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地方名:イシモチガレイ、イシモチ、ゴソガレイ、スナイシ
カレイ科/全長30~40cm
体の表側に石のように硬い突起をもつのが特徴
体にうろこはなく、目がない裏側の体面は完全になめらかです。目がある表側は、成魚の場合、両縁近くと側線(うろこ上に開口した頭部から尾部に向かって線状に走る小さな穴の列)付近に石状の骨板がそれぞれ一列あり、イシガレイという名はこれに由来します。体の表側は黄褐色で、裏側は純白色です。
日本各地に分布し、沿岸の浅場から水深100mくらいまでの砂泥底に生息、淡水域にも入り込みます。 産卵期は、北海道南西部および日本海側では12~翌3月頃、オホーツク海側や北海道東部だと5~7月頃で、海域によりかなり差があります。
やや歯ごたえのある白身で、刺身や寿司ねたとして好まれており、背びれと尻びれの付け根にある「縁側」は特に美味です。
分布図
北海道南西部、日本海側、オホーツク海側、太平洋側、北海道東部
漁法
- 底建て網漁業
- 刺し網漁業
- 一本釣り漁業
漁獲時期
1~3月※取材情報に基づく