令和4年度明るい選挙まんがコンクール審査結果

平成28年に18歳から投票ができるようになり、選挙がより身近なものとなった高校生や大学生等の政治や選挙への関心を高めるため、道内の高校生や大学生等から明るい選挙をすすめる「まんが」を募集した結果、18作品の応募がありました。
 

審査の結果、次のとおり特選1点、委員長特別賞1点、優秀賞3点、入選5点を決定しました。

特選

大山 夕杏さんの作品

01_大山夕杏 (JPG 1.1MB)

【作品の感想】

・選挙制度の説明が具体的でわかりやすいことに加え、ストーリーに独創性があると感じた。また、イラストについても、細かな絵が挿入されるなど丁寧に書かれており、マンガとしての構成も見やすく工夫されていると思った。
・起承転結が非常に明確だった。特に投票で未来を創るという結論はインパクトがある。不在者投票や期日前投票についてもわかりやすく記載されているので、投票参加を促す内容になっている。
・最初は友達同士の期日前投票についての会話かと思わせながら、実は同性愛の関係にあることが明らかにされ、そして同性婚がどう位置づけられるかも選挙と結びついていることが示されていると言う構成の巧みさが出色であった。

委員長特別賞

北海道芸術高等学校2年 平間 愛里 さんの作品

02_平間愛里 (JPG 874KB)

【作品の感想】

・シンプルなイラスト、わかりやすいコマ割りである分、登場キャラクターの豊かな表情が際立っている作品だと感じた。また、ストーリーも、しっかりと起承転結があるだけでなく、若者の目線に立った内容になっており、1ページという限られたスペースの中で、伝えたいメッセージがもっとも端的に表現されている作品だと感じた。
・読んだときに知識がスムーズに入ってくる作品だった。
・絵も見やすいが、スマホを使って候補者情報にアクセスできることを説明しており、独自性の面で優れていたように思う。

優秀賞

北海道芸術高等学校2年 半田 梨紗 さんの作品

03_半田梨紗 (JPG 715KB)

【作品の感想】

・選挙制度についてよく調べており、シンブルな絵柄で要点をよく捉えて説明をしている。読み手に対して政治参加の必要性を簡潔に説明しているほか、投票参加を促すものであり、投票箱が読み手に語りかけているところに独創性を感じる。

北海道教育大学札幌校1年 松尾 みう さんの作品 

04_松尾みう (JPG 1.09MB)

【作品の感想】

・若者世代の現実的な実態や悩み等が表現されており、投票を促す制度の説明が理解しやすく描かれている。また、投票することの重要性、権利について、登場人物はもちろん、読み手に伝わるように描いている。絵についてもインパクトがある。

北海道芸術高等学校2年 長谷川 桜 さんの作品

05_長谷川桜 (JPG 927KB)

【作品の感想】

・伝えたい内容を絞り込み、わかりやすく明確に表現している。

入選

北海道芸術高等学校2年 五十嵐 優汰 さんの作品

06_五十嵐優汰 (JPG 795KB)

北海道芸術高等学校2年 井原 拓哉 さんの作品

07_井原拓哉 (JPG 629KB)

北海道芸術高等学校2年 津越 瑠唯 さんの作品

08_津越瑠唯 (JPG 784KB)

北海道芸術高等学校2年 佐藤 茉緒 さんの作品

09_佐藤茉緒 (JPG 582KB)

北海道芸術高等学校2年 名和 美優 さんの作品

10_名和美優 (JPG 742KB)

応募作品全体を通して

・どの作品も、選挙制度についてよく調べて作成されているだけでなく、どのように表現すれば、同世代の若者に対して、より効果的に訴えることができるか、よく考えられている作品ばかりだった。
・メリハリがついた構図でわかりやすい。インパクトが強い作品が多いように感じた。
・全体的に選挙の大切さや投票参加を促すメッセージ性は高いものであるという印象だった。特に期日前投票や不在者投票についてよく調べられている作品が多く見受けられ、投票制度に関する関心が少しずつ高まってきているように感じた。
・どの作品も複雑な選挙制度の理解に努めながら、工夫を凝らし、マンガとして表現している。
 


作品を応募いただき、ありがとうございました!!

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