除雪の前に、危険を排除 ~除雪機の事故を防ぐために気を付けるポイント~

 2015年度から 2024年度までの10年間に 独立行政法人製品評価技術基盤機構「NITE(ナイト)」に通知された製品事故情報では、除雪機に より人的被害があった事故は38件ありました。事故件数の推移を見ると、降雪量が全国的に 平年より少なかった2023年度は事故が0件だったのに対し、平年並みか多かった2024年度 は再び事故が発生しました。

 除雪機により人的被害があった事故の約8割(38件中29件)が使用者の誤使用や不注意に よるものです。また、事故の大半(38件中36件)が死亡や重傷を伴う重大な事故に至ってい ます。

 事故の中には、シーズン前の試運転で事故に遭われているケースもあります。『操作には慣 れているから』『今まで事故になっていないから』といって油断することなく、使い始める前 に危険な使い方をしていないか今一度確認し、安全に正しく除雪機を使いましょう。

 

 ■除雪機の気を付けるポイント

 ・安全機能を無効化しない。

 ・後進する際に転倒したり、挟まれたりしないよう周囲の状況に注意する。

 ・人が近くにいる時は使用しない。エンジンを掛けたまま離れない。

 ・雪詰まりを取り除く際はエンジンを切り、雪かき棒を使用する。

 ・屋内や換気の悪い場所ではエンジンを掛けたままにしない。

○ 除雪の前に、危険を排除 ~除雪機の事故を防ぐために気を付けるポイント~

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