私たち大人が子どもだった頃、すぐ身近には豊かな自然があふれていました。
まだテレビゲームやパソコンもない時代、子どもたちの遊び場は近所の森や川でした。
学校が終わってから暗くなるまで外で遊び、よく親に怒られたものでした。
昆虫採りや自分たちだけの秘密基地づくり…。
「自分をワクワクさせてくれる」、森はそんな魅力に満ちた場所でした。
また、そこには様々な年齢や性格の子どもたちが集まり、いわば「小さな社会」が出来上がっていました。そして、そうした中での遊びを通して、自然の法則や命の尊さ、さらには、して良いことや悪いことなど社会のルールも学ぶことができたのです。
ところが、今の子どもたちの周りでは身近な自然が減少し、自然に触れながらの遊びを通じて様々な技や知恵=「生きる力」を身に付けていく体験学習の機会が大きく失われています。北海道の将来を担う子どもたちが、広い大地と豊かな自然の中で、のびのびと心豊かに成長することは、私たち道民すべての願いです。今、私たち大人がすべきことは、子どもが健やかに成長できる環境を整備し、子どもたちの「生きる力」を育てることだと言えるでしょう。
そんな思いから、北海道では平成17年度から「もりの学校推進事業」をスタートしました。「もりの学校推進事業」では、子どもたちが体験活動や自由に遊べる森林を5年間をかけて全市町村につくってきました。それが「げんきの森」です。
★「げんきの森活動報告書vol5」
平成21年度に設定した「げんきの森」での数々の体験活動の様子や、「げんきの森」を活動拠点に、地域や森林ボランティア団体のみなさんが子どもたちに体験プログラムを提供したり、一緒に森を楽しむ様子などを紹介しています。
*平成21年度をもって全道179市町村のすべてに設定されました。
表紙、目次など
☆表紙、目次、げんきの森って
☆平成21年に設定したげんきの森活動紹介
事例1 事例2 事例3 事例4
事例5 事例6 事例7
☆森林学習フォーラム
☆げんきの森2年目以降の活動紹介
事例8~事例9 事例10~事例11 事例12~15
事例16~事例19 事例20~23
その他
このページの情報はオープンデータとして自由に二次利用することが可能です。(CC-BY)
利用する場合には出所明示を行ってください。詳しくは北海道オープンデータ利用規約をご確認ください。また、北海道のオープンデータは、「北海道オープンデータポータル」にも登録していますのでご覧ください