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「省エネルギー」とは、エネルギーを効率的に使用することによって、より少ないエネルギーで大きな効果を上げることです。
省エネと聞くとケチというイメージがありますが、本当はそうではないのです。
たとえば、電気をムダなく上手に使うということが省エネなのです。

省エネを実践していくためには、日常、私たちがどの程度、電気・ガスなどのエネルギーを使っているかを把握することがポイントとなります。
毎月の検針票などで使用量の増減をチェックして効率的にエネルギーを使いましょう。

みんなでエネルギーを考えよう

〇地球の資源が底をつく

わたしたちが使っているエネルギーのほとんどは、石油・石炭・天然ガスといった化石燃料に頼っています。
しかし、化石燃料の埋蔵量には限りがあり、近い将来には底をついてしまいます。

〇地球環境は赤信号

わたしたちはこれまで、石油などの化石燃料を燃やすことによってエネルギーの大半を得てきました。
しかし、これによって大気中に排出される二酸化炭素の濃度が上昇し、宇宙に放出される熱が封じ込められ、地球の温暖化が急速に進行しています。
このまま温暖化が進んでいくと、100年後には気温が2℃、海面が50cm上昇してしまいます。
もし、日本の海面が30cm上昇すると、砂浜の60%が失われるといわれています。

【世界のエネルギー資源の確認可採埋蔵量】

世界のエネルギー資源の確認可採埋蔵量

※可採年数=確認可採埋蔵量/年生産量
出所:「Oil & Gas Journal」、「世界エネルギー会議」、「OECD/NEA,IAEA」

【温室効果のしくみ】

温室効果のしくみ

※温室効果ガスの55%は、CO2が占めています。その他は、フロンやメタンなどがあります。

〇エネルギー消費量は増加中

わが国のエネルギー消費は、80年代後半から高い伸びをしめしています。
とくに、家庭やオフィスなどの民生部門と運輸部門の増加が大きく、快適・利便性を求めるライフスタイルが影響を与えているようです。

【わが国の最終エネルギー消費の推移】

わが国の最終エネルギー消費の推移

〇省エネルギーは緊急課題

わが国の二酸化炭素排出量は、95年時点で既に90年と比べて8.3%も伸びており、このまま放置すれば2010年には90年と比べて20%もの増加が見込まれています。
このため、家庭・オフィス・交通などあらゆる面で徹底した省エネルギーが必要です。
経済活動を充分に行いながら、エネルギー消費の急激な減少はむずかしいことですが、省エネルギーを実践し二酸化炭素排出の減少に最大の努力をすることが大切です。

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