向陽学院とは
向陽学院は、児童福祉法第44条に基づいて北海道が設置している児童福祉施設(児童自立支援施設)で、不良行為をなし、又はなすおそれのある児童及び家庭環境その他の環境上の理由により生活指導などを要する児童を入所させ、個々の児童の状況に応じて必要な指導を行い、その自立を支援することを目的としています。
当学院は女子のみを対象としており、児童は、野幌原始林に囲まれた豊かな自然環境のもとで生活し、社会への自立に向けた準備をしています。
基本理念
- 児童は、その権利を擁護され、健康で文化的な生活、成長、適切な教育を保障される。
- 職員は、共生共育する大人として存在する。ケアワークの専門性を高め、自立支援の実践と研究を推進する。
- 施設は、地域社会の一員として存在し、地域社会へ貢献する。また、関係機関との連携や相互理解に努める。
基本方針
- 子どもを権利行使の主体として、その人格を尊重し、合意と人とのかかわりを基本とした支援を実施する。
- 安全、安心な生活環境を提供し、回復を目指した支援、ライフサイクルを見通した継続的な支援を実施する。
- 学校教育との連携と協働
- 家庭、関係機関との連携
- 地域社会との連携と貢献
児童定員
女子48名
建物の構造等
- 敷地面積/101,970平方メートル
- (本館)RC2階建/1,377平方メートル
- (体育館)鉄骨造/621.01平方メートル
- (寮舎)RC平屋建/299.86平方メートル×4寮
入所について
当学院への入所については、お近くの児童相談所へご相談ください。
児童相談所において、相談のあった児童について必要な調査や面接を行い、入所の可否を決定します。