北海道の“プラスチックとの賢い付き合い方”

プラスチックとの賢い付き合い方”に関する知事メッセージ

 プラスチックは、私達の生活に幅広く利用され、なくてはならないものとして普及しています。一方で、「ポイ捨て」されたプラスチックごみが河川から海へ流れ出ることにより地球規模での環境への影響が懸念されています。
                                                          

 本道の美しい海は、世界に誇る「食」や「観光」を生み出す貴重な財産であり、これらを守り、次の世代に引き継ぐためには、プラスチックごみ対策をより一層推進していく必要があります。

 そのため、「使いきり」(いわゆるワンウェイ)のプラスチック製品はできるだけ使用しない、使用した際も正しく処分するなど“プラスチックとの賢い付き合い方~プラスチック・スマート~”を一人ひとりが意識して取り組むことが大切です。

 職場をはじめ、家庭においても、できることから一つずつ行動を起こしていただくよう、ご理解、ご協力をお願いします。

                                  令和元年10月23日

                                北海道知事 鈴木直道

プラスチックとの賢い付き合い方の取組

1.マイバッグ等の活用

マイバッグを持参してレジ袋を辞退したり、繰り返し使用できるマイボトルを活用するなどして、「使いきり」のプラスチック製品をできるだけ使わないようにしましょう。

2.使用後の処分

「使いきり」のプラスチックを使用した場合は、ポイ捨てをせず、ごみ分別のルールに従い、正しく処分しましょう。

3.地球にやさしい製品の選択

お買い物の際は、「使いきり」のプラスチック製品ではなく、再生プラスチックや紙、バイオプラスチック等の地球にやさしい製品を選びましょう。
企業の活動においても、地球にやさしい製品を選ぶよう努めましょう。

4.清掃活動への参加

海や河川に流れ出るプラスチックごみを減らすため、地域の清掃活動に積極的に参加しましょう。

道民・事業者が自ら今できる“プラスチックとの賢い付き合い方”の取組をお知らせします。

このページで広く発信をご希望される皆様自らの取組をメールアドレス:kansei.kanhai1@pref.hokkaido.lg.jp(※@を半角に変えてください)に御連絡願います。

1.マイバッグ等の活用

【北海道】道庁本庁舎、別館のコンビニでレジ袋削減等に令和元年(2019年)10月から取り組んでいます。

【北海道】全道の大手コンビニ4社の店舗でレジ袋削減を令和元年(2019年)10月から呼びかけています。

【北海道・渡島総合振興局】振興局庁舎内の売店の協力を得て、令和元年(2019年)12月2日からレジ袋削減等に取り組んでいます。

【北海道・留萌振興局】振興局庁舎内の売店の協力を得て、令和元年(2019年)10月2日からレジ袋削減等に取り組んでいます。

2.使用後の処分

家庭のプラスチックごみ

・市町村から配布されているごみ分別のお知らせ等を今一度確認をお願いします。お手元に見当たらない場合は、市町村のホームページを御覧願います。
また、3R(Reduce発生抑制、Reuse再使用、Recycle再利用)の取組をお願いします。

【札幌市】札幌市ごみ分別アプリで、家庭ごみ分別方法の検索や、収集日カレンダーの閲覧などができます。

【旭川市】 旭川市公式LINEで家庭ごみの分別検索ができます。

【芦別市】芦別市公式LINEで「ごみ分別」や「リサイクル情報」を検索できます。

【美深町】資源プラスチック分別の啓発と「プラスチックとの賢い付き合い方」に関する知事メッセージを町民に回覧しました(令和元年(2019年)11月14日)

【大空町】 “プラスチックとの賢い付き合い方”に関する知事メッセージとごみの分別・出し方の啓発を「まちのお知らせ1月号」に掲載しました。

事業活動に伴うプラスチックごみ

・分別について、ごみの収集運搬業者に今一度確認をお願いします。
また、3R(Reduce発生抑制、Reuse再使用、Recycle再利用)の取組をお願いします。

[太平洋セメント(株)]廃プラスチックをセメントの燃料、原料にリサイクルしています。

[日鉄セメント(株)]廃プラスチックをセメントの原料として再資源化しています。

[(株)苫小牧清掃社]廃プラスチックを燃料にリサイクルしています。

[(株)北海道サニックス環境]廃プラスチックを発電向け燃料にリサイクルしています。

3.地球にやさしい製品の選択

・[北海道容器包装の簡素化を進める連絡会] 地球にやさしい「容器包装の簡素化」の取組を紹介しています。

[北方圏国際シンポジウム実行委員会(主催:紋別市)
本シンポジウムでは、海洋プラスチックごみ問題を扱う
オホーツク海洋環境保全セミナーと連動して、お茶コーナーにおいて、間伐材紙コップ
やプラスチック代替品としてダンボールカップスリーブを使用・分別リサイクルするなど、
地球環境に配慮したおもてなしが提案されています。

4.清掃活動への参加

[NPO法人北海道海浜美化を進める会] 北海道の海浜の清掃活動を行っています。

5.その他

全国の取組はこちら

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