ベニザケ(ヒメマス)[紅鮭(姫鱒)]

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魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。

■ベニザケ(ヒメマス)[紅鮭(姫鱒)]

地方名:ベニマス、ベニ、アカザケ(以上、降海型)、チップ、カバチェッポ(以上、陸封型)

サケ科/全長 ベニザケ:約60cm、ヒメマス約40cm


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ベニザケは海で、ヒメマスは湖で生活

 サケ属のなかでは最も細長い体形。淡水域にとどまる陸封型のベニザケを「ヒメマス」と呼びます。
 ベニザケはサケ属の中で最も多様な生活史を示し、特徴的なのは幼魚期に湖で生活することです。その後海に下り、主に北太平洋を回遊した後、産卵のために母川に遡上します。ベニザケの分布範囲は広いですが日本には天然のベニザケが恒常的に遡上する河川はなく、一方でヒメマスは一生を湖で過ごします。
 産卵期は、ベニザケが7月後半~翌1月、ヒメマスが10~11月で、湧水のある湖岸の浅み、または湖に流入する河川に産卵します。
 ベニザケは消費者に最も好まれるサケ・マス類の一つで、身は脂肪分を多く含み赤みが強いこともあり、塩引きや新巻といった塩蔵品として多く利用されます。ヒメマスも美味といわれ、塩焼き、刺身にして食されます。

■分布図

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ヒメマス:支笏湖、洞爺湖、倶多楽湖、摩周湖

 

■漁獲時期

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胆振5月~6月、十勝・釧路5月~7月

■漁法

com09link.gifベニザケ:さけ・ます流し網漁業

com09link.gifベニザケ:定置網漁業

com09link.gifヒメマス:刺し網漁業

com09link.gifヒメマス:釣りによる漁獲

■栄養成分

com09link.gif食品成分データベース[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース

■ベニザケ(ヒメマス)取扱漁協

fis020fod004.jpg com09link.gif厚岸漁業協同組合

汐紅鮭、切身セット
春から夏にかけて水揚げされるサケの中でもベニザケは稀少な存在です。汐紅鮭は一尾まるごと切身にし保存に便利な真空パックに加工した商品です。とても肉厚で上品な味わいです。

fis020fod003.jpg com09link.gif釧路市漁業協同組合

紅鮭
北洋産のベニザケを甘塩で仕上げた商品です。絶対数が少ないことから地元でも珍重されており、青みをおびた銀鱗をさばくと鮮やかな紅色が現れます。

fis020fod002.jpg com09link.gif阿寒湖漁業協同組合

ヒメマス【天然】
ヒメマスは阿寒湖原産として、姿の美しさやおいしさで知られています。大昔阿寒湖にのぼっていたベニザケが陸封化し、湖水残留型のヒメマスになったと言われています。旬は5月から7月で、刺身、ルイベ、塩焼などでおいしく食べられます。

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