駅や商業施設など、日常の生活空間に多く設置されているエスカレーターですが、
エスカレーターでの転倒・転落事故の情報が消費者庁に寄せられています。
下記のポイントなどを参考に、安全な利用を心がけましょう。
○立ち止まって利用しましょう。
歩いたり前の人を抜かしたりするときに足をふみはずして転倒したり、
他者に接触して転倒させる可能性があります。
○黄色い線の内側に立って利用しましょう。
黄色い線の上に立つと、靴などが巻き込まれ、転倒のおそれがあります。
○衣類や持ち物などがエスカレーターの隙間に巻き込まれないよう注意しましょう。
かばん、衣類の裾、靴ひもやキーホルダーなどはエスカレーターの隙間に巻き込まれやすく、
転倒につながるおそれがあります。
○手すりをしっかりつかんで利用しましょう。
手すりにつかまらず利用すると、エスカレーターが思わぬ原因で急停止した場合などに、
バランスを崩し転倒のおそれが高まります。
○ベビーカー、カート、車いす、台車などはエレベーターを利用しましょう。
大きな荷物などと共に利用するとバランスを崩し自身が転倒するだけではなく、
荷物を落下させて周囲の方のけがや転倒につながるなど事故のおそれがあります。
○印や看板で進行方向を確認し誤進入しないように注意しましょう。
エスカレーターの進行方向のサイン表示などを確認し利用しましょう。
エスカレーターの床や手すりなどに進行方向のサインがあります。