農業・農村が持続的に発展していくためには、安定的な農業所得を得られる環境づくりが重要ですが、農業者が将来にわたって安心して暮らせるためには、農業をリタイアした後も充実した老後が過ごせるよう、農業者の生涯所得の充実を図ることも重要です。
このために大きく役立つのが「農業者年金制度」です。
制度の位置づけ
農業者年金は、農業従事者のうち、自営農業に従事する個人が任意で加入できる年金制度であり、国民年金(基礎年金)の上乗せ年金のひとつです。
ただし、農業経営を法人化し、その法人の役員、社員等として農業に従事することとなった場合は、サラリーマンの上乗せ年金である厚生年金に強制加入(農業者年金の対象外)することとなります。
制度の概要
(独)農業者年金基金は、農業者の老後生活の安定を図り、農業者の確保に資することを目的として、加入者が納付した保険料を積み立て、積立金を安全・効率的に運用し、年金等を給付する事業を実施しています。
制度のメリット
農業者年金には、「女性に優しい」「若年層には手厚い政策支援(保険料補助)」「制度面で大きな優遇」といった農業者にとって3つのメリットがあります。
詳細は(独)農業者年金基金ホームページ(下記リンク)をご覧ください。
○(独)農業者年金基金ホームページ「パンフレット」
関係リンク
(独)農業者年金基金のホームページでは、制度の特徴やメリットなどのほか、加入までの流れや加入者の声などの情報も掲載されていますので、加入の検討などに当たってご参照ください。