柳川鍋でおなじみ
体は細長く、体表は粘液で覆われています。口はやや下向きで、上唇に3対、下唇に2対、合わせて10本のひげをもちます。
日本各地に分布しますが、北海道のものは自然分布なのかが不明。平野部の浅い池、沼、水田とその周辺の泥底に生息します。20~30℃を適温とする温水魚で、冬の低水温時には泥の中に潜る性質があり、水中の酸素がなくなるとえら呼吸と腸呼吸をあわせて行います。
産卵期は4~8月で、雄が雌の腹部に巻きつき締めつけることで卵を体外に押し出し、同時に雄も精子を放出します。
主に空知地方で漁獲されますが、年間漁獲量は減少傾向にあり養殖業者もほとんどいません。
柳川なべ、かば焼き、ドジョウ汁などに調理されます。
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