じゃがいもQ&A

 

 

じゃがいもQ&A


 

 

じゃがいもQ&A

Q じゃがいもはなぜ北海道でたくさん作られているのですか?
 じゃがいもの原産地は南アメリカの中央アンデス山脈の標高3千メートルを超える高地と言われ、今でも野生のじゃがいもがあります。
 北海道は故郷であるアンデス地方の気候風土ににていることから、栽培にとても適しているのです。
 また、じゃがいもは寒さに強く、冷害の影響が少ないため、北海道で盛んに栽培されるようになりました。
 北海道はよりおいしく、より多く収穫できるじゃがいもを作るために品種改良を続けています。またじゃがいもをおいしく作るための栽培技術の研究も続けています。
 これらの努力の結果、平成11年の全国のじゃがいも作付面積の約7割、収穫量は約8割を北海道が占めています。

 


Q 鮮度を保つにはどうしていますか?
 じゃがいもは9~10月頃収穫され、その後倉庫で貯蔵して4月頃まで出荷されます。
 鮮度を保つには、じゃがいもを休眠状態にして貯蔵する方法が一般的で、貯蔵庫の温度を5度ぐらいに保って貯蔵します。
 出荷して急に温度が上がると、じゃがいもが春になったと思い発芽してしまうので、貯蔵庫から出荷するまでの間に少しずつ温度を上げて、外気温に慣らした後に出荷します。

 


Q じゃがいもの流通をおしえてください?
 収穫されたじゃがいもは、いろいろな用途に使われます。じゃがいもは、農家で作られて収穫され、それを農協などに出荷して貯蔵します。
 そして、用途に応じて市場や工場に出荷されます。
 用途は
  ・生食用(スーパーや八百屋さんで売っているじゃがいも)
  ・加工用(ポテトチップス、コロッケ、サラダ、フレンチフライなど)
  ・でん粉用(かまぼこ、めん類などに使われる)
  ・種子用(次の年に使うじゃがいもの種)
 などです。

 


Q じゃがいも加工製品にはどんなものがありますか?
 代表的なものは、ポテトチップスです。それから、サラダ、コロッケ、フレンチフライなどです。
 でん粉は、家でてんぷらやフライをあげる時に使う粉と、でん粉を使って作るものがあります。例えば、かまぼこやカップラーメンです。

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