Q22


Q22


Q22 どのような有機農業の将来像を描いていますか?

 北海道が目指すべき有機農業は、有機質肥料を施用したり農薬や化学肥料を使用せずに栽培するだけの農業ではなく、農業の自然循環機能の維持増進や環境への負荷軽減を図ることを基本として営まれる農業です。いわば、現代の農業に伝統的農業の良い点を取り入れた新しい農業で、多くの人が取り組める、環境の世紀にふさわしい地域資源循環型の持続的農業です。
 北海道がめざす有機農業の具体像としては、恵まれた自然や気象条件を生かし、環境への負荷を最小限にし、できる限り地域の有機質資源の有効活用や循環利用を行う北海道らしい資源循環型の有機農業の普及・定着を図るとともに、流通に当たってはJAS法に基づく有機農産物等についての適正な表示を推進するとともに、次のような性格を持つ必要があると考えています。

● 合理的な輪作や堆肥などの施用により化学肥料に頼らず土壌本来の生産力を発揮させるとともに窒素施用量は環境負荷に十分配慮した水準とし、また耕種的・生態的方法を取り入れた病害虫・雑草対策を講じるなど、環境への負荷をできる限り低減する農業

● 地下水や河川の汚染を生じさせないよう、家畜ふん尿等の有機物の適切な処理・活用に努めるほか、ほ場副産物や未利用資源の有効活用を図るなど、できるだけ地域内の資源を循環利用する農業

● 新規就農や異業種からの参入等、多様な担い手の個性や特性を活かす農業、中山間地域や過疎地域の農業、小規模集約農業や大規模農業など、それぞれの立地条件に応じて展開する多様な農業

● こだわり食材の提供や農産物の加工などを通じたグリーンツーリズムや外食産業などとの連携、有機農業のほ場を活用した都市住民や子どもたちの農作業体験、産地交流会など、活力ある地域農業づくりに寄与する農業

● 安全な食生活を望む消費者の期待に応えるため、きめ細かい消費者ニーズの把握や栽培技術のレベルアップに努め、安全・安心でおいしい農産物を生産する農業

● 栽培方法や農産物の特性、料理法や食べ方など、農産物に関する幅広い情報の発信、地産地消や直売などの取組を通じて食と農の距離を縮め、生産者と消費者との結びつきや信頼関係を高める「顔の見える」農業                    など

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