サンマ[秋刀魚]

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サンマ

地方名:ジャミ(小型魚)

サンマ科/全長35cm未満

細長い体の中に良質な栄養がたっぷり

サンマは外洋性の浮魚で季節的な回遊を行うことが知られていますが、日本近海では春~夏に北上し秋に南下します。産卵は春と秋に行われます。

主に動物プランクトンを餌とする一方で、サンマはサメ類、クロマグロなどの大型魚類や、クジラ類、海鳥などによく捕食されていることから、食物連鎖の中で重要な役割を担っているといえます。

現在のサンマ漁業は、サンマが光に集まる習性を利用し集魚灯で群れを集めて一網打尽にする漁法(棒受網)が主流。ほかにも、サンマが漂流物に卵を産む習性を利用し人工的に浮かべた海藻に集まった群れを手づかみで獲る漁法など、ユニークなものも知られています。

脂がのる晩夏から秋に需要が高まり、塩焼きや刺身、寿司などで賞味されます。IPAやDHAが豊富に含まれるほか、タウリン、ビタミンDなどたくさんの栄養が含まれています。

分布図

北海道道東海域(えりも岬以東の太平洋~オホーツク海)

北海道道東海域(えりも岬以東の太平洋~オホーツク海)

漁法

  • さんま漁業(棒受け網漁業)
  • さんま漁業(流し網)

漁獲時期

7月~10月

7月~10月

関連サイト

料理レシピ

サンマ取扱漁協

旬の時期に型の良いサンマを選別し独自のタレや味噌に漬け込んだ「さんまざんまい」、ほとんどの骨を取り除いて子どもやお年寄りでも丸ごと食べられる「らく2さんま」は通年販売されています。

8月から10月までに厚岸沖で獲れたサンマを高鮮度のまま保存し、漁協独自の製法でじっくり熟成させた商品です。

第36勝洋丸船主「田中英昭」さんの漁獲した棒受網さんまを毎日、漁獲位置、漁獲日時明記(QRコード)表記で安心・安全食材でお届けします。(販売予定期間:9月~10月 )

安心・安全をモットーに浜の母さんが手づくり加工製造するのが「海鮮工房霧娘(きりっこ)」商品。水揚されたサンマを化学調味料を用いず味付けし、桜の木でスモークした品です。

根室といえばサンマの水揚げは全国トップクラス。水揚げされたばかりの新鮮なサンマを味醂で味付け。サンマ本来の味を損なわずうまみを増した人気商品です。2尾入パッケージでの発送です。

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