山菜採りによる遭難に注意!!
道内では、山菜採りによる遭難が続発しており、4月以降5名が死亡するとともに、4名が行方不明となっております。
山菜採り遭難の防止について
今年、春の山菜採りで遭難した56人のうち、51人が60歳以上で、約7割の人は方向を見失って遭難しています。
また、遭難者の多くは携帯電話を持たずに入山しており、携帯電話の位置情報から居場所を絞り込むことができません。
遭難を防ぐためには、通信・通報のための手段(携帯電話、ホイッスル)を持参するとともに、次の点に注意してください。
◇ 家族に行き先と帰宅時間を知らせる。
◇ 単独行動は避け、複数で行動する。
◇ 軽装での入山は危険、防寒着を装備する。
令和3年度山菜採り遭難発生状況(6月末現在)
発生件数 | 遭難者数 | 死者 | 行方不明者 |
56件 | 61名 | 5名 | 4名 |
※例年、遭難件数及び遭難者数の8割強が4~6月に集中!
秋のキノコ採りでの注意事項!
キノコ採りのため、単独で入山した高齢者が道迷いにより行方不明になる事故が発生しています。楽しいキノコ採りが不幸な事故につながらないよう、事故を防止するために次の注意事項を守りましょう。
道に迷ってしまったら
- むやみに歩かず、風雨が避けられる場所で救助を待ちましょう。
- 高い音が出る物(ホイッスル)や携帯電話で自分の位置を捜索隊に知らせましょう。
ホイッスルは、万が一のための命綱
ホイッスルは、音が遠くまで届き、捜索隊に自分の居場所を知らせることができるので、早期発見につながり自分の命を守ることができます。
ヒグマへの注意について
登山途中にヒグマに遭遇する事例が報告されています。
下記のリンクについても、ご確認ください。
ヒグマによる人身被害を防ぐために (環境生活部自然環境課のページ)
ヒグマ出没情報 (環境生活部自然環境課のページ)