スルメイカ[鯣烏賊]

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スルメイカ

地方名:マイカ

アカイカ科/全長約24cm

『イカ刺し』『イカそうめん』といえばスルメイカ

外套膜(内臓を覆う部分)は筒型で中央部がやや太く、後方がしだいに細くなり、後端はとがっています。目はヤリイカ類とは異なり透明な膜に覆われていません。腕の長さは外套長(外套膜の長さ)の約半分で、吸盤が2列になっています。

生まれた時期の違いから、秋生まれ群、冬生まれ群、夏生まれ群の3系群に分けられ、北海道周辺には冬生まれ群と秋生まれ群が多く分布しますが、いずれの群も北海道近海には産卵場がないため、餌を探すために来遊します。

スルメイカといえば「イカ刺し」を連想するように、身が透き通った新鮮なものを刺身や細作りにした「イカそうめん」で食べるのが美味。加工品も多く、スルメ、塩辛、松前漬けなどに幅広く利用されています。

また、函館では、市の魚に「イカ」が選ばれており、市民や観光客に親しまれています。

分布図

渡島半島南部、北海道東部太平洋、根室海峡、積丹半島周辺、武蔵堆周辺、北海道日本海側の日ロ境界線付近

渡島半島南部、北海道東部太平洋、根室海峡、積丹半島周辺、武蔵堆周辺、北海道日本海側の日ロ境界線付近

漁法

  • ほっけ・いか・かれい底建網漁業
  • いか釣り漁業
  • 定置網漁業
  • 底びき網漁業
  • 刺し網漁業

漁獲時期

渡島6月~12月、日高・十勝・釧路7月~11月、根室海峡9月~12月、日本海7月~11月

渡島6月~12月、日高・十勝・釧路7月~11月、根室海峡9月~12月、日本海7月~11月

関連サイト

料理レシピ

スルメイカ取扱漁協

ひやま漁業協同組合には乙部、大成、瀬棚の3ヶ所に塩辛工場があり、新鮮なスルメイカを塩辛や三升漬けなどのバラエティ豊かな商品を販売しています。

松前さくら漁協直営店・道の駅「北前船 松前」で扱う道南産のマイカを材料に加えたレトルトカレーです。

いか刺しを美味しく食べるためにはいかと同じように、醤油にもこだわりたい。素材を引きたてるためにも、主役だけではなく、脇役も大事にしたい。いか刺し用の醤油ですが、もちろん刺身全般に合います。

水揚げ直後の新鮮なイカを家庭に直送します。刺身はもちろん細切りしてイカソーメンでも楽しめます。生姜醤油で味わってみてください。残った場合は一夜干しにして、さっとあぶって食べるのがおすすめです。(漁期:6月~12月)

水揚げされた新鮮なイカを一夜干しし、真空パックした商品。冷凍物で通年販売しています。

大型のスルメイカを開いて一夜干しにした商品。さっと炙るとおいしく食べられます。

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