「エゾシカ緊急対策期間」の設定について

「エゾシカ緊急対策期間」の設定について

エゾシカ写真

道内のエゾシカ推定生息数は、平成22年度から平成26年度までの「緊急対策期間」において捕獲強化に取り組んだことにより、平成23年度の77万頭をピークに一旦減少しましたが、平成30年度の65万頭から増加に転じ、令和4年度には72万頭まで増加したと考えられます。

一方、エゾシカによる農林業被害額は、侵入防止柵の設置による防除対策に取り組んだこと等により、平成23年度の6,409百万円をピークに減少傾向にありましたが、平成30年度の3,858百万円から増加に転じ、令和4年度には4,846百万円まで拡大しています。

また、エゾシカが関係する交通事故発生件数は令和4年に4,480件、列車支障発生件数は令和4年度に4,273件となり、いずれも過去最多となっています。

このように、人とエゾシカとの軋轢が深刻化していることから、道では、北海道エゾシカ対策推進条例に基づき、緊急にエゾシカの捕獲等の措置を強化する必要があると判断し、令和6年1月から令和8年12月までの3年間を「緊急対策期間」として設定し、エゾシカの捕獲等の実施主体その他関係する機関及び団体と連携協力して、エゾシカの捕獲等を重点的に推進することとしました。

期間中の取組を通じて、北海道エゾシカ管理計画(第6期)に掲げる「適正な個体数管理」と「捕獲個体の有効活用」を推進し、人間活動とエゾシカとの軋轢の軽減、エゾシカと人間の共生、及び本道の豊かな生物多様性の保全とその持続可能な利用を目指します。

「エゾシカ緊急対策期間」設定期間

令和6年1月 ~ 令和8年12月 (3年間)

道民の皆様へのお願い

「適正な個体数管理」を推進するため、道が作成した「エゾシカ捕獲推進プラン」に掲げる捕獲目標数の確保が必要です。特に、個体数を効率よく減らすには、毎年子ジカを出産するメスジカを積極的に捕獲することが重要です。

また、 捕獲対策を円滑に進めるためには、「捕獲個体の有効活用」を広げることも重要です。食肉の利用をさらに推進するほか、ペットフードへの利用や皮革製品への利用、角などその他部位の利用など、エゾシカ有効活用の推進と、狩猟を含めたエゾシカ捕獲対策にご理解・ご協力をお願いします。

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