垂直型太陽光発電設備の導入について
北海道企業局では、温室効果ガスの排出を削減するため再生可能エネルギーの導入拡大に取り組んでいます。その取り組みの一つとして、令和7年3月に自家消費型の垂直型太陽光発電設備を夕張川発電管理事務所に実証導入しました。
○導入の利点
・一般的な傾斜型に比べてパネルが雪に覆われにくいため、北海道のような積雪地域においても安定した発電が可能
・都市部や住宅地など設置スペースが少ない場所でも設置可能
○導入にあたっての課題
・垂直型パネルは強風の影響を受けやすいため、強風への耐久性を有する構造とする必要があり、導入コストが割高
【今回、導入した製品の利点】
パネルの両面で発電することができます。一般的な太陽光発電設備は南向きに設置しますが、垂直型の特性を活かし東西から朝日と夕日を効率よく取り入れる事ができる角度(【平面図】参照)で設置しました。そのため時間別発電電力量(例)のグラフを見ると、赤丸で囲んでいる朝と夕方の時間帯で多く発電できる傾向があります。
夕張川発電管理事務所の太陽光発電設備について

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