られている」って、どんな判断?

次の判断を参考にしてください。

「道内に広く知られている」

  • その要素が世界遺産や北海道遺産に指定される(または候補となった)
  • 北限の○○、南限の○○などとされている 等

「地元や愛好家に限って知られている」

  • 市町村の「花」や「木」に指定されている
  • 市町村の観光パンフレットに掲載されている
  • 地元の方や愛好家の方による保護活動がある 等

評価ポイントの参考例

評価の参考例を以下の表に挙げます。

参考例
固有性 ・春国岱アカエゾマツ純林など
・アポイカンバオオヒラウスユキソウなど
自然性 ・花の美しい植物等
・キツツキ類の食痕や鳥の巣、動物の足跡等など
郷土性 ・遺跡、森を舞台とした伝承・祭事など
・道祖神、寺社林、御神木、銘木
傑出性 ・大径木、巨木
・樹木でアーチ状に形成されたトンネルなど
眺望性

・○○望岳台

・湖沼などの景勝地を望む森林

 

2.レーダーチャート化します

1で得点化したそれぞれの評価軸の点数を図に落とし、レーダーチャート化します。

図-使用するレーダーチャート

レーダーチャート

3.レーダーチャートの形を型に当てはめ、総合評価します

上で図化したレーダーチャートの形を、下例の「対象森林にふさわしい利用」の5つの型と比較し、どれかに当てはめ、総合評価とします。

対象森林にふさわしい5つの利用の型

対象森林にふさわしい5つの利用の型

総合評価結果
            型

《対象森林にふさわしい利用の型とその森林の特徴をいかした活動》

対象森林にふさわしい利用の型とその森林の特徴をいかした活動

木材生産機能(私たちの暮らしを支える木材を供給するはたらき)

1.調査簿や現地調査により、評価に必要なデータを集めます

《森林調査簿による調査》
森林調査簿などにより、樹種名と林齢、小班の面積を調べます。

区分項目
樹種名カラマツ…
林齢(α)          (年)
小班面積(A)          (ha)

《現地の調査》
◎調査場所:対象の林小班内20m×20m

◎調査方法:
 (1)直径(全ての木)及び樹高(高い方から上位4本、中・下層各1本)を測り、野帳に記載します。

直径及び樹高の図

※直径は、成人の胸の高さ(地際から130cm)の位置における木の直径(胸高直径)を測ります。

番号直径樹高番号直径樹高番号直径樹高番号直径樹高
12218
265176
2275277
24497499
255075100

(2)調査場所で、将来の「立て木」への枝打ちの有無、病虫獣害や曲がりが材に与える影響が顕著でないかをみます。

区分項目
枝打ち(B)実施・未実施
材の欠点(C)なし・あり

枝打ちってどうしてするの?

目的は?

節のない、優良な材を生産するためです。病原菌や害虫の侵入口となる"枯れ枝"をなくす効果や、林内が明るくなり生物多様性が高まる効果もあります。

方法は?

木の生長が止まっている10月から翌年4月に将来に主伐する候補(立て木)の枝を落とします。

材に与える影響の調べ方は?

下のような外からみて、材に影響を与えると思われるものを調べます。

状態参考例
曲がりなど一番根元の部分が大きく曲がっている、二股
くされキノコの発生が見られる
気象害・病虫獣害凍裂がみられる、シカによる大幅な樹皮剥ぎがある。

(3)小班全体の平均傾斜、最寄の道路(林道・作業道)までの距離を調べます。

区分項目
平均傾斜(D)          (度)
路網(E)          (m)

最寄りの道路の求め方は?

小班の中央部から最寄りの林道や作業路までの最短距離とします。

最寄りの道路

2.蓄積、形状比、成長量を計算します

《蓄積》現地調査した胸高直径、樹高をもとにhaあたり蓄積を計算します。

(その1) 直径と樹高の関係をあてはめて計算する。

(1)各直径の階層ごとの、1本あたりの材積を求めます。
 該当樹種のA~Eの区分のなかで、直径と樹高の関係が一番近いものを当てはめ、直径ごとに材積を求めます。
表は次のとおりです

(2)haあたり蓄積を求める
 (1)で求めた1本あたりの材積を合計し、調査地面積(0.04ha)で割り、ha蓄積を求めます。

項目
材積合計(α)         (m3)
調査地面積(β)         (ha)
ha蓄積(α÷β)        (m3/ha)

(その2)直径により計算する。

(全道の針葉樹の平均的な材積を示していますので、その1、その2のいずれかの方法を使用することが、望ましいです)

(1)中島広吉「針葉樹標準立木材積表」による直径ごとに材積を下の「直径別材積表」より読み取り、野帳に記載していきます。

直径材積直径材積
60.01341.00
8

0.02361.15
100.04381.32
120.07401.50
140.1421.69
160.15441.89
180.2462.10
200.26482.33
220.33502.57
240.42522.82
260.51543.08
280.62563.35
300.73583.64
320.86603.94

(2)haあたり蓄積を求める

(1)で求めた1本あたりの材積を合計し、調査地面積(0.04ha)で割り、ha蓄積を求めます。

項目
材積合計(α)      
  (m3)
調査地面積(β)         (ha)
ha蓄積(α÷β)       (m3/ha)

《形状比》現地調査した胸高直径、樹高をもとに次の式により計算します。

形状比=(樹高(上層4本の平均)÷平均直径)×100

「形状比」って、どんな項目なの?

・『形状比 (高さ/太さ)』は、めざす姿で掲げる木材の"質"や "効率"的な木材生産、森林の"健全性"などに総合的に関連します。

《成長量》1年に増加する体積(成長量)を次の式により計算します。

成長量=haあたり蓄積÷(林齢(a)-期間A)

樹種期間A
カラマツ3
トドマツ16
アカエゾマツ19
スギ5
区分項目
ha蓄積(F)(m3/ha)
成長量(G)(m3/年)
形状比(H)

3.8つの評価項目を基準に当てはめて点数をつけ、総合評価を行います

《各項目の評価》

評価基準(A~Gの7項目)
(A)面積1ha以上 (B)枝打ちを実施(20本程度 ※2)
(C)材の欠点がない (D)傾斜10度以下(面積の半分以上)
(E)道路から100m以内 (F)蓄積150㎥/ha以上
(G)成長量が多い(スギ7、カラマツ6、トドマツ5、アカエゾ4㎥/ha以上)
各1点(5点を上限)として合計

 

※2)「立て木」に実施しているかどうかで判断します。

評価基準(形状比 項目H)
カラマツ トド、アカエゾ、スギ 得点
80未満 70未満 5点
80以上-90未満 70以上-80未満 4点
90以上-100未満 80以上-90未満 3点
100以上-110未満 90以上-100未満 2点
110以上 100以上 1点
樹種による該当点数(※1)              点

 

※1)haあたり蓄積が50m3以下の場合、一律1点とします。

「形状比」って、どんな項目なの?

・形状比が低いということは、適切な密度管理が行われ、単木の生長量や直径が大きく、かつ風雪害や病虫獣害に強い健全な森林であるということを表します。

<形状比での判断>

形状比での判断

形状比による密度管理の考え方!
形状比のきわめて高い森林(細くて密)で、細い木を中心に間伐をすると、残った木の平均直径は大きく、形状比は低くなります。

例えば、間伐前後では?
(前)樹高20m、直径20cm→形状比100
(後)  〃   直径24cm→形状比 83

《評価の統合》

評価点数を合計し、10段階の評価をします。

総合評価結果
ランク

その2 当てはめ法の表について

樹高及び材積
区分 トドマツ、アカエゾ
A B C D E
直径 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積

6

8 0.01 7 0.01 6 0.01 6 0.01 5 0.01
8 10 0.03 9 0.03 8 0.03 7 0.02 6 0.02
10 11 0.05 10 0.05 9 0.04 8 0.04 7 0.03
12 12 0.08 11 0.07 10 0.07 9 0.06 8 0.05
14 14 0.12 13 0.11 11 0.1 10 0.09 9 0.08
16 15 0.16 14 0.15 13 0.14 11 0.12 10 0.11
18 17 0.23 15 0.2 14 0.19 13 0.18 11 0.15
20 18 0.29 16 0.26 15 0.25 14 0.23 12 0.2
22 19 0.37 17 0.33 16 0.32 15 0.3 13 0.26
24 20 0.45 18 0.41 17 0.39 16 0.37 14 0.33
26 21 0.55 19 0.51 18 0.48 17 0.46 15 0.41
28 22 0.67 20 0.61 19 0.58 18 0.56 16 0.5
30 23 0.79 21 0.73 20 0.7 18 0.64 16 0.57
32 24 0.93 22 0.86 21 0.83 19 0.76 17 0.68
34 25 1.08 23 1.01 21 0.93 20 0.89 18 0.81
36 25 1.21 24 1.17 22 1.08 21 1.04 19 0.95
38 26 1.39 24 1.3 23 1.25 21 1.15 19 1.06
40 26 1.53 25 1.48 23 1.38 22 1.33 20 1.22
42 27 1.74 25 1.63 24 1.58 22 1.46 20 1.34
44 27 1.19 26 1.85 24 1.72 23 1.66 21 1.54
46 27 2.08 26 2.01 24 1.88 23 1.81 21 1.67
48 27 2.26 26 2.19 24 2.04 23 1.97 21 1.82
50 27 2.45 26 2.37 24 2.21 23 2.13 21 1.97
区分 スギ      
A B C D ランクE
直径 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積
6 10 0.02 9 0.02 9 0.02 8 0.01 8 0.01
8 11 0.03 10 0.03 10 0.03 9 0.03 9 0.03
10 12 0.06 11 0.05 11 0.05 10 0.05 10 0.05
12 13 0.08 12 0.08 12 0.08 11 0.07 11 0.07
14 14 0.12 13 0.11 13 0.11 12 0.1 12 0.1
16 15 0.16 14 0.15 13 0.14 13 0.14 12 0.13
18 16 0.22 15 0.2 14 0.19 14 0.19 13 0.18
20 17 0.28 16 0.26 15 0.25 15 0.25 14 0.23
22 18 0.35 17 0.33 16 0.32 16 0.32 15 0.3
24 18 0.41 18 0.41 17 0.39 17 0.39 16 0.37
26 19 0.51 18 0.48 18 0.48 17 0.46 17 0.46
28 20 0.61 19 0.58 19 0.58 18 0.56 17 0.53
30 21 0.73 20 0.7 19 0.67 19 0.67 18 0.64
32 22 0.86 21 0.83 20 0.79 20 0.79 19 0.76
34 22 0.97 21 0.93 21 0.93 20 0.89 20 0.89
36 23 1.12 22 1.08 22 1.08 21 1.04 20 0.99
38 24 1.3 23 1.25 22 1.2 22 1.2 21 1.15
40 24 1.43 23 1.38 23 1.38 22 1.33 21 1.28
42 25 1.63 24 1.58 23 1.52 23 1.52 22 1.46
44 25 1.79 25 1.79 24 1.72 23 1.66 22 1.6
46 26 2.01 25 1.95 25 1.95 24 1.88 23 1.81
48 27 2.26 26 2.19 25 2.12 24 2.04 23 1.97
50 27 2.45 26 2.37 26 2.37 25 2.29 24 2.21
区分 カラ
A B C D E
直径 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積 樹高 材積
6 9 0.01 8 0.01 7 0.01 6 0.01 5 0.01
8 11 0.03 10 0.03 8 0.02 8 0.02 7 0.02
10 12 0.05 11 0.05 10 0.04 9 0.04 8 0.03
12 14 0.08 13 0.07 12 0.07 10 0.06 9 0.05
14 16 0.12 14 0.11 13 0.1 12 0.09 11 0.09
16 17 0.17 16 0.16 14 0.14 13 0.13 12 0.12
18 18 0.22 17 0.21 16 0.2 14 0.17 13 0.16
20 20 0.3 18 0.27 17 0.26 15 0.23 14 0.21
22 21 0.38 19 0.34 18 0.33 16 0.29 15 0.27
24 22 0.47 20 0.43 19 0.41 17 0.37 16 0.35
26 23 0.57 21 0.52 20 0.5 18 0.45 16 0.4
28 24 0.69 22 0.63 21 0.61 19 0.55 17 0.5
30 24 0.79 23 0.76 22 0.73 20 0.66 18 0.6
32 25 0.93 23 0.86 22 0.82 20 0.75 19 0.72
34 25 1.05 24 1.01 23 0.97 21 0.89 19 0.81
36 26 1.22 25 1.18 24 1.13 22 1.04 20 0.95
38 26 1.36 25 1.31 24 1.26 22 1.16 20 1.06
40 26 1.51 25 1.45 24 1.39 23 1.34 21 1.22
42 26 1.66 25 1.6 24 1.53 23 1.47 21 1.35
44 26 1.82 25 1.75 24 1.68 23 1.61 21 1.48
46 26 1.98 25 1.91 24 1.84 23 1.76 21 1.61
48 26 2.16 25 2.08 24 2 23 1.92 21 1.76
50 26 2.34 25 2.25 24 2.17 23 2.08 21 1.9

 

※各欄左の斜字体は樹高、右は材積を表す(道有林北見人工林トドマツ・カラマツ、松前人工林スギ使用)

カテゴリー

林務局森林計画課のカテゴリ

page top