
地方名:ミズイカ、ゴウイカ
ヤリイカ科/全長約60cm
柔らかい肉質がおいしい高級イカ
きわめて細長い体は、縦長・ひし方のひれがやり状に後方へ伸び、外套長(内臓を覆った部分)の60%前後を占めますが、それに対して腕は短く体の4分の1以下の長さ。目は透明の膜に覆われています。
北海道での分布は、対馬暖流や津軽暖流の影響を直接受ける海域に限られ、寒冷な親潮域に相当する道東海域には生息しません。春に生まれた稚イカは、春~夏にかけて沖合の深みへ移動し、秋の間は水深100mから大陸棚付近で成長します。冬には徐々に岸に近づく傾向を強め、その間に成熟し、春になると産卵のために水深5~40mの沿岸に移動します。産卵後は雌雄ともに死んでしまうため、寿命はほぼ1年と推定されています。
ヤリイカは高級なイカとして珍重され、寿司ねたや刺身として利用されることが多く、ショウガ醤油で食べると一層美味です。
分布図

津軽海峡~噴火湾周辺、日本海、オホーツク海沿岸
漁獲時期

渡島・檜山3月~5月、後志4月~5月、留萌・宗谷5月~6月、北海道南西部沿岸10月~翌1月
漁法
- やりいか棒受け網漁業(火光を利用する敷き網)
- 定置網漁業
- 底建て網漁業

