よくあるご質問

受験資格

A区分、B区分、C区分の違いは何ですか?

A区分、B区分、C区分では、受験できる年齢が異なります。(試験実施の翌年度の4月1日現在の年齢)
・A区分(22歳~30歳)
・B区分(18歳~21歳)
・C区分(31歳~60歳)
※総合土木A、建築Aについては、21歳以下でも、高等専門学校、短期大学等を卒業した方(卒業見込みの方)は受験することができます。
※就職氷河期世代を対象としたC区分(経験不問枠)は、昭和45年4月2日~昭和61年4月1日までに生まれた方が対象となります。

どのような人材を求めていますか?

道が求めるのは、次に掲げる人材です。

  • 公務への目的意識をもち、多くの人と力を合わせて、粘り強く仕事をやり遂げる人材
  • 幅広い視野をもち、主体的に課題をたてて、困難に立ち向かえる人材
  • 常に改革マインドをもち、チャレンジ精神と行動力のある人材

C区分では、これに加え、民間企業等での多様な経験・実績に基づく柔軟な発想や企画力を道の政策形成や学校事務の効率化に活かし、即戦力として働いてくれる人材を求めています。
※C区分(経験不問枠)については、この限りではありません。

学歴、年齢、出身地や性別などにより有利、不利はありますか?

採用試験において、学歴、年齢、出身地や性別などによる有利、不利はありません。

学歴による受験資格要件はありますか?

普及職員(農業)、普及職員(水産)については、学歴要件があります。
また、試験実施の翌年度の4月1日現在の年齢が21歳以下の方が、A区分を受験する場合、所定の要件を満たす必要があります。
いずれの要件についても、詳細は、総合案内をご確認ください。

日本国籍がありませんが、受験できますか?

普及職員(農業)、普及職員(水産)は受験可能です。
その他の試験区分では、日本国籍を有しない方は受験することができません。

C区分試験の受験資格はどのようになりますか?

受験資格は次のとおりです。

【C区分】
・試験実施年度の翌年度の4月1日時点の年齢が31歳以上60歳以下の方
・学校卒業後の民間企業等における職務経験が5年以上※の方
※一つの法人等に平均して週20時間以上の就業(又はボランティア勤務)を6か月以上継続した期間の合計を指します。

《参考》対象となる職務経験は次のとおりです。
対象 対象外
・民間企業正規職員(フルタイム勤務)
・派遣職員
・アルバイト、パート
・NPO職員
・国、地方自治体職員(任期付職員を含む)
・ボランディア(証明可能なもの※)
・自営業
・左記のうち、週20時間未満のもの
・左記のうち、6か月以上継続していないもの

※JICAボランティア(青年海外協力隊)など継続して行うもので、証明可能なものに限ります。
受験資格の詳細については、試験公告時に配布する「試験案内」を確認願います。

【C区分(経験不問枠)】
・昭和45年(1970年)4月2日から昭和61年(1986年)4月1日までに生まれた方
※職務経験の有無は問いません。

C区分について、在学中の職歴は職務経験に含まれますか?

大学の夜間部や高校の定時制、通信制などに在学していた期間の職歴であれば含まれます。
日中に開校している大学等や全日制の高校の在学期間は、学業を主とした期間であるため、その期間の職務は含まれません。

C区分(経験不問枠)は、職務経験がある方が有利ですか?

職務経験の有無は評定の対象ではありません。そのため、職務経験の有無による有利・不利はありません。

申込み(エントリー)

エントリーシートとはどういうものですか?

エントリーシートは、試験区分、試験地、氏名、住所などの事項を採用試験の受験申込みの際に電子申請により提出するものです。

面接カードとはどのようなものですか。

面接カードは、エントリーシートに記載する内容のほか、志望理由などを記載いただき、1次試験当日に持参、提出いただくものです。
なお、面接カードは、面接時の参考資料として活用します(内容で合否を判断することはありません。)。

試験区分(職種)の複数受験は可能ですか?

原則として、それぞれの受験資格を満たし、試験日程が異なる場合は可能です。
試験日程が同一の場合の併願はできませんので、いずれかを選択してください。

《例》
一般行政A(第1回)【試験日5/12】と一般行政A(第2回)【試験日9/29】 併願可
一般行政A(第1回)【試験日5/12】と教育行政A(第1回)【試験日5/12】 併願不可

なお、試験日程は異なりますが、次の試験の併願はできませんので、ご注意ください。
・総合土木A(専門試験口述型)(第1回)と総合土木A
・普及職員(農業)A(専門試験口述型)(第1回)と普及職員(農業)A

C区分(経験不問枠)とC区分を両方申し込むことは可能ですか?

C区分(経験不問枠)の受験資格とC区分の受験資格の両方を満たす場合は、可能です。

タブレット端末・スマートフォンでの申込みは可能ですか?

可能です。ただし、基本ソフトフェアがiOS、Androidのデバイスに限ります。

試験制度・内容

筆記試験の種類や、問題レベルは、どのくらいですか?

各筆記試験種目
種目 対象(区分) 内容
職務基礎力試験 A区分
C区分(事務系)
基礎的な職務能力を判定する試験で、論理力や理解力等を問う問題を出題します。難易度は大学卒業程度です。
教養試験 B区分 職務に必要な一般知識及び知能についての試験です。難易度は高校卒業程度です。
専門試験 ABC区分共通 一般行政A(専門試験型)や技術系の各試験区分に応じた、職務に必要な専門的知識についての試験です。
小論文試験 A区分 文章による表現力、理解力・論理的思考力などについての試験です。
作文試験 B区分 課題に対する理解力、文章による表現力などについての試験です。

面接試験ではどのようなことを聞かれ、どのようなことに注意すれば良いですか?

公平・公正な試験の実施を図るため、具体的な質問内容は公開しませんが、面接試験で確認するのは、道が求める人材像と合致しているかという点です。
受験者と面接官は初対面ですので面接練習などで用意された言葉だけでは、ご自身の強みや経験はなかなか伝わりにくいところがあります。
面接試験が自分のアピールの場となるよう、普段の姿でリラックスして望んでください。

専門試験口述型と他の技術系A区分との試験内容の違いはどのようなものですか?

専門試験口述型では、筆記による専門試験に替えて、専門性の確認のための個別面接を実施します。
専門性の確認のための個別面接では、受験者によるプレゼンテーションや、面接官との質疑応答を行うことで、専門性の有無を判定することとしています。
なお、1次試験において、プレゼンテーションで使用する資料(専門性確認シート)を作成していただき、質疑応答の参考としています。

1次試験に合格したのですが、1次試験の成績が悪かった場合は、最終合格は難しいのでしょうか?

最終合格者は、筆記試験及び口述試験の結果を総合して決定します。
このため、2次試験の結果によって順位は変動しますので、仮に1次試験の結果が下位だったとしても合格者となる可能性はあります。

各試験の合格者の基準と正答率を教えてください。

北海道行政職員等採用試験合格者の決定方法及び合格者の平均点については、こちらをご覧ください。
正答率については、公表していません。

昨年度の試験実施状況(申込者数、倍率等)を教えてください。

採用

最終合格の通知が届いた後はどのような手続きがありますか?

最終合格された方は採用候補者となり、「採用候補者名簿」に登載されます。
各任命権者(知事部局・教育委員会・警察本部・企業局 ) から、 採用希望の意思確認を行うための意向調査書が送付され、これに回答していただきます。

試験に合格したとしても、採用されないことはありますか?

最終合格者の数は、退職者数の見込などを基に決定していますので、状況によっては採用されない場合もあります。

配属・職務内容

一般行政で最終合格した場合、教育委員会に配属になることはありますか?

教育委員会に配属になることはありません。
教育委員会を希望する方は一般行政ではなく、教育行政を受験してください。
また、公立小中学校への配属を希望の方は、公立小中学校事務を受験していただくことになりますので御注意ください。

公立小中学校事務の採用後の配属先や職務内容はどのようなものでしょうか?

小中学校事務職員は、市町村立小中学校及び義務教育学校(札幌市を除く)に配属され、児童生徒や先生が安心して授業に専念できる環境づくりのため、教材・備品などの購入、学校職員の給与や旅費に関する業務を行います。身分は、その学校が属する市町村の職員となります。

警察というと、警察官の職場というイメージがありますが、警察行政職員は警察官と比較してどのような違いがあるのですか?

警察官は事件・事故が起こった時、いち早く現場に駆けつけ、解決を図る仕事ですが、警察行政職員は、警察官と連携し、警察活動を行う上で必要な装備品の調達、警察車両の管理、警察施設の建設、人事や組織管理、会計や給与、情報処理、福利厚生などの事務に従事し、北海道の治安維持を担っています。
なお、警察行政職員は警察職員全体の1割程度です。

農業と普及職員(農業)の仕事には、どのような違いがありますか?

農業で採用された場合は、主に北海道の農業の振興や食の安全・安心に携わる政策の推進等の業務に従事します。
普及職員(農業)で採用された場合は、普及指導員資格(国家資格)を有した道職員の指導の下、直接農家などに出向き、生産技術の指導や各種講習会を行うなど、農業生産に関わる業務に従事します。
なお、普及職員として採用後2年を経過した時点で国家資格である「普及指導員」資格試験を受験できますので、当該資格を取得し、普及指導員として農業の普及指導業務に従事します。

水産と普及職員(水産)の仕事には、どのような違いがありますか?

水産で採用された場合は、漁業の許認可や栽培漁業の推進などによる水産資源の保護と増大、金融支援などを通じた漁業経営の安定化、漁港や漁場の整備に関する業務に従事します。
普及職員(水産)で採用された場合は、水産業普及指導員資格(国家資格)を有した道職員の下、漁業者と直接接し、実践的な活動を通じて増養殖や資源管理等に関する技術や知識の普及を行います。
なお、普及職員として採用後2年を経過した時点で国家資格である 「水産業普及指導員」資格試験を受験できますので、当該資格を取得し、水産業普及指導員として水産業の普及指導業務に従事します。

本庁と(総合)振興局との仕事の違いはありますか?

本庁では、北海道全体を方向付ける政策の企画・立案、条例の制定、国との調整事務などの仕事をしています。
(総合) 振興局では、 地域のサポーター役や牽引役、そして地域での人と人をつなげるコーディネーター役として、地域の実情に応じた仕事をしています。

入庁後、人事異動や職務に関する希望は出せますか?

道では、専門性の高い人材の育成、地域重視の人事配置、女性職員の活躍促進やワークライフバランスの推進を図る観点から、人事異動に関する希望のほか、自らのキャリアプラン、ワークライフバランスに関する考え方等の申告を通じ、適材適所の人事配置、職員のキャリア形成支援等を実施しています。

ホームグラウンド人事制度とはどのようなものですか?

より地域に密着した行政を進める観点から、職員の申出などを踏まえ、職員が生まれ育った地域や勤務したことがある地域など、関わりの深い振興局を「ホームグラウンド振興局」として、その振興局を拠点に人事配置に努める制度のことです。

福利厚生

福利厚生について教えてください。

職員向けの研修はどのようなものがありますか?

研修の種類は大きく分けて2つに分かれており、「階層別研修」と「能力開発研修」があります。
階層別研修は、新規採用職員研修のほか、主事から主任になった時など、階級が昇任するごとに受講します。
また、能力開発研修では、自分で研鑽したい分野を選択して受講することができ、一定期間、国の機関や市町村、民間企業など道以外で働き、得た知識を道行政に活かす派遣研修もあります。
北海道警察(警察行政)の研修は、警察学校での研修を中心に、職務に必要な知識及び技能が学べる研修制度が充実しています。
なお、各研修の概要等は、北海道人事委員会事務局任用課のホームページ及び北海道警察のホームページに掲載しています。

その他

筆記試験の際の服装はどのようにすればいいですか?

服装は自由ですので、スーツや制服ではなくても結構です。温度調節のできる、過ごしやすい服装で受験して下さい。

学芸員など採用試験の試験区分以外の職種の採用はありますか?

採用試験を実施する試験区分以外の職種については、欠員の状況に応じて各部署において募集していますので、本年度の採用の有無については直接担当部署(例えば、道立美術館の学芸員であれば北海道教育庁又は近代美術館)にお問い合わせください。

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