原子力規制委員会、内閣府への要請
金子原子力規制庁長官、石原内閣府特命担当大臣と鈴木知事との面談(令和7年12月18日)

令和7(2025)年12月18日、金子修一原子力規制庁長官、石原宏高内閣府特命担当大臣(原子力防災)とそれぞれ面談し、泊発電所3号機の再稼働へ向けた政府からの理解要請に同意した旨をお伝えするとともに、泊発電所3号機の安全対策や泊地域の原子力防災対策に係る要請を行いました。
金子長官へは、安全規制を担う原子力規制委員会において、最新の知見を収集し、新規制基準等を絶えず見直していくなど原子力規制の一層の充実・強化に不断に取り組むとともに、原子力発電所の安全対策に万全を期すことや、燃料等の事業所外運搬について、関係法令に基づき、関係省庁全体で安全性を確認することなどを要請しました。
また、石原大臣へは、原子力防災体制の充実・強化を担う内閣府において、国の実働組織による支援体制を確立するなど、避難計画の実効性向上に向けて、引き続き、国が責任をもって取り組むこと、避難に有効活用できる道路や港湾について、国が主体となって整備を行うとともに、放射線防護対策施設の整備等に十分な財政支援を行うこと、国の原子力防災訓練の実施や、その結果を踏まえた計画等の更なる具体化・充実化のための支援を行うことなどを要請しました。
鈴木知事からの要請内容については、それぞれしっかりと受け止めていただいたものと考えており、道としても、原子力防災対策に終わりはないとの認識のもと、引き続き、国や関係自治体、防災関係機関と緊密に連携し、その充実強化に取り組んでいきます。
・原子力規制委員会あての要請文はこちら (PDF 108KB)
・内閣府あての要請文はこちら (PDF 106KB)
※ 当日の面談記録は、後日、掲載予定
