少子高齢化、国際化、情報化の急速な進展等、社会や国際的な環境が大きく変化する現代社会にあって、次代を担う子どもたちには、心身ともに健康で他者を思いやる心をもち、社会的に自立していける、健やかな成長が求められています。
そのためには、広い視野と柔軟な発想や創造性などとともに、物事を論理的に考える力や自らの主張を正しく理解してもらう力などを身につけることが大切であることから、これらの契機となるよう、少年が社会に向けての意見、未来への希望などを発表する機会を設けるとともに、あわせて、少年の健全育成及び非行防止に対する道民の理解を深めることを目的とし開催します。
全道大会は、国際児童年の昭和54年(1979年)から毎年開催しています(令和2年(2020年)度は、新型コロナウィルス感染症の影響により開催していません)。
(総合)振興局地区大会
道内各(総合)振興局の中学生を対象に、意見を主張する場を設け、例年8月初旬までに各地で地区大会を開催しています。
各地区で代表者を決定し、全道大会へ推薦します。
全道大会
全道大会は、14(総合)振興局及び札幌市の代表の合計16名が出場し、例年9月初旬に開催する「北海道青少年育成大会」にあわせて開催しています。
最優秀賞1名、優秀賞3名の計4名の入賞者を決定し、最優秀賞の受賞者を全国大会へ推薦します。
審査結果については、大会終了後、公益財団法人北海道青少年育成協会のホームページで公開されます。
全国大会
北海道・東北ブロック代表選考
全道大会の最優秀賞受賞者は北海道代表として、全国大会の主催者によって原稿及び録画データの審査を受けます。
審査により北海道・東北ブロック代表(2名)に選考されると、全国大会に出場(会場で主張を発表)することとなります。
全国大会
全国大会は、独立行政法人国立青少年教育振興機構が主催するもので、例年11月に東京都において開催されます。
【少年の主張全国大会ページ】※国立青少年教育振興機構のサイトに移動します
発表者は、
- 北海道・東北ブロック(2名)
- 関東・甲信越静ブロック(3名)
- 中部・近畿ブロック(3名)
- 中国・四国ブロック(2名)
- 九州ブロック(2名)
の計12名の各ブロック代表者です。
全国大会では、内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、国立青少年教育振興機構理事長賞が選考されます。
なお、全国大会に出場した12名全員に国立青少年教育振興機構理事長より奨励賞が、出場者として選考されなかった都道府県代表者(35名)にも同理事長から努力賞が贈呈されます。
北海道代表は、昭和54年度(1979年度)には総理府総務長官賞、平成4年度(1992年度)には文部大臣賞、令和5年度(2023年度)には審査委員長賞を受賞しています。