ヤマトシジミ[大和蜆]

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魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。

■ヤマトシジミ[大和蜆]

地方名:シジミ

シジミ科/全長 殻長約25mm


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みそ汁の具としてもおなじみのシジミ貝

 殻の輪郭は幅の広い楕円形ですが、殻の頂上部(殻頂)が膨らむため全形は丸みを帯びた正三角形を成します。殻の表面には、年に1回あるいは数回、成長が鈍る時期に形成されるしま模様(成長脈)がみられます。
 えりも岬以西の太平洋、オホーツク海、石狩以北の日本海に面した河口域および汽水湖沼に分布し、冬には砂泥中に完全に埋没しますが、春から秋には殻の後縁を砂泥から出して生息します。
産卵期は7月中旬~9月中旬。産卵および卵や幼生の発生は、水温と塩分の影響を強く受け、完全な海水や淡水では起こらず、また水温の低い冬から春にかけてはほとんど成長もしません。
 ヤマトシジミは砂泥を掘り返して底質から水中へ窒素を拡散させるため、植物プランクトンの増殖を促進し、底質と水を浄化する役目を果たしています。
 ほとんどが生鮮で出荷され、主にみそ汁の具として用いられます。

■分布図

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えりも岬以西太平洋、オホーツク海、石狩以北の日本海に面した河口域および汽水湖沼。網走湖・天塩川・天塩町のパンケ沼・風蓮湖・石狩川・藻琴湖

 

■漁獲時期

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網走湖5~10月、天塩川5~11月、風連湖4~6月、藻琴湖冬季

■漁法

com09link.gifしじみがい漁業


■栄養成分

com09link.gif食品成分データベース[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース

■ヤマトシジミ取扱漁協

fis066fod001.jpg com09link.gif北るもい漁業協同組合

天塩産砂だししじみ貝
北海道の大河の一つ天塩川河口部は、ヤマトシジミの産地として知られています。砂出ししてあるので味噌汁やお吸いものなどにそのまま使えます。

カテゴリー

森林海洋環境局成長産業課のカテゴリ

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