建築技術科の訓練状況をご紹介します。
6月
1年「6月」
6月から、本格的に工作実習が始まりました。
住宅の骨組みとなる木材をつなぎ合わせるための技術である「仕口・継手」を学んでいます。
すべての墨付けと切込みを覚えるのは大変ですが、基礎技術なのでじっくり取り組んでいます。
初めはおぼつかなかったのこぎりの扱いもどんどん上達しています。
2年「6月」
5月にCADで作図した図面をもとに、ツーバイフォー工法の模擬家屋を製作しています。
部材の接合はほぼほぼ釘なので、毎日釘を打ち込む音が実習場内に響いています。
電動工具の扱いにも慣れてきて、インターンシップや就職へ向けた準備も進んでいます。
今年の10月に行われる技能五輪全国大会に出場する2年生2名は、別メニューとなっています。
今年度の課題発表はまだですが、例年どおり非常に難しいことが予想されるため、
過去の全国大会の課題に挑戦して技術の底上げを図っています。
7月には今年度の課題が発表される予定なので、そこから本格的な練習が始まります。
4月、5月
1年「4月、5月」
4月17日の入学から一ヶ月が経ち、学院生活にもだんだんと慣れてきました。
4・5月の実習では、これから長く使うことになる“のみ”や“かんな”といった道具を仕込みました。
2年生も交えたかんなの薄削り大会で、自分の研いだ刃物の切れ味を試します。
6月からは仕口・継手の工作実習に進みます。
2年「4月、5月」
2年生に進級し、徐々に先輩としての責任感が増してきました。
4月は、前年度に建てた模擬家屋の解体を行いました。
5月は手書きの設計製図の実習と、パソコンを使ってのCAD図面作成の実習を行っています。
次の工程で建てるツーバイフォー工法の模擬家屋の設計図を描いて、施工への理解を深めています。