キュウリのようなにおいをもつ魚
体は細長い円筒形で大きな口をもち、突出した下顎には2~4個の鋭くて大きい歯があります。独特のキュウリのようなにおいがあります。体長は最大で30cmほどになります。
沿岸性の魚種で、日本国内では北海道にのみ分布し、太平洋およびオホーツク海に多く生息します。春(水温が7℃くらいになる4月下旬~5月下旬)に川に遡上して産卵します。遡上は夜間21時ごろから始まり、産卵は23時~翌朝4時ごろまでの間に行われ、産卵後はほとんどが夜明け前に海に戻りますが、河川で息絶えてしまう個体もいます。
肉は白身で低脂肪、高たんぱく質で、フライや天ぷら、塩焼き、揚げものにして食べるのが一般的です。
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