特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺による被害が非常に増加しています!
警察官や官公庁を騙った特殊詐欺による被害が後を絶ちません。
警察を騙って電話をかけ、SNSに誘導して「逮捕する」などと言ったり、警察手帳を示して、捜査を名目に金銭を騙し取る ”ニセ警察詐欺” が多発しています!
「警察官がSNSで連絡したり、捜査名目でお金を要求することはないこと」「現金を知らない人に手渡したり、外に置かないこと」に注意してください!
また、行政職員や防犯協会、金融機関の職員などを騙る犯行手口や、犯人が自宅にキャッシュカードを受け取りに訪れる「預貯金詐欺」の認知件数も増加しております。
「キャッシュカードは絶対に他人に渡さない。暗証番号は絶対に他人に教えない。」ことに注意するとともに、見知らぬ者から電話やSNS等でお金を要求されたときは、必ず、最寄りの警察又は♯9110に相談してください!
特殊詐欺の犯行には、”国際電話”が多く利用されています!
特殊詐欺の犯行には、“国際電話”が多く利用されています。
身に覚えのない " +(国番号) "から始まる国際電話番号からの連絡は、十分注意してください!!
また、犯人からの電話を直接受けないために、普段、海外に住む方と通話をすることがない方は、
国際電話番号の利用休止を検討しましょう!
○固定電話の場合
国際電話の発信・着信は無償で休止できます。
詳細は、こちら(国際電話不取扱受付センター)
○スマートフォンの場合
●携帯電話機の発着信設定を見直し
⇒番号非通知の着信を拒否
⇒電話番号を通知不可能な着信を拒否
⇒電話帳登録外番号からの着信を拒否
⇒留守番電話機能を活用、録音メッセージで相手がわかってからかけ直す
●国際電話の発着信が可能なアプリを利用する
⇒携帯電話の通信サービス提供会社(キャリア)等が提供している、
セキュリティ対策アプリを利用する(有料の場合あり)
SNS型投資・ロマンス詐欺による被害も非常に多いです。
(1) ネットやSNSには、投資に関する詐欺動画や詐欺広告が多数存在します。
・投資詐欺は、そのような広告を端緒に、LINE、Facebook、インスタグラム、Xなどの各種SNS、マッチングアプリなどで知り合った者からLINEなどのSNSグループチャットに招待されます。
・SNSには、投資関連の詐欺グループチャットが多数存在しますので、見知らぬ者から投資を勧められた際には詐欺の可能性が高いです。
(2)被害に遭っている方のうち、複数回の振込みでは、毎回違う口座(個人名義や法人名義)を犯人から指定されています。
(3)投資で絶対に儲かるなどのうまい話はありません。
(4)被害防止対策
・振込先に個人名義の口座を指定されたときには詐欺の可能性が高いです。法人名義の口座についても、当該法人が金融庁の登録事業者であるか否かを確認しましょう!
・SNSやウェブサイト上で知り合った者から投資を勧められた場合は、必ず最寄りの警察又は #9110 に相談してください!
家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう!!
道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。
ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。