あなたは、買い物で損をしていませんか?(商品量目)

スーパーマーケット、小売店などの正しい計量について

 スーパーなどの食料品の販売店は、多くの商品をトレーや蓋付き容器、ポリ袋、包み紙などに入れて内容量(目方)を表示し、100gあたり何円として販売しています。

 このトレーや蓋付き容器、ポリ袋、包み紙などのことを風袋(ふうたい)といいますが、風袋は商品の内容量から除かなければなりません。

 例えば、国産牛肉やマグロ大トロなど単価の高い商品で、内容量に風袋が含まれていると、余分に支払う代金が100円を超える場合があります。

商品の内容量の表示や風袋引きが正しく行われているか検査しています

北海道計量検定所は、贈答品やお盆商品などで食料品の取引が増加する中元期の7~8月及びお歳暮や年末年始などで食料品の取引が増加する歳末期の11~12月に、特定市(札幌市、函館市、小樽市、旭川市、室蘭市、釧路市、帯広市、苫小牧市)管内を除く道内のスーパーなどに赴き、商品の内容量の表示や風袋引きが正しく行われているかを検査し、正しく行われていない場合は改善するよう指導しています。

商品の内容量に含まれないものは、たくさんあります

商品の内容量に含まれない風袋には、トレー、プラスチック製蓋付き容器、ラップ、ラベル、吸水紙、飾り付け用バランなどがあります。

ラップで1~2g、トレー多蓋付き容器では、3~数十gの重さがあります。

そのほか、ワサビ、小袋醤油、ドレッシング、たれ、スープ、ツマなどの薬味、添え物も(単体の商品として販売される場合を除いて)商品の内容量には含まれません。

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