誰もが安心して働きやすい職場環境へ
近年はどの業種でも人材確保が難しい中、農業は「天候に左右」され「ハードワーク」もあり、また、農村地域の人口減少や高齢化も進んでいることから、年々働き手が集まりにくくなっています。
このような中で、安定的に人材を確保するためには、「誰もが働きやすい職場環境」をつくる必要があり、働き手のことを考えた職場環境の改善や工夫が求められています。
農業現場で働くすべての方々が安心して働ける環境づくりをしていくことで、持続可能な農業経営を目指していきましょう。

(1) 誰もが働きやすい環境づくり
農業従事者が農業に魅力を感じ、安心して働き続けるためには、労働安全の確保、適正な労務管理、休暇を取得しやすい環境づくりが重要です。
特に外国人については、言語や文化、生活習慣等の違いがあることを踏まえ、日頃から十分なコミュニケーションを図り相互理解を深めることも大切です。
「働きやすい職場環境」とは(具体例)
「働きやすい職場環境」の例として以下のようなことが挙げられます。
●作業内容
・作業指示が丁寧で明確である
・初めての作業もできるよう工夫がある(マニュアル、道具の工夫等)
●休憩・トイレ
・専用の休憩所や各ほ場にトイレがある
・給水や暑さ対策がされている
●勤務時間
・重労働の際は、こまめに休憩時間がある
・働く時間に融通が利く
●給与・待遇
・福利厚生がしっかりしている
・余裕がある人員配置
●その他
・整理整頓や清掃が行き届いている
・家族や従業員が仲の良い雰囲気
【取り組み事例】江別市内の2農家での聞き取り調査結果
●配置
・資材の配置やレイアウトを統一する
●コミュニケーション
・休憩を一緒にとる
・全員での打合せ(ミーティング)を行う
・ホワイトボード使用・マグネットで配置確認
・終業前の進捗確認・翌日への引き継ぎ
●教育・育成
・収穫作業で喜びを感じてもらう
・従業員同士が教え合う仕組みづくり
・マニュアルの作成
★トイレと休憩所の整備は重要です!

働き手は、就労先となる農業者を選ぶ際に「トイレや休憩所の整備状況」を気にしています。特に女性には、トイレが男女別に設置するなどの配慮も必要です。
トイレや休憩所の整備については、以下のとおりレンタルの利用や補助事業もありますので、職場環境の整備に向けて活用をご検討ください。
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(2)ハラスメント防止のために
農業法人だけではなく、個人経営の農家も、労働者を雇用している場合には、ハラスメント防止のための措置を講じる義務があります。
年齢、性別、国籍等にかかわらず、すべての農業従事者の人格や人権を尊重し、 暴力や暴言、威圧的な言動、差別的な取扱い、過度な叱責など、職場におけるハラスメン トにつながる行為を防止するとともに、関係法令を遵守し、適正な労務管理の徹底をするなど、一人ひとりが安心して働くことのできる職場づくりを進めていきましょう。
(3)安心して相談できる環境の確保
農業従事者が、労働条件や職場環境、人間関係、ハラスメント等について、不安や悩みを抱えた際に、安心して相談できる環境を整えることが重要です。
特に外国人については、雇用主や職場の管理者だけでなく、市町村や関係団体、行政機関などに相談できることや、外国人が母国語等で相談できる窓口があることを伝えてあげることも、異国で働く中での安心感へと繋がります。
参考となるサイト・資料など
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ap別冊「パートさん採用・受け入れガイドブック」(ホクレン) |
ホクレンアグリポートチャンネル(Youtube)(ホクレン) |
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農業の「働き方改革」経営者向けガイド(農林水産省) |
農業の「働き方改革」経営者向けガイド実践ワークブック (農林水産省) |
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農業の「働き方改革」優良事例集 (農林水産省) |






