交通事故の被害者・加害者とならないためには、基本的なルールとマナーを守ることが重要です。
基本的な交通ルールとマナー
- 交通規則を守らなければなりません。
- まわりの歩行者や車両等に注意し、常に相手を思いやる気持ちが必要です。
- 常に歩行者を優先して運転しなければなりません。
- 交通信号と道路標識に従わなければなりません。
- 警察官の指示に従わなければなりません。
- 高齢者の交通事故が多発しています。高齢者を見かけたときは、特に思いやりのある運転をしてください。
自動車のルールとマナー
- 自動車は左側通行です。
- 交差点での右折のときは、対向車、右折先の横断歩道の歩行者、自転車に十分に注意しましょう。
- 交差点での左折のときは、左折先の横断歩道の歩行者、自転車、左折巻込み事故に注意しましょう。
- 運転中は、携帯電話の使用はできません。
- 疲れたときは、休憩を取りましょう。
- 無理な追い越し、進路変更はしてはいけません。
- 歩行者、自転車のそばを通るときは、安全な間隔をあけるか、徐行しなければなりません。
歩行者のルールとマナー
- 必ず歩道を通行してください。
- 歩道のないところでは、道路の右側を歩いてください。
- 道路は横断歩道を利用して渡りましょう。
- 歩行者信号に必ず従いましょう。
- 横断歩道、踏切などでは、左右をよく見て、安全を確認してから渡りましょう。
- 夜間には、反射材、自動車等の運転者に見えやすい明るい色の服装を身に着けましょう。
自転車のルールとマナー
- 歩行者優先を心がけましょう。
- 自転車は、通行できる標識のある歩道以外では、車道の左端を通行しなければなりません。
- 2人乗り、2台以上の並列での運転はしてはいけません。
- 傘を差したり、物を持ったままの片手運転はしてはいけません。
- 横断歩道では、自転車から降りて、歩行者信号に必ず従いましょう。
- 雪道などの危険な路面状態での運転はやめましょう。
- 信号機のない交差点では、必ず止まり、左右の安全を確認しましょう。
- 夜間は、必ずライトを点灯しましょう。
運転免許
運転免許を取得していない人は、絶対に車両等の運転をしてはいけません。
- 日本国内で運転するには、日本国で取得した運転免許証又はジュネーブ条約締結国の一つで有効に受けた運転免許証(国際運転免許証)あるいは我が国と同等の水準の免許制度を有している国又は地域の行政庁若しくは権限のある機関が発行し、日本語の翻訳文を添付した運転免許証が必要です。 (翻訳文は、日本国の政令で定める者が作成したものに限られます。)
- 詳細については、下記の機関にお問い合わせください。
(選択してください。各機関の所在地等を表示します。)
北海道警察
札幌市中央区北2条西7丁目 電話 011-251-0110(代表)
運転免許試験場 札幌 ・函館 ・旭川 ・釧路 ・帯広 ・北見
日本自動車連盟(JAF)北海道本部・札幌支部
札幌市豊平区月寒東1条15-8-1 電話 011-857-7122(会員課)
自動車保険
自動車保険は万一の場合に備えて、強制保険だけでなく、任意保険にも加入しましょう。
強制保険(自動車損害賠償責任保険)
- 法律により義務付けられている保険で、人身に対する損害を補償するものです。
- 自動車及び原動機付自転車を所有している人は必ず加入しなければならない保険で、購入するとき及び車検のときに加入します。
- 手続きは損害保険会社、代理店で行えます。(販売店、整備工場等を通して手続きできる場合もあります。)
任意保険
対物補償や相手の車両への損害等の補償は、自賠責保険ではカバーできません。人身事故の損害額も、自賠責保険の補償限度範囲を大きく上回ることが少なくありません。
- 手続きのできる場所は、強制保険と同様です。