第6回検討委員会・会議議事録(環境・エネルギー室)

 

 

第6回検討委員会・会議議事録(環境・エネルギー室)


 

 

 

第6回検討委員会・会議議事録

 

第6回深地層研究所計画検討委員会・会議議事録

1 日 時 平成11年5月24日(月)12:30~14:35

2 場 所 道庁別館12F 北方圏センター会議室

3 出席者 山口委員長代理、吉田委員、和氣委員、麻田委員、近藤委員
  幌延問題道民懇談会 上田代表、山本事務局長、藤井、滝川、出村、山口、渡辺、 富塚、佐藤
  (事務局等) 経済部資源エネルギー課 村井、板谷、村本
          留萌支庁 橋本、上川支庁 生田

4 開 会
○事務局
・ 本日は、委員長の真田副知事、伊東委員、甲斐委員が所用のため欠席となっています。議事進行は委員長代理の山口経済部長が行います。

5 議 事
(1)深地層研究所(仮称)計画に対する意見について
○委員長代理
・ 今日の予定でありますが、深地層研究所計画に対する意見について、それからその他ということであります。
・ 今日は幌延問題道民懇談会の皆様が来ています。懇談会の方から意見をいただき、それに対する意見交換、その後懇談会の皆様が退席後他の案件に入りたいと思っています。
・ それでは今日、お忙しい中ご出席いただきました懇談会の皆様を私の方から紹介します。上田代表、山本事務局長、藤井虎雄さん、滝川康治さん、出村留里子さん、山口タカさん、渡辺和子さん、富塚廣さんです。
・ それでは早速議題に入りますが、最初に懇談会の皆さんから深地層研究所計画に対する意見、考え方についてご発言願います。
○幌延問題道民懇談会
・ 幌延問題道民懇談会の代表をしています。よろしくお願いします。深地層研究所計画検討委員会は第6回目だそうですが、これから私どもの見解を述べさせていただきますのでどうぞお聞き取りいただきたいと思います。
・ 幌延問題道民懇談会という会は、新たな提案というふうに言われているいわゆる深地層研究所の計画が出てくる途上で結成された市民グループであります。参加をしている人々はこの問題について、たいへん北海道の将来にとって問題であるという問題意識を皆持っている者たちの集まりでございます。もちろん84年のいわゆる貯蔵工学センター計画以来の関心を持ち続け、道の対応、あるいは科技庁、動燃、核燃機構、ここらへんの対応の仕方等についても十分観測をし、意見を述べてきた市民の集まりでありますので、ここで我々が今まで学習してきたこと、学んできたこと、そんなことをこの検討委員会の中でお聞き止めいただきたいと考えています。
・ 一番最初にこの検討委員会にまず確認をしたいことがあります。意見を述べるからには意見の対象となるべき論点が何なのかということをまず確認をしなければならないと思います。すれ違った議論をいくらしていても、これは暖簾に腕押しの例えにありますように何の意味もないわけでありますので、検討委員会は何を検討するところなのかがいまいち私どもには了解できていないのが現状であります。これは何も私ども勉強不足でそういっているわけではありません。第1回目から第4回目、金曜日に第5回目の議事録ができたところですが、第4回目までのこの検討委員会の議事録を精査させていただいて、その上で何がこの検討委員会で議論されることなのかといったことがなかなか分かりにくいというのが実情でありますので、そこのところをまずお尋ねしなければならないと思います。
・ まず第1回の委員会の議事録の中に、委員長は第1回目の冒頭だけこの検討委員会に出ているようでありますが、こういうように言っています。道としては、国やサイクル機構の見解により、深地層研究が放射性廃棄物の中間貯蔵や処分場につながらないということが明確にされたことから、サイクル機構の申入れについて検討するために、本委員会を設置したと述べています。私ども、この検討委員会を設置されたということの根拠というのは、堀知事の知事公約にあると理解しています。道民合意を得ることを前提に検討を進めますとこういう公約がなされてその公約の実現のためにこの検討委員会が、いろいろドタバタはありましたけど、設けられたと理解しておりますが、道民合意を得ることを前提に検討を進めますと述べているわけで、このとおり委員長も理解されて冒頭で述べているとおり議事録ではなっています。この道民合意を前提とする検討とは、検討すること自体道民合意が必要なのではないかというように私どもは読めるのであります。道民合意、これは大変使い勝手のいい言葉で、耳障りもいいわけですが、どういうものを道民合意というのかという検討も深地層研究所の申し入れ を検討をする際に、検討すること自体をきちっと道民合意がなければならないと私は考えるわけであります。
・ ところが、第4回の検討委員会の議事録の6頁の1、2行目には、委員長代理が、このように述べています。検討委員会として、道としての意思、簡単に言いますと研究所計画を受け入れるか、受け入れないかの道としての意思を出す。それが検討委員会の検討事項だとおしゃっています。しかも期限まで設けまして、6月の中頃までにはと言うように発言されているわけであります。また、事務局の発言といたしましても9頁にこういうくだりがあります。道民の意見などを聞くときには、白紙で聞くことにならないので、道の対応の考え方を明らかにしたうえでと考えています。不安や不信に対して、どのような措置が考えられるかということです。というように明解に述べられています。要するに、道が、この北海道、この道庁機構が、これが核燃サイクル機構の申し入れに対してイエスかノーかということを、決めるのがこの検討委員会なんだというように議事録ではなっているわけです。はたして道としての考え方、これを道民合意を得る前に検討して良いことなのかと私は強い疑問を持たざる得ません。もっと言いますと知事公約との整合性はないのではないかということさえ思うのです。
・ 北海道が意見をまとめるということはこれは大変大きな影響を持つことであります。事実上、道民の世論、これをリードする、あるいは悪い場合にはミスリードする、そういうことにつながるわけであります。道の方針を決めてから道民の意見を聞くと、これは明らかに方法論上の誤りがあると私は考えます。道は、道民合意によって受け入れられるのかどうかの方針を決めるというのが筋でなければなりません。委員長代理の発言はきっちりと撤回していただかなければならないし、このような検討委員会の役割について重大な事項が第4回検討委員会においてようやく明らかにされたこと、こういうような発言に対して他の委員から議論がなされていない、こういう事実。ということはどういうことかというと、検討委員会の委員の方々の合意自体ができていないのではないかというように私は疑うわけであります。道民合意どころか、委員会の委員合意も、この議論の対象を定めること自体、委員合意ができていないのではないかというように私は思います。こういう検討委員会において私どもはいったいどの程度の議論と意見を申し上げればいいのか、真に道民合意、あるいは道民の意見を聞くとい うのであれば、冒頭に見解を明らかにしていただきたいと考えるのであります。そういう趣旨で5月13日に私ども懇談会の方からこの検討委員会に対して、いろいろな検討事項についての明確な回答を求めるということで質問書あるいは検討事項についてという文書をさしあげています。これらの内容については、我々が一生懸命に勉強して真に私ども、これは北海道の道庁機構というものは我々の代表であります。道民の意見をきちっと聞いてくれていて、私ども道民のために行政をやっていただけることについて、私どもは信じて疑っておりません。この皆さん方がその点についてのきちっとした理解を私どもと共有できるようにしていただきたいというのが第一点で申し上げたいことであります。要するに深地層研究所を受け入れるということを前提とした議論をこの検討委員会が行うのは、道民合意をまさにないがしろにするものということに他ならないわけでありまして、こういう検討委員会のあり方に猛省を促がすというように私は冒頭で申し上げておきたいと思います。
・ ここまで話しますと話が止まってしまうので、この後5月13日の文書等については、後ほど議論をさせていただきたいと思いますが、現在、この検討委員会で大きな論点として議論されていることであります法の不備という問題について、若干私の意見を述べたいと思います。
・ ご承知のとおり高レベル放射性廃棄物の処分問題について、これの法整備については全くなされていないという現実があります。こういう現実があるということを単に言葉で確認するのではなくて、この現実認識ということをもう少しリアリティを持って、あるいは危機意識を持って認識していただきたいというのが私の主張であります。法律はいったい何のためにあるのか。法は、国家を拘束するものであります。行政機関を拘束するものであります。法治国家のもとでは、行政は法による行政という原則で行わなければなりません。我々住んでいますこの北海道、この北海道が誇る優秀かつ有能な行政マンであります委員各位によって構成されております本検討委員会において、このようなプリミティブな講釈をたれるということは私の本意ではありません。したがって、ここまでいう必要はないというようには思うのではありますが、幸い議事録に留めていただき、道民がこれをインターネット等でご覧いただける、こういう機会を提供していただいているということもありますので、私はあえてこの場でこの点についてはっきり申し上げておきたいというように思うわけでございます。法律は国家を 拘束する、行政権力は法によってのみ執行されなければならない、そのことで行政の公正さが担保され、そして国民の権利が守られるからであります。
・ 逆に法律がない状態の中で行われる行政行為というのは、常に乱用あるいは恣意的行政の執行という評価がつきまといます。高レベル放射性廃棄物の処分問題について、法が不整備であるということの意味、これはこの分野で国家が行っているということは常に国民の権利侵害性が想定されているということであります。我々は現在まさにそういう状態の中に置かれているのだということをはっきりとリアリティを持って認識するべきであります。こういう問題は、幌延問題を抱えていた北海道民のこの15年にわたる経験をとおして多くの道民が共通して獲得した認識でもあります。
・ 1984年4月明らかになりました貯蔵工学センター計画、これについて科技庁、動燃は終始幌延町を最終処分地にはしないと、一時貯蔵施設と処分地は明確に区別されるなどというように何度も表明してきました。しかし、ほとんどの道民は、こういう科技庁や動燃の説明を信用しようとはしませんでした。それが15年間の膠着状態を招いた原因であります。なぜ、科技庁、動燃の説明を道民は信用しなかったのか、それは科技庁、動燃の説明は、その根拠となります法律の裏付けがないからであります。科技庁、動燃が行おうとしている高レベル放射性廃棄物の処分方策を定めた科技庁、動燃の行動を拘束するそういう法律がないからであります。行政は事を行おうとするときに、そこには行政目的といったものが当然存在します。この行政目的を正当化する、これは社会的必要性であります。そこに社会的必要性がなければ、行政は何もやるわけはないのであります。その必要性の度合いによって、行政権力の行使の度合いもまた変化してくることであります。必要性が増せば増すほど、より強力な、強い行政権力の行使をすることは当然であります。科技庁、動燃は、この15年間、貯蔵工学セン ター計画において、道民に取り返しのつかないでたらめな説明をしてきたという事実があります。例えば、未固結岩等明らかに適性に劣る地層以外は、処分地としての有効な地層であり、その選定は既に終了した。こういうように84年の8月7日付けの原子力委員会放射性対策専門部会の中間報告で述べていること。研究対象として牛糞の殺菌を挙げた貯蔵工学センター計画のこの大不見識。これらは行政目的のためなら何でもするという国の姿勢を示したものでありました。しかも最終的には、北海道が現地調査を拒否をしているにもかかわらず、85年の11月23日、動燃は調査を強行したこと。当時から、ここにおられる委員の各位の皆様方は、道職員であったわけであります。その時の皆様方は、よもやこのことを忘れてはいないと思います。法律がない状況のなかで、行政目的実現のためにその必要性があるというように権力が判断をした場合には、自治体の意向なんて無視されるいうことはこの一例が示すところであります。
・ 道は、あの自治体の意向を無視した科技庁、動燃の行動をどのように総括し、現在与えられた問題の対処に生かそうとされているのでありましょうか。これまで、まだ、国の説明を信用しろと、これでもまだ国の説明していることを信用しなさいと言うことはまことにいいにくい状況にあるのではと私は思うのであります。私は84年以来いわゆる幌延問題について強い関心を持ち、勉強をしてきました。その中で、アメリカの核廃棄物政策法、82年法と87年改正法がありますが、これについても少し勉強していますが、この法律は実に、人間の心理をついた、そして行政の乱用、ないしはなし崩し行政を防止することをきちっと定めた法律であると評価することができます。例えば、監視付き回収可能貯蔵庫(MRS)、幌延で当時計画をされておりました一時貯蔵施設と似ているというように言われていますが、このMRSという施設、これはリトリーバブル、50年間核廃棄物を取り出すことができる最終処分地の施設であります。このMRS施設というのは、リトリーバブルの施設の建設許可がでるまでは着工してはならないという規定があります。MRSはリトリーバブルが一致される州では建設してはな らない、同じ州ではやらないということが明示されています。こういう法律の定め方は何を意味するのかというと、一時貯蔵の名の下で最終処分することは、法律上できないということを明らかにしている規定であります。あるいはこれらの法律の中には、自治体のあるいは州でありますが、異議申立権というものが明記されています。そしてこれらが破られた時には、司法審査の対象となる、要するに裁判所が最終的には公正な判断をするというのが当然のことのように法律に定められているわけです。こういう法律が我々の日本には残念ながらないのであります。私たちは、幌延住民、その周辺の自治体、さらには北海道が、科技庁、動燃の様々な説明に対して全幅の信頼を置けなかった所以がここにあるわけであります。何も法的な擁護されるべきものを持っていない我々はそういうことであります。この不信、不安はまったく正当なものであったのであります。
・ 検討委員会の中で、委員の方の発言として、法の不備について通産省が高レベル放射性廃棄物処分法のようなものを考えているようだけどとの事務局の説明に対して、北海道のメッセージとして入れておく必要があると思います。北海道の考えを示し、法案の中に反映していただくようにすればよい。第4回議事録の9頁ですが、こういうように述べている委員の方がいます。まことに的を射た議論だと私は思います。法律を作ってその中に北海道の立場がきちっと反映できるものがない限り、これはいくら約束をした、宣言をしたところで法的に守られるそういう法的効果が生じないということをこの委員の方は鋭く突いていられると思います。現在何もない状況の中で、北海道にウンと言わせるそういう横暴な行政権力のやり方について強い抵抗を示す、大変すばらしい行政マンの発想だと私は評価をしたいと思います。
・ 現在、検討委員会で検討されている核廃棄物を持ち込まない担保論、これが条例や協定、検討事項として上がっているわけであります。条例は、国家を拘束する力を持ちませんし、協定も遵守されないときの法的効果というものが一切ありません。先ほど言いましたように行政目的遂行上の必要性が講じた場合、国家が何をするか、調査の強行という経験を我々道民が持っているわけであります。これをきちっと総括をし、学習するべきであります。同じ過ちをもうおかすことはできないのであります。
・ 処分のための今回の深地層研究所の位置という問題ではありますが、これも理屈は全く同じであります。それは過日私たち道民懇談会が、岐阜の東濃に行きまして核燃サイクル機構がやっていることを目のあたりにした時に、これは幌延の明日がここにあると私は申し上げましたけれども、何の法的な根拠もなしにあれだけのボーリングをぶつぶつできる状態を見てその感を強くせざるえないと思って帰ってきたわけであります。それはまたこの検討委員会の事務局の方も東濃に行かれたということを聞いておりますので、その方々の報告書等を情報公開条例を使いましてお見せいただいて討論を深めていきたいと思います。
・ 我々の経験の中で、昨年の10月6日に科技庁、それから核燃料サイクル開発機構の方々との討論会をさせていただきました。そこで科技庁の方が、最終的に地元の方々の同意やその意思に反してこのような施設を作ることはできないでしょう。日本の民主主義とはそういうものですよというようにおっしゃっていただきました。大変ありがたい話であります。しかし、彼らはこの15年間何をやってきたのでありましょうか。15年前に我々の道議会、受け入れをしない、知事も受け入れをしないという明解な意思表示をしていました。15年間その姿勢は変わっていません。しかし、動燃は溢れるばかりの予算をそこに投入して、幌延周辺地域に対しましていろいろなアドバイスをして、理解と協力を得る何をやったのでありましょう。日本の民主主義とはそういうものでありましょうか。法律がないということはそういうことを意味しているわけであります。民主主義と言いますけれど、しかし彼らのやっていることは、いかに非民主的であるか、そのことは全国共通であります。東濃でもそうでした。そういう事実につきましては、後で議論させていただたいというように思います。
・ 問題の状況はそういうことであるということを踏まえて、今後の議論をさせていただきたいと思いますが、是非お願いしたいことはこの検討委員会は、まず冒頭で申し上げましたように検討事項、何を検討するのか目的をきちっとしていただきたいということはもとより、この会議室で検討するのではなくて、やはり現地に赴いて現地の人たちと話を直接する中で、彼らがいったい何を心配しているのか、道民はいったい何を心配しているのか、といったことを肌で感じていただきたいというように思います。その心配、不安を完璧に説得できるだけの材料を私は道は持っていないと思います。日本国も持っていないと思います。こういう状況の中で、道民が安心できる施設なんていうことはあり得ないと私は思います。それを勇気を持ってできるとおしゃるのは、あなた方の目の黒いうちはそうかも知れません。しかし事は重大であります。何万年先までの話をこの枠組みを今決めようとしている時に、私は大丈夫だと言うのではあまりにも無責任であります。そういう大げさにいえば人類史的な出来事に今私ども北海道民は、直面させられているんだということをそのリアリティを是非感じ取っていただ いて真剣な議論をしていただきたい。よもや6月、7月に結論を出すなどと言うことは全くとんでもない話だと私は思います。そういう意見を私は申し上げておきます。以上です。事務局長から話が有ります。
・ それでは私の方から事務局を担当していますので、代表が話をしたことと若干は重複しますが、なるべく重複をさけて申し上げたいと思います。 
・ 一つは、事務局を担当していて非常に困ることがあります。それは、北海道がどういう具体的なスケジュールで道民の意見を聞くのか、どういう手順でこの作業を進めていくのかということを我々は長い間要望を続けてきました。これについて明確なものは何一つ、何一つとは言いませんが、極めて抽象的な6月に結論を出すという簡単な表のようなものはありますけれども、そういったものについては全くありません。これを明確に示して道民が安心して議論に参加できるというようなものを示していただきたいと思います。これについては各方面から不満が噴出しています。私の方はたまたま情報公開条例の策定過程とその前は環境基本条例の策定過程でいろいろと関係があったものですから、多くの人たちはそれを想定して私のところに問い合わせが来ているわけです。環境基本条例の時には、全ての意見を全部整理をして約800項目について道の考え方を示したことで説明責任をつくすことがなされていますので、そういうことを参考にして何故やってくれないのかということを話していますが、これについてはそういう問題とは別だということで具体的な回答をいただいていないということがありま す。 
・ それからもう一つの点は、道民がどういう意見を持っているのか、心配している人たちはどういう考えを持っているのかということを、道民のための北海道であるならばもう少しナマの意見を表にどんどん出ていって聞いていただきたい。これがなされていない。我々が対話集会のようなものを開いても参加人員の制限であるとか、出てくる人が制限されるなど、そういう制限の話ばかりで、開催する当日までやり取りが続くいうようなことが続いています。これは行政として、厳しい言い方をすれば行政としての体をなしていないという非常に怒りの声が、行政ではなく私の方に来ている状況です。 
・ 最近の、時系列的には今日のものから少し遡ってどういう意見が私のところに来ているかを紹介しておきます。「検討事項を見て驚いた。結論そのものでないか」「道は科技庁と密約でもあるのか」「政治的には結論を出してしまっているのではないか」「検討事項は結論だ。もはやハンガーストライキに入るべきだ。」次は道北の方からですが「着工するというのなら我々はまた体を張って立ち上がる」「動燃は、集会で(集会というのは昨年の科技庁と道民懇談会の集会ですが)機動隊を入れたことを頭を下げて謝罪した。今度は道が機動隊を呼び込むのか」「検討会は何故公開できないのか。道民懇談会は何故公開しないところに参加するのか」「道が謙虚に見えたのは道庁不正問題のほんの一時期だけである。これは幌延問題には限らない」こういったことが言われてきています。それから今朝ほどもう一つ道北連絡協議会からファックスが入りまして、「道北連絡協議会は現地で意見を述べたいと言っているのに回答をもらっていない」それから同じく道北連絡協議会からそれ以前には、「意見を述べて下さいと言ってきたのに道民懇談会から意見を聞くことになったので、その中でやるからいら ないかのような言い方をされた」これはこういう関係が今でも続いているわけです。これはきちっとしたスケジュールを立てて、どんな段階にしろ広く意見を聞くという姿勢に転換していただかないと大変困るわけです。これはまず改善をしていただきたい点であります。 
・ それから道民懇談会が今回、今日ここで意見を述べることに至ったわけですが、これはやりとりのファックスを今日配付しておりますが、先週まで意見を述べる機会があるのかどうかも不明確、その前は意見を述べさせないと言っていました。どういうことかというと、弁護士に意見を聞けば、道民懇談会の関係者からも日弁連の関係者からも意見を聞いたことになるというようなことがずっと続いてきていました。そしてやっとここで意見を述べるという状況になったのですけれども、道民懇談会としては、会合の中でこういうことを事務局としてやり取りをしていてもしょうがない。これは検討委員会できちっと言って検討委員会としての責任において分かるようなスケジュールを示してもらうということがなければ、ただ単にその都度その都度やり取りをしているという状況が続いてしまうというようなことをいれて改善をしていただきたいと考えております。
・ 次に資料に基づいて意見を述べたいと思います。今日の配付資料を確認させていただきたいのですが、会議次第の中に添付されている資料1と資料2以外に、その他に多数の資料を今日提供していますが、確認したいことは、全てを確認していても時間がかかりますけれども、例えば科技庁と我々の公開質問や回答、それを整理したもの、これは我々が本格的に作業したものでありますが、これは皆さん事前に配付されてお読みになっているのでしょうか。それらを前提にして意見を述べることになるのかどうか。この小さな縮小印刷になっているものです。これは道民懇談会が長い時間と多数の労力をかけて質問をまとめて、これを是非道の内部で検討して欲しいということで事前配付しているわけですが、こういったものは既にこの検討委員会の委員の皆さんは目を通されているのでしょうか。 
○委員長代理 
・ 取りあえず只今のご質問にお答えしますと、今おっしゃられたこのペーパー自体は委員に配付しておりません。質問の要旨については、要約して配っていますけれども、こういう形では委員に提供はしていません。 
○幌延問題道民懇談会 
・ はい分かりました。これは今回資料1、2というものと公開質問とは連動をしておりますので、そういうもので受け止めていただいて、本格的に内部で検討資料として検討していただきたいと思います。これは多数の人達の意見、それから貯蔵工学センター計画以来のものも視野に入れて整理をしていますので、できれば事前に十分読んでおいていただければよかったのですけれども。
・ これまでこの資料だけではなく、いろいろな意見、要望等をだしております。これらについてもどうか検討委員会の皆様は、共通の資料を持っていただいて、そして我々がどういう問題意識を持って、どういうことを考えているのかということを正確に把握していただくということが前提だと思います。我々がここで言葉で1時間とか、2時間とか、話をしても到底及びもつかない事でありますから、我々が道で意見を述べるということも視野に入れて、その時のために役立てようとして、大変な各関係者の努力でまとめていますので、そのような受け止め方をしてほしいと思います。 
・ 次に資料1に基づいて意見を述べさせていただきます。これは代表から既に一定の方向で意見を述べられていますけれども、それを念頭に置いた上で受け止めていただきたいと思います。 
・ 資料1ですが、短い文書なので最初読みますが、道検討委員会の検討事項などについて、検討委員会において意見を述べる準備として緊急に検討事項を中心に改善されるべき問題点を整理しましたので、急ぎお届けします。検討委員会の方々に十分検討準備をしていただき、今後の対話に役立てていただくようお願いします。 
・ 検討事項の問題点。基本的に「受け入れる場合はどうするのか」の観点で整理され、受け入れるか受け入れないかを検討するための項目も判断基準も道民合意の手順も検討事項から欠落している。「はじめから受け入れることを前提としている」という不信の主要な原因となっている。下記2のような視点をなぜ落としたのか説明し根本的に改善すべきである。これは、代表も言いましたが、共通の論点を持って初めて議論ができるわけですから、我々が検討事項からはずれたものを、検討事項と関係ないことをただおしゃべりをして帰るというようなことはありえないわけでこの点がまず明確になっていなければならないと思います。これをどういうように受け止めてきちっとした上で具体的な意見を述べたいというように思います。 
・ 「処分するための研究、技術の確立が必要である」とあるところは、これまでの知事公約からは「処分するための研究、技術の確立が必要であることと、幌延の深地層試験場計画が受け入れられるかは否かとは別問題である」と整理しなければならないはずである。この点は何故このような整理になったのかこれらについて明確な回答と、それから再整理するならどういうようにするのかを示していただきたい。これは根本的な問題でありますが、5月13日に出しているわけですが、ここで示していただけるのであれば、示していただきたいと考えます。 
・ 次の項目を検討事項としていれなければならない。諾否の判断基準に関わる検討事項。以下は、当然検討事項として入れるべきものの一部である。道民の間の対立が解消しない状況でも受け入れるべきか否か。これは、貯蔵工学センター計画以来、激しい道民の間に対立があり、また政治的な対立もあり、そして機動隊が導入されるとか、体を張るとかいうことがありました。それから、議会の議員がリコールで解職されるということもあったわけであります。それだけではなく、その対立状況に巻き込まれた道北の人たちはこの問題についてものを言えない状況が生まれている。この問題についてはもう触れてほしくないというような幌延町の人たちの状況もある。これは非常に大きな人権問題であるというように考えています。これはまさに北海道が今直面しいる道民の間のこういう対立状況のまま科技庁が何を言ったか言わなかったのかといったようなことでものを決めてしまっていいのかいう根本的な問題であります。これも議論に入る前提として明確にしていただきたい。 
・ 国が法整備を後回しにした状態で申し入れている状況でも受け入れるべきか否か。これは代表が言いましたように法による行政がなされなければならないわけであります。我々の従来からの主張は、こういうものを申し入れる以前に、法律を整備して、法律のどの手続きに基づいて申し入れますよということを言ってくるのが先ではないか。法律も何もないところに申し入れてくることは法治国家にあるまじきことであるということを言い続けてきたわけであります。これも貯蔵工学センター計画以来、今回の深地層研究所の問題においても基本的な重大論点であります。これを何故検討事項から落としてしまったのかを明確にしていただきたいと思います。 
・ 次に、これまでの原子力委員会の政策決定、特に原子力委員会の55年報告や59年中間報告などを撤回しない状況で受け入れるべきか否か。これも道が直面している重大論点であります。科技庁との対話集会では55年報告も59年中間報告も撤回しないとして頑としてこれの撤回を拒否しました。今回の道の検討委員会の議事録を見ていますとこれはもう変わったとか、あるいはこれはもうなくなりましたとか、言っていることは明らかに違うわけであります。この科技庁との討論集会には道の職員も同席しているわけですから、そして今回はその議事の内容についてテープ起こしをしたものをつけているわけですから、よく見ていただきたい。そういったものを見て、はたしてこういう撤回しない状況で受け入れていいものかどうか、その場その場でこれは変わりました、あれは変わりました。しかし過去の決定は生きている。正式なものを科技庁の職員なり、核燃サイクルの職員が、公式なものと違うことを述べたりするようなことでは何を信じていいのかわからない。原子力委員会で決定したものは、原子力委員会自ら撤回するなり、変更するなり、明確に文章で表さなければならないということ は行政として当然のことであり、そういう状況があって問題となっていることを何故検討事項から落としてしまったのか。これが大きな問題であります。 
・ 次に、返上して国の法整備を求めることと、このまま受け入れることでは将来の核汚染の防止にどちらが確実か。この確実かというのは安全かという言葉の意味に捉えていただきたいと思います。どちらが道民が納得できるか。法律も何もないところで事実が先行してしますというやり方が、地方分権の時代に、自治体がそのまま泣く泣く受け入れてしまうことが、はたしていいのかどうか。 何も国と自治体は上下関係にあるわけではありません。国が怠っていれば、あなた方はやるべき事を怠って何を言ってくるんだと。こんなもの返上するからやるべき事をやりなさいと言うことが自治体の責任ではないかということが我々の考えであります。これも行政にとっては、根本的な問題であってこれを何故検討事項から落としてしまったのか。これから入れるのか、入れないのか、これを明確にしていただきたい。 
・ 次に、法律上処分と研究の施設区分もない状態で受け入れるべきか否か。処分と研究は明確に区別するとか、そういうことを言っています。これは処分施設になりますよとか、これは研究施設で終わりますよというのは、法律によって区分されて初めていえることではないですか。そういう問題の意識が絶対に必要です。一般の産廃でさえも安定5品目の施設なのか、そうでないのか。法律が定めているから区別ができるわけではないでしょうか。こういうこともない状態で、単に処分と研究は明確に区別します。国の職員がそういうことを言ったからそれではハイそうですかということにはならない。この重大な論点も落ちています。これを検討事項として入れるのか入れないのか、これをはっきりさせていただきたいと思います。 
・ 貯蔵工学センター計画が白紙であるなら深地層試験場も全国平等であるはずなのに、幌延をあえて選択してきたという地元の反発を無視しても受け入れるべきか否か。これは何故また幌延なのかという大論点であります。地元の人たちが、強く反発している大きな理由になっています。そして北海道に対して科技庁は、全国的視野からといいながら、同時に幌延に申し入れきた。これは自治体として、北海道としての自尊心においてどう考えるのか。道北で不安を持っているのは北海道民ですからその点から、これを検討事項から落とすということは我々にとっては考えられないことであります。 
・ 次に、処分地になる恐れについて、道民、特に道北住民の不安が解消されなくても受け入れてよいかどうか。先ほど言ったことと関係しますけれども、私たちが道北の人たちと一般に接触する中で言われていることは、過疎である道北だから札幌でいい加減に決められては困る。我々の不安というのはそんな中途半端なものではないということをずっと聞いてきているわけであります。そういう不安が解消されなくても受け入れていいものかどうか。まさにこれが基本だと思います。これについても検討事項から完全に落ちています。 
・ 次に、核廃棄物を持ち込ませない法律上の裏付けがないまま受け入れるべきか否か。これは、施設の区分とも関係しますけれども、研究施設ができるにしろ、できないにしろ核廃棄物を持ち込ませないという法律は何もないわけであります。北海道の同意を得て立地するとか、各都道府県の同意を得て立地するとか、関係町村あるいは周辺町村の同意が要件になっているとか、同意を得られなければ国会で3分の2で再議決するとか、そういったものは何もないわけです。しかも法律を条例で規制することはできません。核廃棄物政策は国の専管事項のようにして取り扱われていることは皆さんご存じのとおりだと思います。これを抜きにしてどうして法律もないのに、国が法律を作るのを怠っている状態で受け入れていいのかどうか。これが大きな論点であります。 
・ 処分事業実施主体も定まらず、処分地になるかどうか回答できる法的機関がない状態で受け入れるべきかどうか。まさにこれはどこに回答を求めていいのか、北海道でも分からないのではないでしょうか。処分の事業実施主体が定まらないというだけではなくて、核燃サイクルにしても科技庁にしても、処分を担当するというところからはずれるという状況にあるわけです。多分通産省になると思いますけれど、そういうことを考えてみますと果たして科技庁が処分地になるかどうかということを回答していますが、あれは何の根拠によって回答しているのか。それは法的機関があって初めて言えることであります。そういう状態で受け入れるべきなのかどうかということであります。 
・ 次に、道民の意思の確認方法について意見を述べたいと思います。道が以下のような手続き前に拒否した場合は、いらなくなるわけですけど、例えば道民投票を実施すべきかどうか。地元反対意見が解消されなくても道民合意ありといえるか否か。判断する以上は判断するための事項を整理して基準を示すべきです。これは単に道が一方的に示すのではなく、道民から意見を聞いてこれを整理する。これが今必要なことではないでしょうか。 
・ 次に、3として現時点で改善を必要とする検討委員会の対応などの問題点。事務局である担当課の整理した検討事項は、道民からすでに多数の問題提起がなされているのに、これを反映しないで「計画を認める場合」を柱にしている。恣意的といわれる所以である。根本的見直しが必要である。これは先ほど言ったとおりであります。 
・ 2、検討委員会は意見を述べようとする者を極力制限しようと努力する。このような不信を募らせる手法は改善されるべきである。これはどういうことかというと、とにかく道民の前に何故もっとでていかないのか。道北の人たちが来て下さいと言うのに何故行かないのか。あるいは対話集会を開いても人数を制限するとか、時間をどうだとか、もう常にこんなことばかりやっている。根本的に変えていただきたいと思います。 
・ 3、これだけ道民の注目を浴びている問題なのに、今後どのように進展するのか五里霧中である。検討事項を明確にし、スケジュールを道民にわかるものにすべきである。これは最初の方に述べたとおりであります。 
・ 4、議事録をみると、バラバラに意見が述べられ論理的に整理されていない。どこに流れていくのか不安である。最大原因は検討事項の整理自体にある。第4回の議事録を見ますと、道として受け入れるかどうかについての意思を示すというようなことが一方であると思えば、我々に対するこれまでの説明では、そういったものは結論はださないんだと、この検討委員会は結論はださないと、この結論はださないということの意味もまだよくわからないですけれども、こういったことをきちっと整理する、整理する前提としては検討事項自体をきちっと、道民の意見が相当集まっているはずですしこれを整理して、検討事項にきちっと整理していくことが必要であると思います。 
・ 次に4として今後の検討委員会に要望することですが、情報を十分吟味して論点を明確にして議事を進め、道民が「何をしているのか」わかるようにすること。それから何をしているのかわかるようにするためには、この検討委員会を公開してもらうのが一番いいのです。間接的に伝わるというのは、正確性がそれだけそがれるわけですから公開をしていただきたい。 
・ 2、道民意見を整理し検討事項を再整理すること。述べたとおりです。 
・ 3、道民懇談会の意見聴取については双方から自由な質問・説明を交換し、道は説明責任を尽くすこと。今回の新たな改正された情報公開条例では説明責任がのっています。これまでの道の対応は説明責任から程遠いというのが、これまでの道民懇談会の関係者のほぼ100パーセント近い一致した意見であります。 
・ 以上申しあげました、これについてそれぞれ特に1、2について回答をいただいて、これから意見を述べていく共通の土台を作っていただきたいと考えています。
○委員長代理 
・ ありがとうございました。それでは、総体的に意見をいただきました。これから意見交換にはいりますが、その前に何点か基本的なところを整理しなければと思います。 
・ 主な意見というのは、今の意見で、まあ網羅的かもしれませんが、一応出していただいたということですね。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 私たちの方は3月10日の要望を3月10日の段階で出しているわけですけれども、これらについて到底2時間で意見を述べるというのは物理的も無理です。我々はずーと前から科技庁ともこれだけのことをやってきて、資料を出しているのだから、スケジュールの調整をきちっとしましょうと言い続けてきているわけです。しかし、残念ながら資源エネルギー課とやっていても、場合によっては率直にいってこちらにも問題があるかもしれないけれども、感情的にもなるような状況もありました。とにかく、これは一歩引いてこの検討委員会のところで問題をだしましょうと言うことで今日臨んでいるわけです。○幌延問題道民懇談会 
・ 今日述べたことは別に意見ではなくて、論点なのです。ですから、それをこれからお願いしたい。 
○委員長代理 
・ 報道機関の皆さんには後ほどプレスリリースをしますので、ここでご退席いただきたいと思います。 
○委員長代理 
・ その主なところにつきまして、コメントさせていただきたいと思います。代表が述べられました検討の対象は何かという点であります。4月16日の第4回の委員会で私が述べたことについて、舌足らずのところがあったかもしれません。あらためて申し上げますけれども、この検討委員会は深地層研究についての申し入れについて検討するものでありますが、そのときに特にスケジュール的に6月の半ばごろまでに道として受け入れるかどうかを決めるというように議事録に確かになっているのですが、少し私の表現の悪さといいますが、例の6月の半ばごろまでに深地層試験研究所というものに一定の評価をして、有識者の方々のお考えや地元町村あるいは道民皆さんのご意見をお聞きし、それらを取りまとめて検討委員会としてのまとめをしていきたいということであります。したがって、6月にまとめようとしているものは北海道に深地層試験場を受け入れるか否かという結論ではなくて、試験研究というものの必要性ですとか、あるいは幌延ということの必要性ですとか、あるいは放射性廃棄物を受け入れないというわけですが、持ち込ませないというわけですが、それらについてどう担保される のか、というようなことなどについてとりまとめて、それについて有識者のご意見あるいは道民の皆さんのご意見を聞いて、最終的にとりまとめるということで、これはスケジュールと関連しますから、事務局の方から今後の進め方、何月までというのは道民の皆さんのご意見などもいろいろありますので、勝手に日程を組めませんので、流れと項目といいましようか、そういうことについて事務局の方から説明します。 
○事務局 
・ 第4回の検討委員会の中で、委員会の進め方についていろいろな意見がだされましたので、第5回の検討委員会の中で大きな流れについて、検討委員に説明しております。全体としては、6月の中ということで今までやってきましたけれども、幌延の深地層計画について一定の考え方の整理をしましょうと、その後有識者懇談会、道民意見聴取、道民意見聴取につきましては、道内主要都市をまわって自治体、住民からも意見を聞こうと、懇談会と道民意見聴取につきましては、現在予算要求中なので予算がつき次第、動きたい。これは第2回定例議会ですから、7月の中すぎぐらいに固まると思いますので、それ以降懇談会を設置して、広く道民の意見を聴取していく、そういう考えでございます。その後、スケジュール的には道内の自治体をまわって、団体の意見、自治体の意見を聞きますので、全部聞き終えてから検討委員会としてそれを取りまとめたものを整理しょうと、そういう考えになっております。当初、6月で検討委員会で一定の整理というものを、道民懇談会、有識者懇談会、道民意見聴取を取り入れて再整理し、まとめていく流れに変わっております。大きな流れはそういうことになっ ております。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 今一定の評価をしてということがあったのですけれども、その評価というのは何ですか。 
○委員長代理 
・ 評価という言い方がちょっと悪いかもしれませんが、深地層研究所というものについての必要性といいますか、これは北海道が必要だという意味ではありませんけれども、そういうあるいはなぜ幌延なのか、それから道としては仮にそういうことがあった、つくるとしても放射性廃棄物を持ち込ませないというスタンスですから、そういうことにどう担保されるかが主な項目になると思います。 
○幌延問題道民懇談会 
・ よろしいですか。そういうスケジュールについて、最近の行政はだいたい大きな問題になってくると、案なら案をだして意見を聞いてやるということをよくやるんですが、そういうことはされないのですか。こういうスケジュールの案でやるけれどもどうなのか、道民にまず聞いてみるべきでしょう。これは、大問題なわけですから。その点についてはどうですか。 
○事務局 
・ いろいろなテーマがあると思うのですけれども、担当課のなかで検討していくのを決めてやっていくわけですから、全ての項目について道民に対してどういうスケジュールでいいかどうかということを必ずしもとらなくてはならないとは考えていないのですけれども、ただスケジュールにつきましては早くに、例えば2月20日の段階で大まかなスケジュールを示しておいて、今は庁内の検討です。これは提案いただいたものについて、もともと知事の公約で放射性廃棄物を持ち込まないものについて、検討となっておりますので、持ち込まないことを検討する、はっきりしなければ広く道民にお知らせする前にお返ししなければならないので、庁内でそういうことを整理する。整理されれば広く道民の意見を伺うことにしておりますので、特に問題はないと考えております。それからきたものを広くやるには、中味を聞いて確認しておこうと、広く意見を聞いて対応しょうと、そういう考えでやってきております。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 要するにそれがよくわからないですよ。我々の道民懇談会これはおそらく関係団体、我々でも把握できないほど増えているのですけれども、50は超えていると思いますが、そういったところにこれからどうなっていくのですかという質問に対して、我々も答えられない。答えられるようなものをだしてもらって、内部の検討会はこういうことをやるんだ。ああいうことをやるんだ。知事の公約はこうだったから、これを検討事項については今これをこう整理しましたとか、そういったことをわかるように、道北の人たちは今後、どういうところで、どういう場面で、どんなふうな意見を述べることができるのかとか、これは全くわかりませんよ、今の段階では。これをどうやって改善するのですか。 
○委員 
・ 道の考え方を整理した後に、有識者の懇談会などを設置して、幅広く意見を聞いて、そのうえで道としての最終判断をする。これは知事が記者会見で再三繰り返し、発言しておりますし、道議会のなかでも質問に対する答弁として行っているわけです。そういう意味では直接道民に対しては、ご説明はしておりませんけれども、代表民主制ということを踏まえるならば、道民に対して話をしているということがいえるのではないかと。全くやってないわけではありません。そのことについては、例えば知事の記者会見の内容については、道庁のホームページにも掲載されておりますし、それは皆さんがアクセスすれば情報を取り出せることになっています。 
○幌延問題道民懇談会 
・ スケジュールについて述べているのですよ。 
○委員 
・ スケジュールについては事務局から先ほど申し上げましたとおり、第4回の委員会で議論があり、第5回で全体的にどういうスケジュールで対応するか、この検討委員会の性格は何か、ということが議論がされているところです。先ほど事務局長がおっしゃられましたけれども、簡単なフロー図を資料としてだして協議したということでございます。 
・ 皆さんの意見を聞いていて、気になるのはあくまでもこの委員会というのは道庁内部の検討委員会です。ただ幌延問題というのは非常に道民の関心事でもあり、重要な課題であると今までいろいろな経緯があったということで、議事録は全面公開しているわけですけれども、あくまでも内部の検討委員会であって、今の段階は道としての深地層試験に対する考え方を整理する段階です。これは最初に委員会を設置した後の記者会見でも述べておりますけれども、計画の受け入れの是非を決定することは考えていない。まず、道として深地層研究所計画をどのように評価するのかという考え方をとりまとめ、そのうえで、幅広く意見を聞くということをご説明しているわけです。 
・ 先ほどあたかも道庁、この委員会の中でいろいろな議論がでていることが悪いかのような指摘がありましたけれども、まさにいろいろな意見交換をしている段階であって何かを決定しようとしているわけではない。したがって、その都度委員会を重ねるたびに我々の認識も変わってくるという要素があるわけで、そこは全体的な流れをきちっと把握していただきたい。皆さんにとっては、事後に会議の後にその内容を知るということで、全体の流れはつかみにくいかもしれませんけれども、その点はひとつお含みおきいただきたい。どんどん議論を深めている最中であります。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 他のかたは今の意味わかります。スケジュールが今後どうなっていくのか、イメージをもてますか。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 何を評価するのですか。具体的に評価の対象をいってください。 
○委員 
・ 研究所計画というものが道庁に対して提示があったわけです。これを受け入れるかどうかではなくて、どのようにとらえるかという話です。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 評価の対象を具体的にいってください。例えば技術的な中身とか。 
○委員 
・ 1回目の委員会からの流れをごらんになりました。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 全部見てます。 
○委員 
・ だったら世界的な流れの中で各国がどのような研究に取り組んでいるのか。そのなかで日本はどのような方針をとり、サイクル機構がどういう方針で臨もうとしているのかというのを今までやってきたわけです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 聞きますけれども、核燃が皆さん方に出した概要がありますね。 
○委員 
・ 私たちが出したわけではないですよ。サイクル機構が出したものです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ それはそうですよ。事務局が渡しているでしょう。 
・ 核燃に聞いたら、このスパイラル坑道が入気だというのですよ。立て坑になっているのが排気だというのですよ。私は空知の炭鉱を随分見てきましたけど。入気と排気と一本につながっているという炭鉱はどこにもないのです。これは大変危険なことです。しかもこの処分の問題については総合エネルギー調査会の原子力部会でも取り上げていろいろな報告を出しています。それから原子力委員会の懇談会も出している。この図は一つだけ、後は全部縦坑が坑底までおりているんです。、これは作業者にとっては重大な安全の問題があるということです。これをどう評価するか。 
○委員 
・ そういう問題を個別の問題といったらまたあれですけれども、そういう問題はまさしくこれから皆さんのご意見を聞くわけです。まだ、サイクル機構が直接皆さんにご説明していないと思うのです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 私たちが心配しているのは、検討委員会といっているけれども、それは悪いとかいいとかという問題ではなくて、個別具体的な問題について核燃の提案、科学技術庁の提案について、どれだけの判断能力、失礼ないい方をするけれども、判断能力をもっているのか。2回科学技術庁、サイクル機構から聞いたわけでしょう。こんな初歩的な問題の質問すら出てこない。もっとひどいのをいいますか。事務局では、かつて機動隊をいれて動燃が調査した時のパンフレットを配布していますか。配布していないでしょう。ここに堆積岩の絵があります。これもこの概要のなかにあります。これはもう高校生の知識があれば、一目でわかる。堆積岩というのは層が重なっているから堆積岩ですね。この動燃が出したパンフレットに明らかに幌延の地層が柱状図が載っているわけです。このどこに層が重なっていますか。 
○委員 
・ 概念図ではないですか。先ほどあなたのおっしゃった深地層研究所の図面自体が概念、一種の概念図ですね。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 地下資源調査所長さんに聞くとしましょうか。堆積層というものを図に表す場合、層理というのが絶対ありますね。それだけでいいんです。 
○委員 
・ 層理は見える場合と見えない場合とかあります。というのは堆積後にいろいろな地殻変動とか、そういうのを受けた場合には層理がはっきりしないということがあります。例えば、活断層のあるところなどでははっきりしていない部分もあります。○幌延問題道民懇談会 
・ いずれにしても、スケジュ-ルについてとにかく見えないのです。この点をもうちょっとはっきりさせてほしい。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 動燃の報告書にまとめがついている。層理がちゃんとあります。柱状図も、何でこれとこれが違うのですか。その程度のことさえ、検討委員会で議論になってないということについて、大変な疑問をもっているということです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ すみません。スケジュールのところをもう一度、きちっと説明していただいて、あと評価というところを何を評価するのかということをもう一度説明していただけませんか。 
○委員長代理 
・ スケジュールについては何月何日までにこれをやるということまで決められないので、先ほど大きな流れを申し上げました。あらためて、事務局から説明させます。 
○事務局 
・ 第5回の検討委員会のなかで、検討しております。道の2定道議会がありますので、これで有識者懇談会の設置とよく道民に説明して意見を聴取する場の予算を要求しています。これが7月の半ば以降に確定すれば、それ以降に懇談会を設置して広く意見を求める、併行して直接、道民の意見を聴く場を設けてやっていこうというスケジュールになっております。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 有識者懇談会というのもよくわからないですけれども。 
○事務局 
・ 今庁内の検討会なんで、あと広く有識者の意見を聞く場を設けていこうと、まだどのようなメンバーでいこうとは決めてません。予算要求の段階でこういうことでやりたいというわけですから、誰が出席とは決まってない。有識者ということでやっていこうと、その後併行になりますけれども広く道民の意見を聞くために、道民や自治体、団体の意見を聞いていこうという考えであります。7月の末以降、8月になってからやる考えです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 少なくとも検討委員会でですね、まとめた検討事項を見ると相当前に進んでいるのですよ。この構成自体が。先ほど私が言ったように、少なくとも道民から、例えば我々の団体、道民懇談会の意見が2回ぐらいに終わるなんか、考えられないですよ。少なくとも、道民から検討委員会がどういう情報をちゃんと集めてですよ、考えていくのか、少なくとも道民の意見はどういうふうに聞いていくのか、検討委員会のレベルで、それだけでもはっきりさせてくれませんか。 
○事務局 
・ 検討委員会のレベルで道民意見を聞く考えはありません。一定の考えが整理できれば、それをもって意見をお伺いすることにしますから、ここで広く道民を呼んで意見を聞くとか、検討委員会として広く道民の意見を聞くとか、現地に行って意見を聞くという考えではない。提案があったので一定の評価をした後、それで意見をお伺いする。有識者懇談会を設置する、現地に行ったり、また意見を聞く。そういう流れ。この検討委員会で全てを検討して、やるという考えにはなっておりません。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 道民の意見を聞いて受け入れなさいとかいっているのではないですよ。道民の意見を幅広く聞いて検討しなければ、深地層試験についての評価もできないでしょう。それをいっているのですよ。どんな段階にやるとしても、聞かなければどうしようもないでしょう。それはどうなっているのですか。 
○委員 
・ 先ほどから言っているのですよ。道の考え方を整理した後に、道民の意見も聞くし、有識者の懇談会も開いて、道の考え方や道民の意見に対する対応方策について意見を伺っていくと言っているのです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 検討委員会は道民の意見を聞かないということですか。 
○事務局 
・ 直接、この委員会で聞くというものではない。 
○委員 
・ 委員会が出向いて聞くことはしないけれども、道が主催してサイクル機構が事業内容を説明し、道庁に対する質問があれば道庁が答える。そういう場を幌延町とその周辺市町村、それから札幌で開催したい。 
○幌延問題道民懇談会 
・ そういうこと自体をここで検討しなくてはならないのではないですか。どうして事務局がらみで、あるいはエネ課だけで。○委員 
・ ですから考え方もまとまってないわけですよ。第4回目の議事録をごらんになっておわかりだと思いますけれども、処分の研究は必要だという基本認識は示してありますけれども、深地層試験そのものについて評価、意義があるのかどうか。必要かどうかは触れてないのです。それは皆さんの意見も聞いたうえでまとめるということになっているわけです。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 必要だといっているのだからね。 
○委員 
・ 研究は必要だけれども、皆さんがおっしゃているように地上管理という方法もあるわけですから、処分をしないで地上で長期貯蔵するという考え方もある。 
○幌延問題道民懇談会 
・ そんなこと道は全然考えていないわけでしょう。論議の対象にしてるの。 
○委員 
・ 議事録をよく読んでください。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 言ってないことをあなたがここで言ったってだめですよ。 
○委員 
・ 議事録をきちっと読んでください。発言があまりにも恣意的なんですよ。皆さんの発言が。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 恣意的ではないですよ。具体的には。 
○委員長代理 
・ ちょっとまってください。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 感情的なんだよ。
○幌延問題道民懇談会 
・ 聞きますけれども。科学技術庁にしても核燃にしても、動燃の前で道民の方々が聞きたいことがあるから、いかがでしょうと、道北の人たちはこれでいいという。随分前に持ち込んでいますよね。核燃に同じようなことを聞きましたら、両方とも共通したことをいうのです。今、道が検討委員会をやっていますから、ちょっと検討委員会をやっている時、そういうようなことをやるのはどうかと思いますので、ずーと伸ばされているのですよ。だから、委員がいうように核燃や科学技術庁が道民の前に出てきて説明するということを核燃や科学技術庁と打ち合わせをして、合意のうえで今のような発言になったかどうかということなんです。ただ、委員が自分で考えたというだけなら、そういうふうにいってほしいのです。合意ができているうえの、発言ならそのようにいっていただきたい。 
○委員長代理 
・ 私の方から申し上げますけれども、科技庁、サイクル機構が道の検討の中間段階で意見、質問いただいた方に対して説明されるということであれば、それはそれでかまわないのですが、私ども道としては一定の論議をした後で道も皆さんの意見を聞く時に、科技庁及びサイクル機構にも出ていただいて、それぞれに対する質問なり、意見は出していただくそういう場をつくっていきたいと、これは従来から関係機関には言っておりますのでこれは大丈夫と思います。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 一定のとりまとめというところでは、やはり評価というのは必要性とおっしゃられましたけれども、その深地層研究所が必要であるという一定の検討委員会としての結論が出た場合に、やはり道民としては深地層試験場は幌延に必要だという道側の姿勢が示されたというふうに受け取るのですけれども。 
○事務局 
・ 一定の評価、細かなことはあるのですけれど、第4回の検討委員会で検討事項としてあげておりますけれども、基本的認識と道の考え方、基本的認識では前段廃棄物を持ち込ませないということですね、技術にまだ不安があるとか処分の方法については十分な科学的な知見でもって決定されるべきである。研究と処分地選定プロセスは明確に区別されなければならない。これは基本的認識で、こういうことを前提に進めましょう。これはいいか悪いかは当然検討委員会で意見が出たものですから、あと道の考え方で今まさに議論している最中で、受け入れると決めて意見を整理することには必ずしもならない。これは受け入れる場合には、こういう担保措置があるだろうと、担保措置を含めて検討していますので、6月半ばで、例えば検討委員会で深地層研究所を受け入れるという結論をだして意見を聞くという形にはならない。 
○幌延問題道民懇談会 
・ これは委員長代理にお願いしておきたいのですけれど、要するに今いったことを聞いてもですね、我々の方でどういうふうに道民の皆さんにどんなふうになっていますよと伝えられないのですよ。実際。だれがやってもそうだと思いますよ。もう少しわかりやすいやり方をこれから我々と話し合いをして、やってくれませんか。よろしいでしょうか。 
○委員長代理 
・ 相対的に申し上げますと、私どもの進め方というのは先ほど申し上げましたけれども、大きな流れは私どもが考えている。それについて何月までにここまでいく、何月までにここまでいくと、あるいはその時にどなたとどなたに意見を聞く、そこまで固まっていませんので、すかっとしたイメージ、スケジュールが描けないんだろうと思うのです。我々も最終までのイメージを描いていませんから。いずれにしてもいろいろな意見の方いますから、検討委員会で聞くということではなくて道の経済部としてお聞きしてそれを検討委員会にも提供するという形で進めたいと思っております。 
○幌延問題道民懇談会 
・ その点についてずーと議論してもなかなか時間があれなんで、今日ですね、私の方で説明したものの中にも入っていけない状態なのですけれども、さらに3月10日に出しているものについても、とても説明するには7月にもう一回聞くとかという話なのですけれども、とてもじゃないけれども、そんなお手軽なやり方でスケジュール的にですね、やられてもどうしようもないわけなんですけれども、その点も検討していただけるということで、よろしいんでしょうか。 
○委員長代理 
・ これについてですね、あの今日はこの検討委員会の場においでいただいたのですが、7月にもう一度といっているのは検討委員会の場ということだと思うのですが、この3月10日の中味について、これは事務局たる経済部で意見交換をし、その結果について検討委員会においてもお示していくという形に、要するに7月までの間に皆さんとの意見交換の場を設けたい。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 次にこの5月13日付けのものを事前に準備してお渡ししたのですが、私が読みあげましたけれども、この検討事項の整理自体が重大問題であるということで大変な反響になっているわけです。もうこれは結論じゃないのかとか、この1の例えばできるところまでは、今日少しでもやっていただきたいのですが、基本的に受け入れる場合にはどうするかの視点で整理されているということについて、不信が生まれているわけです。これは、受け入れる場合にはどうするかのではなくて、受け入れるか受け入れないかが問題なわけですから、この検討事項については再整理するという考えはおありでしょうか。 
○委員長代理 
・ これは受け入れる場合はどうするかの視点で整理されているように、受け取られる向きもあるかもしれません。特に担保措置を議論しておりますが、仮りに受け入れるとすればということでやっておりますので。ただ、先ほど来申し上げていますが、受け入れるか受け入れないかという前に、深地層研究所、深地層研究そのものについての、今我々としては勉強といいますか、こういうことをしている。そんななかで視点をなぜ落としたのか、2以降にありますが、あのちょっと見させていただきまして、このペーパー自体は私今日はじめて見るのでありますけれども、そうこの検討委員会はまだ体系的ではありません。いろいろな意見交換をしてますので、体系的ではありませんが、概ね議論の対象にはなっていると思っております。ただ、これについても委員長あての文書でありますので、また意見交換するなりあるいは文書をもってお答えしたい。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 今日見たといわれても困るのです。前からいろいろずーと長い間ですね、こういうことについて、資源エネルギー課と議論してきたことのこれは当然検討事項になるべき事項の、いってみればエキスのようなものですから、例えば道民の間の対立が解消しない状況のなかでも受け入れるのかどうかについて果たして今日回答できないのでしょうか。検討事項に入れたら何かまずいことでもあるのでしょうか。いれて欲しいということなんです。 
○委員長代理 
・ ちょっと言葉足らず、ちょっとおおざっぱに申し上げておりますけれども、ここにお書きになっている、論点としては私も前から承知しておりますけれども、したがってこれらのことがこの委員会として結論はともかくとして議論の対象になっていく。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 検討事項に入れるのかどうかについてはどうなんですか。入れるなら入れる、入れないなら入れない。はっきり知りたいのですけれども。 
○委員長代理 
・ これはあとで、ご返事しますが、入っているものも、入っていないものもあるかもしれませんから、ただ道民の間の対立が解消しなくてはというのも受け入れるか否かを議論せという意味ですね。検討委員会のなかで、全く議論の対象にしないということはちょっとあり得ないですね、どういう状況かと、そういう認識があってそういうなかでどういう対立という言葉がありますけれども、対立、要するに意見の違いがあるかということは当然、検討委員会で検討するわけですから。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 今ひとつはっきりしないのですけれども。要するに背景として考えるとも今の話では受け止めますし、検討事項として入れるとも受け止めますし、そういったことをきちっと回答していただかいないと、こういうものが議題にのっているのだとこれは文書で、官庁ですから、文書できちっと出していただかないと今回の検討事項を見ますと、これは最近各関係団体に配布されたばっかりですけれども、非常に大きな反響というか、怒りがありまして。何故今まで一番困っていることについて道民の目線で検討事項を整理しなかったのか、ということなんです。ですからこれは文書で皆読むわけですから、ここで委員長代理が話したことをテレビで毎日放映しているわけでもなんでもないわけですから、これは文書でやってください。そうでないと、伝わりません。 
○委員長代理 
・ 今の問題だけでいいますと道民の間に対立が解消しない状況でも受け入れるのかということですけれども、論点がこの書きぶりの問題でしょうけれども、全員、道民全員がですね、深地層研究所計画を受け入れるかどうかということについてそれについて反対だということであれば、それは受け入れないのは当然であります。したがってそう考えると道民の間に対立が解消しない状況ということはどういうことかということになりますので、深地層研究自体についていろいろな意見がある、あるいは先に進むと深地層研究所を北海道にもってくるという意見もあるから、そういうことを背景として踏まえて中間のとりまとめをしたい。誰も反対しなかったら、そういう検討も、もしかしたらいらないのかもしれませんから、検討委員会をつくって私とすれば慎重かつ冷静にと思っております。そういうことも、こういう状況があるからだというふうに認識しております。 
○幌延問題道民懇談会 
・ これはですね、対立が解消しない状況でも受け入れるべきかどうかの検討項目を立てて、立てた後にそれじゃ解消とはどういうことなのか。それは次の段階ですよね。項目を立ててはじめてやれることなのですよ。それが落ちているということなのですよ。例えばそれじゃ道民懇談会のいろいろな人たちからの不満として議会で決まればいいのか、その時の政治状況で決めるような問題ではないのじゃないのか。それは次の段階のステップの問題なわけでしょう。ですから、道民の基本的な対立構造というのはやはり地元の人たちとか、そういう人たちの意見を聞いて、そしてもうほとんどこういうことがあれば、やめるとか、こういうことであればやめないとか、次の項目を立てて次に考えることだと、立てないでなんか文書全体のなかに入っていますよ、といういい方だと、これはこの文書を見た人たちは入らないというようにとっちゃうわけですから、明確に文書によって示してほしい、ということなんです。 
○委員 
・ ちょっと質問したいのですが、法律の整備についておっしゃられましたけれども、具体的にはどのような内容の法律を想定されておられるのか、もし検討されているとすれば伺いたい。 
○幌延問題道民懇談会 
・ すみません。その話の前に今文書で示してほしいということに対してのお答えをいただいてから次に進めたい。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 今日我々もですね、終わってから道も記者会見されると思うのですけれども、私たちも記者会見を予定しておりますので、記録の担当者も割り振りをして正確に伝えるように用意をしておりますので、そのつもりで明確な形で示して欲しいのです。 
○委員長代理 
・ 道検討委員会の検討事項については後ほど文書でもって回答いたします。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 文書をもって回答をいただいた後に、これについてとにかく我々としてはずーと長い間困っているのは共通の論点を客観的に見ると道と我々が共通の論点をきちっと相互確認してないというところに問題があるのだと、道の皆さんも同じではないのですか。ですから、話をしてもほとんど対話が成り立っていないということですから、対話が成り立つようなものをきちっとつくるとそれを一方的にただ文書をもらうのではなくて、文書できちっと書いていただいて、それぞれの項目についてそれについて話し合いをしたいと思うのです。詰めた形で、そしてその次の段階においてこの3月10日あるいは科技庁との集会でのやりとりなんかを踏まえてきちっとした意見を述べていきたいと思うのです。そういうことでよろしいでしょうか。 
○委員長代理 
・ はい。
○幌延問題道民懇談会 
・ 前回の第5回の議事録をずーと読ませていただいたのですが、最後の方、一番最後の12頁にありますけれども、ある委員の方がまとめるものの性格について、論点整理をして、それを議論にかけていくのではないかという発言に対してですね、事務局のまとめとしてはそれについてはお答えをされていなくて、地層処分の研究などについての意義なり必要性についてまとめられるという形で最後まとめているのですけれども、これは私は先ほどらい議論を聞いていて違うのではないかというように思いますが、先ほどは一定の評価をして、そして地元道民の意見を聞くとなっていますが、この議事録ではそうではない意見がおありなわけなんですよ。論点整理をしてそれ自体、結論をださないで議論をしていくべきではないかと思うのですが、そのこと自体の議論はなくて事務局で勝手にまとめていっているようなそういう印象をこの議事録から受けるのですが、それであれば特に最初に代表が申し上げました5月13日の(2)の検討事項の問題点としてですね、技術の確立が必要であるということと、別問題であるというような論点整理をしないといけないと思うのですが、そこをもう一回はっきりお 答えいただかないとこの議事録自体、あいまいなまま、まとめの方に流れていってしまって処分の意義なり必要性についてはもうこの検討委員会で確認をされたような印象があるわけなのです。それについて代表が提案したことをちゃんといれていただけるのかどうか、別問題であるというように論点整理をきちっとすべきだともう一回確認したい。 
○事務局 
・ これは当然検討委員会の過程ですから、いろいろな意見がでています。まとめになれば、また当然委員の意見を聞きますから事務局が発言したようにならないので、一定の整理をした場合でも、例えばこういう意見があったと、そういう整理になると思うのですけれども、まとめについては当然また整理した段階で、委員の意見を聞きますから、事務局がこう発言したから、全部落としていくことにならないと思います。また、当然検討委員会のなかで意見がでてくるわけです。その後での整理だと思います。 
○幌延問題道民懇談会 
・ ここで必要性を確認したということではないということでいいのですね。 
○事務局 
・ これは最終ではないので、また委員会でいろいろな意見がでますから、この意見をもとに整理した段階でまた意見がでる。また整理をする。議事録からいくと委員が論点整理といって事務局が一定の意見を整理しても、例えばこういう意見がある、こういう意見がある、それで落ち着くかもしれないし、この後の委員会の検討の過程で整理されていく。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 検討事項というのはよく意味がわからないのですよ。後で論点整理することよりも、先に進んでいるような受け止め方をせざるを得ない。検討事項のなかにも結論めいたものにほとんど近づいているというふうに、そうするのとこれから論点整理することの関係はどうなのでしょうか。 
・ 検討事項のなかに受け入れる場合はどうするか、ということをずらーと基本的にはそういう骨格になっているでしよう、誰が読んでも。 
○事務局 
・ たまたま措置、担保措置をやっていますから。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 担保措置だけを議論しているわけではないでしょう。 
○事務局 
・ 第4回ではそうなのでまとめております。 
○幌延問題道民懇談会 
・ それから今懇談会の別のメンバーが言われたこと、別問題であるという点はこれは今でも答えられる問題ではないですか。これは、知事公約との関係ですから。 
・ 処分技術ですね、処分するための研究技術の確立が必要であるというのはそれはこれは誰も別に研究するなとか、なんだとか、言っているわけではないのですよ。何度も今まで言ってきたように研究や技術の確立が必要であることが即我が国において地層処分なりに結びつくのか、あるいは即幌延なのかだとか、即深地層試験場なのかとか、いうことにはならないわけでしょう。このまとめ方だと、即そういうことになるように受け止められますよ。だから知事の言っている一番ポイントのところは幌延の深地層試験場が受け入れられるか否かと、研究が必要かどうかと、別でしょう。必要だったから、それは受け入れますよとはならないでしょう。こういう文書は日本語としておかしいですよ。 
○委員長代理 
・ 議事録のお話ですか。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 検討事項の話です。 
○委員長代理 
・ 5月13日の検討事項の問題点の(2)に関し、この検討委員会のなかでも、処分するための研究技術の確立が必要であるという意見もありますし、またそれは必要であるとしても、深地層研究所計画を受け入れるか否かとは別だ、というように考えておりますので、検討委員会の委員の方々はだいたいそういう認識だと思います。それはあとで、またまとめて確認します。
○幌延問題道民懇談会
・ これは検討委員会のなかで意見の分かれる問題ではないのではないでしょうか。これは北海道で既に言っていることですから、我々から見ると、少しざっくばらんな言い方をすると知事の言っていること、資源エネルギー課から聞くこと、検討委員会の議事録から受け止めること、これの整合性がはっきり言ってないのですよ。ですから、きちっとそれは論理的に整理していただかないと、これは別に議論の問題ではなくて、確認すればいいことではないのか、それはわかりやすく、別問題であるということは我々は当然別問題として受け止めているし、知事もそう言っているはずですから、検討委員会で意見が分かれると言ったって、どうしようもない問題じゃないのですか。
○委員長代理
・ 資料をだしたり議事録をあとでまとめて公表しているという意味はそこでまとまったという意味ではないのですから、いろいろな議論があります。したがって、こういう表現だったか、ちょっと覚えていませんが、この検討事項について検討委員会でテーマとして議論したなかで議事録にあるような意見がだされたということでありますから、また議論を深めて委員会としての意見をまとめていかないといけないということで、今中間段階ですからいろいろな発言があるのはそれはやむを得ないことだと思います。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 関連してお伺いしたいのですけれども、検討するなとかなんとかということではないのです。そういうことは全く関係のないことで、私のいうことは仮定の前提にたって、4回の議事録の8頁に第2とりまとめに示される地層処分技術の信頼性を試験を通じて検証していくことを目的にするとなってます。そうすると、第2次とりまとめが根っこにあってそこに計画されているものが結局検証されるということになるわけでしょう、深地層試験場で。核燃の説明からすると第2次とりまとめというのは来年の3月ですよね、それがでて、深地層試験場で具体的に立て坑の深さをいくらにするか、直径をいくらにするか、あるいは連絡坑道を何本にするのか、処分坑道を第1次報告書では一辺が1200mですね、大変な長さです。直径3mの坑道、それがワンセット30本、15m毎に3m穴を掘る、これが第2次報告書ではどうなるか、わかりませんけれども、そういうものが前提にして、そして深地層試験計画というものが具体的にされないと、肝心要の検討というのは外まわりのことばかりやることになるんじゃないですか。どうなのでしょう、いい悪いは別ですよ。 
○委員長代理 
・ それについて今私が答えるものがないのですが、第2次とりまとめはどこまでいくか、既存の研究資料等で第2次取りまとめをやるというように、科技庁から聞いていますけれども、それと独立してやれるということとは違うかな。誤解があるといけないから。
○事務局
・ 深地層の実証をやる。第2次とりまとめがあって文献等でやって、それで深地層試験データを検証していくという言い方をしていますけれども、具体的には立て坑がいくらかそういうことを中ではやっていない。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 今関連するのですけれども、第3回の検討委員会のなかで委員の方から幌延の周辺を含めて実施主体が行うサイト特性調査を行うことにならないのかという質問がなされて、科学技術庁の方が、結論だけ言いますけれど、目的が全く異なりますので、深地層の検討結果がサイト特性調査に結びつくことはないという説明をしているわけですね。最近あの地層処分、今の2000年のとりまとめと関係するのですけれども、「地層処分研究開発第2次とりまとめ第2ドラフト」というのが、4月21日に核燃の方でとりまとめているのですけれども、そのなかで、「なお、サイクル機構においては、超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)などの深地層の研究施設において、地質環境を体系的に調査解析するための技術の開発と検証を進めようとしており、とくに、サイト特性調査の段階に活用可能な実用性の高い技術として整備していく予定である。」と書かれているわけです。ということはこの時の科技庁の説明では全く関係のないようなことを言っているのだけれども、実際に最近でた報告書のなかでは、実用性が高い技術として幌延で実施したり、深地層研究のなかでも整備していくというように言っている わけです。こういう食い違いがいろいろな議事録のなかで読んでいると今日は時間がないから言いませんけれども、いっぱいあるのです。それを、ろくにきちっと議論しないで7月に一定の評価をする、そんなことをどうしてできるのですか。なんでもっと疑問点が私くしたちのなかからもありますし、委員さんのなかからもあると思うのですけれども、それをもっと何回でも、相手方にただして議論をする。そういうことをしないで一定の評価することなんかできないのではないですか。それから、省庁再編の問題もあります。通産省の問題です。そういった人たちに説明を受ける必要がある。それから、一番最初に言ってた法律の整備、これも通産省サイドの総合エネルギー調査会のなかで中間報告が3月に出て来年の通常国会に何らかの形の法律を出したいと。前回だったか、前々回のこの中でもそういうようになっていますと事務局の方が答える、それ以上議論がされていない。そのような状態で、どうやって一定の評価、肝心要の問題、処分の問題と研究の問題ときちっとリンクされているわけです。とてもそのようなことに納得できないですよ。それらのことについて、質問書で13日にでています け れども、それについては回答文書で早急にいただけるんですか。時間がないですからそこのところだけ、答えてください。
○委員長代理 
・ 5月13日の質問書ですか。 
○幌延問題道民懇談会 
・ さっきの文書で回答するということは、質問書を含めてということですか。 
○委員長代理 
・ 合わせて回答します。恐縮ですが、ちょっと入口に入るか入らないか。玄関を開けるか開けないかという状況であると私は認識しているのですが、時間も参りました、この後我々だけの議論もありますので、基本は皆様方の入口を整理してご意見をお伺いするということについて、誠心誠意対応したいと思いますので、できれば今日はこれまでにしたいのですが。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 入口を開けていただきましたので、奥座敷までちょっとご案内いただいて、検討されていることを今質問状を出しているけれども、議事録を見てもですね、もうちよっと詰めた議論をされないのか、という疑問がたくさんあるのです。それを質問提供して、それがこういう質問が来ているよということで、この委員会のなかで検討されているということがないと、どうも検討してフィードバックされることがないと、それが評価される今言葉をとって恐縮ですけれども、正しい評価の仕方ではないように思うのです。ただ聞き置いたということだけでなくて、やっぱり問題提起されたのであれば、それを受けてやっぱり15年やってきたことですから、いろいろな蓄積をみんなもって議論しているわけです。是非そこのところをご案内、風呂まで入れろとはいわないけれども、お願いしたいというように思います。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 付け加えますけれども、我々の方もこれまで、道と共通認識をもつべきだという基本視点、例えば公開質問、科技庁に対して、そういったものを付けて科技庁にきちっと質問、自治体として質問をぶつけてもらいたい。それで相当やっていただければ、明確になっていたと思うのです。懇談会のメンバーが言ったようなことも、もう既に明らかになっていたはずなんです。ですから、率直にいって非常に準備不足だと思うのです。ですから、これをもう一度体制を立て直して、少しずつぎりぎりと開けるのではなくてどうぞという形にしていただきたい。それぐらい、5月13日のこの入口論のところですけれども、これについては、とにかくきちっと時間をかけて、共通認識をもつ、この検討委員会の場を設けていただきたい。そうでなければ、いつまでたっても先に進んではまた入口論のところに、門が開いたり閉じたりになにかねませんので、共通認識をもつために、この点はとにかく十分この検討委員会で意見を述べる、意見交換できる場を設けていただきたいと思いますけれどもそれはよろしいでしょうか。 
○委員長代理 
・ 精神的にはよくわかりました。しかし、皆さんとですね、意見交換をすることはこの場ではなくて事務局と経済部が意見交換をし、提出し協議することにしていただきたい。というのは、この委員会も各課が課長さんも地下資源調査所長さんもお見えになられていますけれども、そう何回も開けませんので、まず事務局が皆さんとの意見交換をするといういうことでよろしいでしょうか。 
○幌延問題道民懇談会 
・ 我々も事務局とやたらと対立することは望んでいないのですよ。ただですね、検討事項の段階でこれを事務局と率直に申し上げますと、そういう権限はなしで終わってしまうのではないですか。全面的にこれを事務局に権限を与えられるならいいんですけれども、今までの経験でいくと我々も、非常におそらく資源エネルギー課でも悩んでおられるいるかもしれないけれども、我々の方もとにかく資源エネルギー課と話していてでもですね、いってみればこの検討事項の断片的な部分をぼろっと述べられてる程度で、全くそれ以上話が進んでいない、進まない状況なんです。だから、まず共通認識をもたせるにはどうしたらいいのかということで悩んできているわけですから、その辺どうしますか。 
○委員長代理 
・ 繰り返しになりますけれど、まずこれについて文書をもって、文書をだしたからいいというわけではありませんよ、それについて意見交換をさせてもらって、相談で決まったとすれば、それを委員会に報告する、その中で論点として取り上げて回答して一括して整理するということにさせていただきたいと思います。正直いって皆様方も大変お忙しい、今日のこの日程もなかなか決まらなかったような状況でありますから、先の方はここで決めないで少なくともはじめは事務局でお互いに意見交換をさせてもらうと、こう決めさせていただきたいと思います。 
○幌延問題道民懇談会 
・ どうもありがとうございました。また、いろいろ質問させていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。今日はどうもありがとうございました。 
○委員長代理 
・ どうもありがとうございました。 
○委員長代理 
・ それではその他に移りますが、事務局から何かありますか。 
○事務局 
・ 次回の検討委員会は人事異動後となりますので、別途日程を調整させていただきたいと思います。以上です。 
○委員長代理 
・ そういうことでありますので、よろしくお願いしたいと思います。他になければ、今日はこれで終了したいと思います。よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。

 

(この内容については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったもの等を整理のうえ、作成しています。)

 

※ 資料1 道検討委員会の検討事項などについて     幌延問題道民懇談会
   資料2 深地層研究所計画検討委員会について(要望)幌延問題道民懇談会

  上記資料は、大冊につき割愛しておりますが、北海道行政情報センター(道庁別館3F)をはじめ、関係支庁(留萌、宗谷、上川)の行政情報コーナーに備え置いており、また周辺市町村(幌延町、天塩町、豊富町、稚内市、猿払村、中頓別町、浜頓別町、中川町)にも備え置いているので、ご利用下さい。

 


 

 

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