特殊詐欺等の被害に遭わないために

特殊詐欺による被害が深刻です。

令和7年における道内の特殊詐欺は、認知件数・被害額ともに、過去最悪の状況 です。

また、SNS型投資・ロマンス詐欺についても、昨年度に引き続き頻発しております。

なかでも、警察官を騙る詐欺(ニセ警察詐欺)による被害が甚大であり、

その犯罪手法は、SNSやインターネットが多く利用 されております。

詐欺被害に遭わないためには、最新の犯罪手口を把握することが重要です。

・ニセ警察詐欺

⇒電話やSNSで警察官や検察官を騙り、警察手帳や逮捕状を提示して、捜査名目でキャッシュカードや現金を騙し取る詐欺

<最近発生した事案>

・取調べのためにホテルや一人になれる場所に移動するよう指示し、外部との交流を遮断した上で現金を騙し取る詐欺

・「あなたに犯罪の容疑がかかっている」などと言い、マルチコピー機を操作させ、偽の逮捕状等を印刷させることにより、話しを信じ込ませた上で、お金を騙し取る詐欺

・ニセの「警察手帳」や「逮捕状」を示した上で、「犯罪に加担していないことを証明するため」などの名目で金銭を要求し、「身体検査をしなければならない」などと告げ裸になることを要求し、被害者の裸を撮影した上で、「録音・録画している」「全国にばらまく」などと告げて脅迫

・給付金や還付金を装った預貯金詐欺

⇒市町村職員など公的な身分を騙り、保険料の還付金手続きに伴うキャッシュカードの更新等を口実にカードを騙し取る詐欺

・SNSやマッチングアプリを使用した投資・ロマンス詐欺

⇒SNSやマッチングアプリにより、バナー広告やダイレクトメッセージをきっかけにやり取りを始め、投資で儲かると思わせたり、恋愛感情を抱かせるなどにより、暗号資産投資や手数料、会いに行くための航空代金や結婚費用などの名目で、金銭を騙し取る詐欺

・「有名人の投資話」詐欺

⇒SNSのリール広告やDM(ダイレクトメッセージ)などで、有名人などを騙ったインターネット上の偽の投資広告をきっかけとする詐欺

・その他

⇒会社の社長を騙り、「『今後のプロジェクトに対応するため、新しいLINEのワークグループ』の作成をお願いしたい」などという偽メールを社員に送りつけ、その後、LINEのグループトークで、会社の口座情報を聞き出した上で、別会社への送金名目で金背線を騙し取る詐欺

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また、スマートフォンの”正しい利用方法”を認識することも重要です。

特殊詐欺等の被害者の多くは、高齢者ですが、若い世代の方々の被害も多く発生しており、

その多くは、SNS等のインターネットによるものです。

正しいスマートフォンの利用方法を認識し、自身の防犯力 を高めましょう。

○スマートフォンの安全安心な利用のため、正しい知識を学ぶことができるサイトをご紹介します。

⚫総務省情報流通行政局情報流通振興課情報活用支援室

⚫ソフトバンク株式会社

☆詐欺から守る、知識をつける「安心スマホ検定」(大人向け)

安心スマホ検定

☆全国統一スマホデビュー検定(小学生・中高生・保護者向け)

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