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最終更新日:2013年7月23日(火)


高山植物を守ろう



  高山植物を守ろう  



 check! 山に入る前に考えてみて下さい



 高山植物とは・・・
  ふつうは標高が高く、涼しい山の上で生育する植物を高山植物と呼びますが、
  北海道では気温が低いため、平地や海岸の近くでも高山植物が見られます。
  高山植物は、風雪に耐えるために丈が低かったり、花がいっせいに咲くなどの
  特徴を持っています。
  その姿は、山の峰々とともに、美しい自然の風景となっています。




 北海道の高山植物は・・・
    「みなさんの気配りを!」 
 
  北海道は貴重な高山植物の宝庫です。 しかし、
   1.株ごと持ち出す盗掘や、
   2.登山の記念に「つい、ひと株」といった摘み取りや、
   3.登山道から外れて「うっかり、ひと踏み」
  といったことで、高山植物は数を減らしています。
  また、
休憩で腰を下ろす時には、草花を押しつぶしていないか、
  気配りをお願いします。  

 厳しい環境のもとで生きている高山植物は回復が大変困難なのです!


山頂の写真

高山植物を折ったり、採ったりしないで下さい!

場所 盗掘された植物名 備考
H8  日高山脈襟裳国定公園内
 アポイ岳
 アポイカラマツ
 アポイキンバイなど
 容疑者1名 書類送検
H8  大雪山国立公園黒岳   ウメバチソウ
 タカネスズメノヒエなど
 容疑者 書類送検 
H9  日高山脈襟裳国定公園内
 アポイ岳
 ヒダカソウ  容疑者4名 書類送検
H9  富良野芦別道立自然公園
 夕張岳
 ユウバリコザクラ
 ユウバリソウなど
 容疑者3名 書類送検
H10  白滝村山林内  イワウメ
 チングルマ
 容疑者2名書類送検
H11  富良野芦別道立自然公園
 夕張岳
 ハクサンスゲ
 ミヤマクロスゲなど
 容疑者 書類送検

 (1) 花を持ち去ることは、自然公園法や森林法等に違反する犯罪です。
 
(2) 自然公園や自然環境保全地域などでは、監視員や警察、
    民間の方々が盗掘防止パトロールを
しています。 
    採取などが発見された場合は、検挙・書類送検されます。
 
(3)  とるのは写真・持ち帰るのは思い出だけ。
    高山植物はモラルとマナーを守って楽しみましょう。



 北海道の高山植物保護対策

  北海道では貴重な高山植物を盗掘から守り、将来に引き継ぐために、
  さまざまな取り組みをしています。

   
北海道がこれまでに実施してきた主な高山植物保護対策
     ●自然保護監視員や民間団体による監視活動
     ●高山植物盗掘防止キャンペーンの実施
     ●北海道警察・地元関係機関・民間団体等と連携した監視パトロール
     ●パンフレット「高山植物を守るために」の配布
     ●
監視小屋の設置や登山道の整備
     ●北海道生物の多様性の保全等に関する条例
の制定


 
礼文島に設置した監視小屋
   礼文島に設置した監視小屋の写真   


  レブンアツモリソウ(礼文島)での生育状況調査 (調査区:2m×2mを3個所)

  レブンアツモリソウでの生育状況調査グラフ

   ●開花個体の減少は、盗掘も一因と予想されます。
   調査地以外には、わずかな群落しか存在しません。


ヒダカソウ(アポイ岳)での生育状況調査 (調査区:8m×8m、個体数の単位:株)

  ヒダカソウの生育状況調査グラフ



   H4からH9までの間に、高さ5cm未満の個体に比べ、開花個体や
     高さ10cm以上の大型個体の減少が著しいのは、盗掘も一因と予想されます。
   ●開花個体の減少は種の供給を減らし、群落の衰退を招くを予想されます。


 みんなで守ろう

   美しい高山植物はみんなの宝物です。将来にわたって楽しめるためには、
   皆さん一人ひとりの心がけが大切です。

           


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